とある廃線廃駅

絵とか動画とかゲームとか作っていくマルチな感じの何か。鉄道関係ありません。

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秘められたる音に

 ベートーヴェンとか借りてきて聴いてみたりした。
かの名曲と名高い交響曲第五番、運命である。
まぁ俺ギター部だったので、クラシックとかあんまし聴かんし、よく分からんのけど
あの ダダダダーンの旋律をふと聴きたくなって借りてみたんだ。
ついでにどんだけ違うのか確かめてみようと、指揮者の違う2枚の「運命」を借りた。


 聴き終わってまずはじめに思ったのが、有名なあの部分ってほんのちょっとじゃん!
ということ。
というか以外と長くて、そんでキャッチャーな部分は第一楽章だけで
あとはゆったりとしたメロディーが続いてゆくだけのように感じられたので、
正直な話、ベートーベンの本当の良さというものは俺にはよく分からなかった。
だがしかし、あの曲が後世に残り、これほど有名になっているからには
今の俺にはまだ未知のすばらしさがあの曲の中には潜んでいるのだろうと思う。



 高尚な芸術と一般的にいわれているものの中には、俺にはよく分からないものも多い。
それはたぶん時代背景とか作者の境遇とか、歴史的にどういう意味があるのかとか
そういった観点から見た時に初めて価値あるものと分かるからだと思うのだ。
それは教養のある人にしか分からない。だから、芸術を理解する=教養があると言われるのかも知れない。そうそう、ヨーロッパで芸術を解することが一般教養とされてた時代があったような。おぼろげだけども。

 例えば、デュシャンという芸術家が、展示会で「泉」と題して便器を出品したことがあったという。
これ事情を知らない人から見たらなんかのギャグかと思われそうだけども、
そこには既成の芸術観・美術観やらをひっくりかえした「なにを持って芸術とすべきか」
という問題提起が潜んでいたからこそ、芸術品としての価値が認められたといわれてるらしい。実際その展示会ではピカソを押さえて1位に選ばれたそうだ。



 逆に言えば、こっちから働きかけないと理解できないモノじゃないモノは、
わかりやすく、大衆的なものだということになる。
ベートーヴェンを聴いた後に電波ソングを聴いてみるとはっきりと違いが分かる。
余計なバイアスをかけずに判断したら、今の俺にはよく分からないベートーベンよりも明らか電波ソングの方が聴いていて楽しい。

 わかりやすい作品とわかりにくい作品は、どちらもそれなりに利点があるものだ。
別にどっちが正で誤でってわけじゃなくて。
電波ソングやアニメを見て聴いてヒャッハー!ってなるのはマジ楽しいが、
一方でモナリザに隠された意図を推測したりもののあはれを感じてみたりするのも
なんともまぁ不思議な魅力があってワクワクするものだ。


もっと勉強して理解できるようになろうと思いました。まる。

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ベートーベンは交響曲第6番「田園」が好きです。

篠原様の記事は何かこう・・思わず考えさせられるようなものが多いなぁと思いました。
そういう意味ではベートーベンの交響曲やモナリザのような面白さに
近い物がある気がします^^

芸術を解する事が一般教養とされる時代といえば、ちょうどベートーベンや
モーツァルトなど古典派と言われる音楽家が活躍した時期を思い浮かべますw
芸術復興期たるルネサンスを経て、芸術を庇護する事が資産家や
貴族の嗜みとされたのが確かこの時代だったような・・

2010/11/20(土) 午後 4:06 [ iguseu ] 返信する

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