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簓(ささら)
日常のあれこれを、ささら・さらさら‥と。

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All My Relations

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All My Relations(ミタクェ・オヤシン)〜
ネイティブアメリカン、ラコタ族のことばだそうだ。


この言葉を初めて聞いたのは、ネイティブアメリカンフルート奏者、
マーク アキクサ(MarkAkixa)さんのライブでのこと。
  
  ※ブログ「シャロンの薔薇」〜マーク・アキクサの世界〜

ネイティブアメリカンの人々には宗教ということばはなく、
すべての存在の創造主である精霊(グレイト・スピリット)を敬い、
信仰心を持っている。ミタクェ・オヤシンは、自然界に存在するもの
すべてが、それぞれにつながりを持ちながら、調和して生きていく
という彼らの精神性を象徴することばのようだ。


キリスト教の教理とは異なるところがあるが、All My Relations
私につながるすべてのものへ という呼びかけには、宗教観を
超越して、共感するものがある。


マーク アキクサさんの奏でるフルートの音は、一瞬に緊張の糸を
ほぐすと言ってよいほど、甘くやさしい。一方、自然界が響き合う
力強さもある。たとえば滑空する大鷲、雲を動かし木々を揺らす風、
大地を射し通す光の矢‥。さながら壮大な宇宙のシンフォニーだ。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 
この夏、敬愛する兄が一人静かに天に召された。
一週間前の誕生日、お祝いのカードに添えた8月に会いに行くね」
という言葉が最後のメッセージとなった。


長く苦しい闘病生活から解放された、美しい顔の兄を見て、
会葬者たちは口々に、「おつかれさま」と語りかけていた。
底抜けに明るく、ひょうきん者だった兄にふさわしい、笑い声の
絶えない葬儀だったことを、本人が一番喜んでいるだろう。
こんなに多くの方が兄を偲んで駆けつけてくれたのだから。
「よかったね、おにいちゃん!」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ふと、All My Relationsということばが浮かんできた。
「私につながる すべてのものへ」


賑やかなことが大好きだった兄の、望み通りのエンディングに
なったような気がして、なんだかとても嬉しかった。


今はまだ喪失感の途上…。
心を整理すべく、マーク アキクサさんのCDに耳を澄ませている。

この記事に

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    しおんさん こんばんは。

    敬愛されるお兄様が 安らかな眠りにつかれますように
    心より お祈り申し上げます。



    過去記事も読ませて頂き マーク・アキクサさんのフルートの音楽 you tubeで聴いてみました。
    とても 郷愁を誘う深い音ですね。
    あとで じっくり聴いてみたいと思います。

    「自然界に存在するものすべてが、それぞれにつながりを持ちながら、調和して生きていく」
    そのような精神性は 日本にも 古来より存在するように思い 興味深く拝読しました。
    人間と自然の根源的なかかわりを思う時
    そのすべてをつかさどっている!? 宇宙 あるいは
    おおいなるものに わたしもまた 畏敬の念を覚えます。そういった感覚は 国や宗教を超えたところにあるものかもしれないなと しおんさんの記事を読んで
    思いました。
    All My Rerations・・・意味深い言葉を 教えて頂きました。ありがとうございます。

    [ おり-ぶ ]

    2017/8/13(日) 午後 7:03

    返信する
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    > おり-ぶさん

    兄のこと、お祈りに覚えていただき感謝です。
    覚悟はしていましたが、四本柱の一角が欠けるのは
    淋しいですね。今は静かに時が過ぎるのを待ちたいと
    思っています。

    今まで4回ほど、マークさんの生演奏を聴きましたが、
    独特のオーラに包み込まれる感じです。
    ホピ族やラコタ族の詩の朗読や、ユーモアに富んだMCが
    魅力的で、何度でも足を運びたくなるアーティスト。
    時間がある時、ぜひゆっくりその調べを聴いてみてね。
    All My Relations‥ 共感していただき嬉しいです。

    しおん

    2017/8/13(日) 午後 10:05

    返信する
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    しおんさんがご家族で、お兄さまのお見舞いに行かれたお話を日記にあげられていたのを何度か読んだ覚えがあります。
    「笑い声の絶えない葬儀だった…」と、しおんさんの読み手に対して明るく振る舞われるのを心に想い、なお、無念さを察します。「私につながる すべてのもの」のご家族の皆さまに、お悔やみ申し上げます。
    こちらも先ほど、この春亡くなった同級生を「皆で迎えに盆踊りに行こう!」と志摩の旧友からお誘いの電話がありました。同級生が亡くなる年齢になったとか、終戦記念日とか、いろいろな生き死にを考える暑いお盆の一日であります。しおんさんも、残暑には気を付けて!

    苦い辛い

    2017/8/14(月) 午前 10:28

    返信する
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    > 苦い辛いさん

    何よりの慰めの言葉をありがとうございます。
    10年以上に渡る長い闘病生活でした。天性のものでしょうが、
    苦しい中でも人をもてなすサービス精神は、学ばねば
    ならないところでもあります。兄と関わった人は皆、
    交わした会話の楽しさを、けっして忘れないと思います。
    大人たちが笑いながら兄を回想する中、9歳、5歳の孫娘が、
    ハンカチを目に当てて泣いているのが好対照でした。
    彼女たちにとってもジョークを言い合える、大好きな
    おじいちゃんだったのでしょうね。

    「〇〇院 慈温 〇〇居士」の戒名をいただきました。
    偶然にも、慈温=zion(しおん)の字が入っていて、
    この字を選んでくださったご住職さんに感謝しています。
    そろそろ“いのちの終わり方”についても考えなければ
    ならないポスト団塊世代。生きとし生けるものとの
    つながりを大事にしながら、過ごしていきたいですね。
    苦い辛いさんも、残暑の対策を充分にね!

    しおん

    2017/8/14(月) 午前 11:53

    返信する

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