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林芙美子が「鶴の笛」という童話を遺している。

とても素敵な話だ。

ネット上で全文が公開されているので、一部を引用させていただく。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000291/files/24372_18920.html

「昔、ききんのつづいた年がありました。その村には鶴が大変たくさんいまし
た。鶴たちは毎日、たべものを探して歩きましたけれど、どこにもたべものが
ないので、気の早い鶴はみんな旅仕度をして遠くへ飛んでゆきました。

すると、足の悪い鶴と、そのお嫁さんだけが、その村へのこることになりまし
た。足の悪い鶴は、みんなのいなくなったさびしい沼地のふちの葦のしげった
ところに立ってみんなが飛びたって行った空をみていました。

ある日、鶴のお嫁さんは水ぎわのなかを、一生懸命くちばしでたべものを探し
ていました。小魚でも一ぴきぐらいいないかしら、どじょうでもいい、もう、
今朝はさすがにふらふらになって一生懸命、あっちこっち探していました。朝
陽がきらきら光って広い空に浮雲が一つ西の方へゆるく流れてゆきます。若木
の林のなかは、ところまだらに陽の光が煙っていて美しい景色でした。

すると、しばらくして、何ともいえない美しい笛の音色がきこえました。お
や、何だろうと思いました。いままでおなかのすいていたお嫁さんの鶴は、
ふっとおなかのくちくなるような気がして、その美しい笛の音色をきいていま
した。

そおっと笛の音のする方へ歩いてゆきますと、足の悪い鶴が横笛を吹いていま
した。

(中略)
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笛の音色があまりきれいなので、おなかのすいた二羽の鶴はいままで食べるこ
とばかり考えて、いつもくよくよしていたことが馬鹿々々しくなりました。

(中略)

 「ねえ、わたしは、笛の音色をきいていると、こんなみじめな年ばかりじゃ
なく、いまに、とても豊年のつづくいい年も来るような希望が出来て、すこし
もがっかりしなくなりました。今日はすこし、ちょっと遠くまでお魚をさがし
て来ますから、時々、その笛を吹いて下さいね。」

お嫁さんの鶴がいいました。

「ああいとも、けがをしないように行っておいで。」

お嫁さんの鶴はすぐ飛び立って行きました。しばらくすると、小さい沼のとこ
ろへ来ました。沼の上に時々水しぶきがしています。おや何だろうとねらいを
つけて飛びおりると、いままで見たこともないたくさんの小魚が群をなしてい
るところがありました。

(中略)

お嫁さんの鶴は胸がどきどきしてその魚をとりました。さっそく、おみやげを
つくって笛の音色の方へ旅立ちますと、西の方から、子供の鶴を三羽もつれた
夫婦の鶴にあいました。

(中略)

さっそく、さっきとってきた魚を夕食に出して、旅づかれのした、おなかのす
いている鶴たちに食べさせてやりました。

足の悪い鶴も、お嫁さん鶴も、ほんの少したべたきりで、

「遠慮しないでおあがりなさい。たくさん食べて元気を出して行って下さ
い。」

と、しきりにすすめましたので、鶴の親子は涙ぐんでしまいました。たったこ
の間までは、みんなたべものをかくしあって、自分たちのことばかり考えてい
た鶴たちは、よるとさわるとたべもののけんかで、なかではおたがいにだまし
たり、きずつけあったりして、血なまぐさいことばかりで、鶴たちは、食べも
のの事といっしょに精神的な心配で、今日はたのしいという日は一日だってあ
りませんでした。

みんな、がやがやと群をなして、弱いものをおびやかしては、少しのたべもの
もとりあげて強いものがいばっているのです。

鶴の子供たちも、自然に気持がすさんで、おとなの悪いところばかりまねるよ
うになって、きたない言葉づかいで、けんかばかりしていたのです。あんまり
ききんがつづいたので、みんな村をすてて行ってしまいましたけれど、いまは
かえって、以前より平和になり、七羽の鶴は、どんなことがあっても、のぞみ
をすてないで、ここで元気に働いて暮しましょうと話しあいました。

(中略)



やがて、金色の空から、一羽二羽、三羽四羽、村をすてていった鶴たちが笛の
音色にさそわれてもどって来ました。

「誰もいばらないで、みんなでわけあって食べあう気持ならばかえっていらっ
しやい。」

足の悪い鶴が申しました。

かえって来た鶴たちはよろこんで涙を流しました。

それからは、みんなで働きに行って、みんな仲よくわけあって食べました。―
―にぎやかな美しい鶴の国はいまもどこかにあるのでしょうか‥‥。

きれいなこころがいつもいい、
まずしくてもこころはゆたか、
みんなでわけあって、
みんなで働いて、
いつもきれいなこころで、
みんな愛しあってゆきましょう。

(後略)


私たちは、日本という国をどのような国にしてゆくべきなのだろうか。

人心もすさぶ「奪い合う社会」を目指すのか、それとも、富裕ではなくても
「分かち合う社会」、「愛し合う社会」を目指すのか。

2014年の年頭に際して、改めて、根源的な問いかけを自分自身に振り向け
てゆきたい。



『食の戦争』(文春新書)

http://goo.gl/wxTNAq

を著された東大教授の鈴木宣弘氏が著書のなかで、いまの日本の風潮を

「今だけ、金だけ、自分だけ」

と表現された。

安倍晋三氏はどの場面でも、自画自賛の嵐。

実際に行っていることと言えば、

法人税の減税、消費税の大増税、解雇自由化の推進、原発の推進、TPPの推
進、基地建設の推進、憲法改定の推進、などである。

強い者がより強くなれば、弱い者はどうなってもよいということなのだろう。

株価が上がったことがそれほど自画自賛すべきことなのだろうか。

生産活動の結果として得られる果実は資本と労働で分け合うことになる。

株価は資本の取り分だけを反映して変動するものだから、仮に労働の取り分が
まったく増えなくても、資本の取り分が拡大すれば株価は上昇する。

法人税の減税もTPPへの参加も、資本の利益を増大させるなら、資本にとっ
ては喜ばしいことだが、そのこと自体、労働にとっては何の意味も持たない。

国の主人公は資本ではなく労働である。

企業ではなく市民が国の主人公なのだ。
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ところが、いまの日本の政治においては、政治の主人公が市民ではなく、企業
になっている。

どうして企業が主人公になってしまうのかと言えば、企業献金が認められてい
るからである。

企業献金が認められると、資本力で個人を圧倒する企業が、金の力で政治を動
かしてしまう。

政治家の側でも、大金を提供する大企業に尻尾を振る政治家や政党が増えてし
まう。

政治は市民のための存在であるべきなのに、政治献金が認められているため
に、政治が企業の支配下に置かれてしまうのである。



日本国憲法では参政権を国民だけに与えている。

したがって、本来、企業献金は憲法違反の行為なのである。

裁判所は、日本国憲法を正しく解釈して、政治献金が違憲であることを明確に
示さなければならないのだが、裁判所は権力機関として、政治権力に従属して
しまっているため、政治献金が違憲であるとの判断を示せなかった。

このために、いまも、政治献金が横行し、政治が金の力によって支配されてし
まっているのだ。

2009年に鳩山政権が誕生したとき、鳩山政権は企業団体献金の全面禁止を
公約に提示した。

この公約が実現してれば、日本政治は根本から変化したはずである。

しかし、これまで日本政治を支配してきた大資本にとってみれば、企業献金全
面禁止が法定化されれば、これまでの政治支配が消滅してしまいかねないか
ら、その阻止に全精力を投入した。

そのために、鳩山政権を破壊したのである。



結局、鳩山政権は破壊され、それ以後、企業団体献金の全面禁止という公約は
雲散霧消してしまった。

政治権力は自民党に回帰し、金権腐敗の政治が復活してしまっている。

小沢一郎議員の政治資金が「政治のカネ」問題であるという、おとぎ話が創作
されたが、小沢一郎議員の政治資金については、何ひとつ不正を見出すことが
できなかった。

「政治とカネ」の問題は、小沢氏の問題ではなく、企業献金が政治を動かして
いるという問題なのである。

結局、政治献金は完全温存され、安倍政権は「市民のための政治」ではなく、
「大資本のための政治」を実行している。

同時に安倍政権が推進しているのは、「米国のための政治」であり、「官僚の
ための政治」である。
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1980年代以降、米国が推進してきた経済政策は、

規制緩和、小さな政府、民営化、市場原理、法人税減税

である。

そして、この原理を米国だけではなく、全世界に広げることが目指されてき
た。

米国財務省、IMF、世界銀行は、その本拠地がワシントンにある。

1989年に経済学者のウィリアムソンが、この基本政策を「ワシントン・コ
ンセンサス」と表現した。

ワシントン・コンセンサスに従って、日本においても、

規制緩和、小さな政府、民営化、市場原理、法人税減税

を基軸とする政策が推進されているのである。

そして、このワシントン・コンセンサスに沿う政策を全面的に推進してきたの
が小泉純一郎政権と現在の安倍晋三政権である。



その真髄を一言で表わすなら、「弱肉強食の推進」である。

「分かち合う社会」を否定し、「奪い合う社会」を追求する。

これが安倍政権の基本姿勢なのだ。

だからこそ、安倍首相の言葉から、私たちは温かさ、ぬくもり、優しさを微塵
も感じないのである。

安倍氏の言動はすべての面において、「強者の論理」に塗り固められている。

強い者だけが生き残ればよい。

弱い者が死滅するのは当たり前のことだ。

これが安倍晋三氏の全身を貫く哲学であると思われる。
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私たちは、日本の社会を弱肉強食の社会にしたいと、本当に考えているだろう
か。

林芙美子の「鶴の笛」を読んだときに、足の悪い鶴とそのお嫁さんが生み出し
た「鶴の笛の社会」に、共鳴と安心を感じるのではないだろうか。

自分たちのことばかり考えて、よるとさわるとけんかで、おたがいにだまし、
きずつけあい、血なまぐさいことばかりの社会を私たちは求めているのだろう
か。

みんな、弱いものをおびやかしては、少しの果実をとりあげて強いものがい
ばっている社会。

子供たちでさえも、おとなの悪いところばかりまねるようになって、きたない
言葉づかいで、けんかばかりしている社会。

こんな社会が目の前に迫っている。私たちは私たちのきれいな心を取り戻し、
支え合う社会、分かち合う社会を目指すべきではないだろうか。
 
 
 
※有料メルマガ版植草一秀の『知られざる真実』2014年1月3日より「転載」
 
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転載元転載元: ぐう、ちゃんの一言!!

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こんにちは。ブログ管理人の針金巻奇子です。

微力ながら“ぐう、ちゃんの一言!!”様から
この記事をお借りしてご協力&転載させて頂きました。

詳細など詳しくは、転載元にお尋ねください。

私の方は、相変わらず超絶ギガ貧乏から抜け出す秘密作戦を実行中で
何かと多忙すぎるのでコメントの返信などに手が回らない状態です。

しばらく1〜2年はこの状態が続きそうです。
ごめんなさいm(_ _)m

2014/1/3(金) 午後 1:17 針金巻奇子ハンドメイド手作り陰謀


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