都市を視る -UrbanDriveな視線-

都市空間をさまざまな角度から考察します。

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距離と伝播

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「新幹線という高速度体験 」
先日、山口県まで私用で出かけることになり、新横浜駅から広島駅の区間を新幹線で移動した。人が体験できる移動手段のなかでも最速のツールを利用したとき、大都市圏から地方都市までの移り変わる景色に心奪われ、現実から遊離した体験とそこに潜む現実に目を向けることになる。

新横浜発博多行き
空に天気予報通りの影が落ちようとしていたとき、新横浜発の新幹線に飛び乗り、現地の天気も確認しないまま目的地へと向かう。

名古屋
東海地方にあるいくつかのトンネルと工業地域を抜ける。商業都市名古屋。視野に広がる名古屋は駅周辺の地下空間の充実もあって、ゆったりとした街。栄駅周辺に見られるサインとしての建築・都市空間が印象的。

京都・新大阪・新神戸
景観の問題を提起した京都駅。中から利用するものにとって外観とはの内側から眺める体験しかないが、駅の発着間際に見える街並みは、大きな意図を守り継承していく独特の風景を作り出す。過去を全体的に評価し、未来に継承していくということは、建築に与えられたの大きな課題。
 
福山・広島
新神戸から広島まで実感としての距離はいつも曖昧に感じる。速度の問題なのか、風景の問題なのか、不思議に感じるのだが、結果として自分自身の中にまだ掴みきれていない日本地図というのがあると感じる。

バックグラウンド1
駅周辺の都市空間に心奪われるとき、建築を構成する一つ一つの部材、あるいは技術といったものは重要なファクターでありバックグラウンドと認識する。主な建材や資材拠点などは都市外郭で作らている。

バックグラウンド2
話題を作り出すきっかけを都市外郭の企業がもち、実現させる立地を都市圏に求める。先端を行くのは都市か地方か、表現者と製作者共通の垣根のない願いと実現への想いは、距離を解消する伝播速度にあると改めて思う。

都市の衣

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写真:六本木ヴェルファーレ

千代田線乃木坂駅から国立新美術館へ。

話題になっている新しい建築の、新しい美術へ。レトリックなガラスのルーバーは斬新さという衣をまとい、六本木の地に異色の都市空間を持ち込んでいる。3月にオープンするサントリー美術館とあわせ六本木アートトライアングルと呼ばれる事になる。(あとひとつは森美術館)

国立新美術館ではエントランスホールを通り過ぎ、正面出口から建物を見上げる。
竣工後のガラスは美しく、晴れ間が続く都心にあって、潤いすら感じられた。
結局、多くの来館者に混じって入場するにはあまりにも時間が惜しく、六本木交差点へと向かう。

六本木ヴェルファーレ
去年の12月をもって、12年の歳月はその歩みを静かに止めた。
バブル期1994年から六本木のイメージそのものであったヴェルファーレ。
すべての夢とともに力強く、その場所に君臨してきた強い欲望は、いまでは銀色に輝く質素な仮囲いがかけられ心肺停止状態にある。

アマンド
六本木の残像を目に焼き付けたまま、六本木交差点にあるアマンドへ向かう。
待ち合わせしたばかりの、あわただしさをやり過ごすために。
2階交差点側の席に座り、行き交う自動車と、首都高速3号線、横断歩道、なにかの作業車両。
時を重ねるアマンド。

森美術館
東京シティービューに立ち寄ろうと、六本木ヒルズへ。

都市の網
日比谷線六本木駅から恵比寿駅へ。恵比寿駅から恵比寿ガーデンプレイスまでの連絡通路を歩く。
外の風の強さを感じる事のできない連絡通路は冬の日差しだけが降り注ぐ。

東京都写真美術館
3階「光と影」展
写真は時間を切り取ってくれる。この、くれるとは、失いたくない何かへの力なのかもしれない。
あるいは、目をそらしてはいけない現実を突きつけるようなものかもしれない。
長く、長くその場に目をあずける。

今ここに記述すべき事。都市のあらゆる側面に対応する衣は人の欲望によるもの。
守るのか攻めるのかと言われれば、守ってもらいたいほうが強いのかもしれない。
それでも弱いままでは何も始まりそうもない。

東京都写真美術館

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東京都写真美術館
3F コラージュとフォトモンタージュ展
2F 写真新世紀 東京展
1F ニキフォル 知られざる天才画家の肖像
B1F パラレル・ニッポン
恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館。

B1Fでは1996年から2006年までの建築写真をパラレルな視点(用途や作られ方を並列的に展示)による企画展が行われている。
バブルの面影、世紀を越えるときに提案された表現方法、そして現在。
展示されている建築写真は大規模な計画がほとんどであるが、建築は現代社会を映し出すということを改めて感じる。
設備や構造の革新とともに、表層の取り扱われ方が建築表現に多くの影響をあたえていることに注目される。
建築そのものが社会とどのようなコンタクトをとるかというスタンスを議論として持ち出したとき、あるいは地域が建築物に関与してきたとき、この話題は尽きないのである。

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太陽高度−高

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ファインダー越しに見る世界に太陽の姿は見えず、ただただ地表を照らし続ける。
山口県のとある道の駅にある海岸。オープンしたてというその施設は、瀬戸内海の静けさとシンクロする。

人が海に寄せる思いは大きい。特に波打ち際の音場は1/fの揺らぎと適度な湿度が心地よい。
リビングのプランでは心地よさと開放感が、暮らしの中の私的な部分とせめぎあいながら混在している場所。

太陽高度−低

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秋雨は過去に過ぎ去り、寝坊した太陽が低高度で照らし出す。
立冬が過ぎ、日過ぎるごとに冷え込む朝。
一瞬朝もやの中太陽に照らされている地球を想像してみた。

そう、北半球に位置する僕らの場所は、夏至は真東よりも北側から太陽が昇り、真西より北側に太陽が沈む。
建物の日照は意外と日々移り変わっている。

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