Architecture Everyday!!+Fujiken

細々と続けて10周年。たぶん継続は力なり。コレを惰性ともいう。

デザイン(カグなど)

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というワケで昨日アナウンスしていたように「fujiken paper craft 2011」の1つ1つをちょっとだけ詳しくショーカイしていきたいと思います。
そのvol.1となるのが、低学年用の難易度☆、つまりはまず最初にみんなでコレを作ってみましょう!!とした篠原一男氏設計の「白の家」
 
解体が不安視されながらも、先頃晴れて移築保存へと至った名作住宅をペーパークラフトで!!というワケです(笑)
この「白の家」は外観より内部…篠原氏の日本建築の抽象化が行き着くところまでいった末に表現された中央の丸太柱のそそり立つ空間性
コレが有名で雑誌などを見てみても多くがこのワンカットをかなり強調しています。
 
ペーパークラフトを「設計」してみて思うのは、内部もさることながら外観も非常に抽象的なボリューム
実際には日本瓦で葺かれていたり、雨戸の戸袋があったりして、素材から促される具象性というか物々しさというか…で、作品名ほど「白の家」じゃねぇなと思っていたんですが
実際にこのペーパークラフトで具象性を削ぎ落として白いハコとして成り立たせた時にボリュームとしての抽象性が際立ち、藤本壮介氏や石上純也氏などの作品に通じる「白さ」というか「抽象性から導かれる一種のキュートさ」が感じられて
 
「白の家」…ナルホドと思った次第でした。
 
で、この先ショーカイしていく他のペーパクラフトでも共通していますが、その作り方
1.「①床」をアウトラインに沿って切り取る。
2.「②壁・屋根」をアウトラインに沿って切り取る。
3.「②壁・屋根」を「たにおり」(破線)「やまおり」(一点鎖線)の場所で折る。
4.「②壁・屋根」を「①床」の「②のりしろ」に貼る。
5.「③壁・屋根」をアウトラインに沿って切り取る。
6.「③壁・屋根」を「たにおり」(破線)「やまおり」(一点鎖線)の場所で折る。
7.「③壁・屋根」の窓となる□を「やまおり」で折った状態で切り取る。はさみで外側から切れ目を入れなくても中を切り取ることが出来る!!というワケです。子供だまし…という声が聞こえてきそうですが…ちなみにカッターを使っちゃいけないわけではありません。小学生には危ないぜよ!!というだけですので。
8.「③壁・屋根」を「①床」の「③のりしろ」に貼る。
 
で、この流れを以下④「壁・屋根」、⑤「壁・屋根」とやっていけば…完成しちゃいます(笑)。この作り方は、この「白の家」以外でも共通していますので、以降はこの説明を割愛します。
ちなみに…設計図面に「人」もありますが、これは自由に切って貼りつけてくださいよ♪ってヤツです。
ただ、内部に貼る場合はフタをしてしまう前に貼ってくださいませ。
 
作成する際には、寄棟屋根の接着がけっこう難しいです(汗)
ポイントは屋根の部分に限って言えばあまり折り目をつけないコトでしょーか…
 
それでは、fujiken paper craft 2011 vol.2に続く…

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AE1007 fujiken paper craft 2011

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23時半を回って研究室に今なお滞在しています。
今日までお盆休みの一斉休業なんですが…そう、出勤している次第です。
 
こんな夜更けまで研究室にいる理由はさっきのさっきまで卒業生のOBたちが訪ねてきてくれて、最初こそ今は大手建設会社に勤める昨年度の卒業生と、後に2人加わって結果的に4人で多くのことを話し、そして楽しんだ次第でした。
それこそ3時間半ほど…うん、社会人としてよく頑張っている様子も伝わってきましたし、楽しい時間でした(笑)
 
で、一斉休業の今日、休日出勤している理由というのは、日中に正式にオシゴトがあったから…
それが冒頭の写真になるわけですが、ワタクシの勤める米子高専では、地域の児童センターなんかと連携をして、小学生を対象にした出前授業とか公開講座といった類のコトをしておりまして
昨年度に引き続き今年度も工作教室を好評につき担当させていただいたという次第で、会場を違えて2回予定されていたそのスケジュールを今日無事終えてきたというワケです。
 
その工作内容もまた、昨年度から引き続いて「建築家のおウチをつくろう!!2」
そのコンセプトや目的なども基本的には昨年度を踏襲していますので…詳細はコチラ( http://blogs.yahoo.co.jp/t_marufuzy/51050785.html )も併せて御覧いただけるとありがたいです。
その内容をカンタンに記せば…つまりは有名建築家が設計した有名住宅をペーパークラフトで作っちゃおう!!というモノで、そのラインナップが冒頭の写真になるという次第です。
 
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今回の工作教室は先方から高学年と低学年で分けてほしいという注文がありましたので、
それに応えるべく…という次第で、まずは低学年用からゴショーカイ
コッチは基本的に昨年度の内容から引き続き…ケンチクさんの外形だけを作ろうよというモノ
設定した難易度の易しい順番に左下の「白の家」(篠原一男設計 1966年 難易度☆)、左上の「黒の家」(千葉学設計 2001年 難易度☆☆)、右上の「飯箸邸」(坂倉準三設計 1942年 難易度☆☆☆)、右下の「シルバーハット」(伊東豊雄設計 1984年 難易度☆☆☆☆☆☆☆)という…ボクの建築史家としてのこだわりで1940、1960、1980、2000年代と20年代おきにそれぞれ選出した有名住宅を対象にペーパークラフトに頑張ってもらった次第でした。
 
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で、昨年度から大幅にリニューアルしたのが高学年用に用意したペーパークラフトの数々
どう昨年度からパワーアップしたかというと、要するに今年度の低学年用もそれなんですが従来はケンチクさんの外形だけを作成していたのに加えて…
要するに内部の間取りまで作成出来るようにして、さらには壁や屋根の一部を可動式で開けるようにして、ケンチクさんの中に家具やら人まで配置できるようにパワーアップしました!!ってことです。
といっても掲載している写真ではそのことまでは伝わらない…でも、御心配なく。
明日以降になりますが、その1つ1つを設計図と一緒に引続きアップしていきたいと思っておりますので、ソチラを御期待下さいませ(笑)
 
なお、そのラインナップは、難易度の易しい順番に右下の「住吉の長屋」(安藤忠雄設計 1976年 難易度☆)、中央上の「塔の家」(東孝光設計 1966年 難易度☆☆)、左上の「梅林の家」(妹島和世設計 2003年 難易度☆☆☆)と3つのケンチクさんの数々で、そして中央下が家具セットというワケです。
今日の工作教室でも本当にビックリで正味3時間の時間枠を最初から最後まで特に高学年の参加者全員が全員黙々とず〜っと集中し続けて作業をしていて、時間の関係で終了を迎えなければ、このまま4時間でも5時間でも続けていたんじゃないだろうか…そんな感じで盛況のうちに終了した感じでした。
ここまで時間を忘れて熱中して取り組める集中力が子供には備わっているということはただただビックリしたことで、そうまでして取り組んでくれるは制作者冥利に尽きる…建築史家(学者)のハシクレとしては、こうした仕事に一生懸命になるために高専教員やっているワケじゃないのになぁ…と思わなくもなかったけど、教育者のハシクレとしては手ごたえと自信を深めるいい時間、いい経験になったかなと改めて思う次第です(笑)
 
というワケで2回の工作教室を終えて、御役御免になったこれらのペーパークラフトたち
でも、昨年度に引き続き、ただそれで終わってはもったいないというワケで前述のように1つ1つをこのブログで引続きショーカイしていきます!!
1回の更新では掲載できるデータ容量の都合がありますので、以降…たぶん8回に分けて設計図面込でショーカイしますので、「あ!!ちょっとやってみたい!!」という方はぜひぜひ試してみてくださいませ(笑)

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というわけで、最後の難易度☆☆☆☆☆となった「4m×4mの家」です。
設計は世界的に活躍している日本を代表する建築家の1人である安藤忠雄氏による2003年のケンチクさんです。
CASA BRUTUSの誌面企画で兵庫県の瀬戸内海に面する敷地に建てられたというモノですが、4m四方のハコが積層されて、最上階だけがずらされて配置されたという構成。
その明快な構成が理由でしょう…ペーパークラフトにしてみたら…あらあら、なんとまぁ高い再現度(笑)
 
きっとそのあたりが子どもにも伝わっているのでしょう。
堂々の1番人気だったと記憶しています。
まぁ、単に難しい、難易度の高い方からやりたがっただけかもしれませんが…
 
ちなみに作る際の注意ですが…最後に別につくったハコを載せる格好になっていますが、ぜひのり付けして固定してください。
設計図面の方にはそうした明記はありませんが、外れてコロコロと転がっちゃいますんで…
 
今回の「fujiken paper craft」では、これまでショーカイした5種類でしたが
また、何かのチャンスがあったら、さらにバリエーションを増やしてみたいナァと思っています。
コレを並べて展示会でもやってみたら、なかなかに面白そうだ…と目論んだりしているのですが、同じネタでまた工作教室をやるのもどうかと思いますし、4面とも立面図が掲載されている事例って思った以上に少なくて、設計図面を作るのも案外苦労したりするんだよナァ…
 
まぁ、壮大な計画というコトで…(笑)

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さて、難易度☆☆☆☆になりました。
アトリエ・ワン設計の「ガエハウス」です。
 
敷地境界線や北側斜線に合わせた形状というように聞いていますが、なんともコミカルなカタチをした「It's a 建築家のおウチ!!」です。
そのせいかと思っていますが、子どもには次の最高難易度の☆☆☆☆☆と並んで絶大な人気を誇っていました。
ヘンテコなカタチだけども、きっと山型の屋根っていうのはイエっぽくていいんじゃないのかなぁ…と人気ぶりを分析しております(笑)
 
で、カタチはコミカルなんですが、意外に作成は難しい。
屋根の軒裏に…実際の住まいでも採光に充てられている開口部ですが、ここの部材が細い!!(これでもペーパークラフトに合わせて、やや部材を太く設定しています)
 
チャレンジの際には、誤って切り取らないように…
 
それでは、最後のfujiken paper craft vol.5に続く…

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さて、難易度☆☆☆の「屋根の家」です。
手塚貴晴氏、由比氏の夫婦建築家の代表作で、屋根の上を生活に取り入れちゃおう!!なんていう、フツーでは考えにくい、でも明確なコンセプトに発表時はビックリした記憶が懐かしいです(笑)
 
大きな床に大きな屋根で設計図面の大部分が占められていて、割とカンタンですが…正面側と背面側は部材が細いので、その点だけは難しいかな…と思っています。
ちなみにこのケンチクさんもペーパークラフトにするにはやや苦労…なんせ、背面側の写真とか立面図とかって一般にはあまり見れないので…結局、平面図から類推してつくってます。
屋根まで開口部がデカデカと開けられているのが助かったというかなんというか…
 
それでは、fujiken paper craft vol.4に続く…

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