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自由再生の基本現象

 実験参加者に、いくつかの単語を一つずつ呈示して憶えてもらい、それらの語をどんな順番でもいいので想い出してもらうのが(((自由再生テスト)))である。呈示されたすべての単語を合わせてリストと呼ぶが、そのリスト内で何番目に呈示されたのかを示すのが(((系列位置)))である。実験参加者が想い出すことのできた単語の再生率をリストの系列位置ごとに示すと、系列の(((初頭部分)))と(((親近部分)))が高く、リストの(((中間部分)))が低下するという曲線が描ける。この曲線を(((系列位置曲線)))という。
 
1.(((初頭効果)))
 リストの系列位置が初頭部分において再生率が高い現象をさす。これはリストの最初に呈示された単語は後に続く単語が呈示された場合にも繰り返し(((リハーサル)))される回数が多く、その結果情報が(((短期記憶)))から(((長期記憶)))へ転送される可能性が高いというものである。
 
2.(((親近効果)))
 リストの親近部分において再生率が高い現象をさす。実験参加者はリストの最後のほうに呈示された単語すなわち系列位置が親近の部分を先に想い出すことから、これには、(((短期記憶)))内に情報がまだ保持されている可能性が高いというものである。
 
1、2を合わせて(((系列位置効果)))と呼ぶ。
また、リストの中に他の項目と異なる性質の項目が入っていると、その項目の再生率が高くなるという(((孤立効果)))があり、これは、他の項目との(((差異性)))が高いため目立ちやすいというものである。
 
 

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