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毎度毎度「超久しぶり」の更新になってしまう(気まぐれ?)のクラヲタ更新。
オーディオ雑記とどっちにするか迷ったんですが、
音楽的内容が多いので今回はクラヲタで。
最近、SACDの収集にはまっておりまして。
オーディオ熱が少し戻ったのもあり、色々とルームアコースティックやアクセサリー類も改善して、
今度はソフトに目が向いてきました。
…とは言え、ただでさえ音楽配信やらなにやらでディスクメディアは衰退の一途。
ましてやマニア向けのSACDなんて…リリース数も少ないし…高いし…
と、思ったら国内高級オーディオブランドの雄、ESOTERICから素晴らしい企画がリリースされていたのです!
それが、クラヲタにはおなじみのユニバーサル系のレーベル(DG、DECCA)やEMI、
はたまたワーナー傘下になったERATOやTELDECの音源を復刻した名盤復刻シリーズ!
きっかけは、新宿の某ディ●クユニ●ンにいつものように入り浸っていたときに見つけたモノ。
ERATOのモーツァルト フルートとハープのための協奏曲ほか(ランパル、ラスキーヌ、ランスロ、パイヤール)の
一枚でした。言わずとしれた名盤ですが、一枚3,300円もしやがる。
いくらSACDだからと言って、高すぎだろ…とは思っていたんですが、試しに買ってみた。
…!?これは!!!!
すみません。この録音は1963年と古いのですが、なんともまあ素晴らしいではありませんか!
一言で言えば、より原音や生演奏に近づき限りなくアナログディスクライク。
先日、新冠のレ・コード館でアナログディスクの奥深さを体験してきましたが、
その感動に通じるものがあったのです。(もちろんSA11S2のような優秀なプレイヤーのせいもありますが)
軽快で優雅、天に飛翔するようなランパルのフルート、
ハープと言うちょっと脇役と思われがちの楽器から素晴らしく雅で主張をもったラスキーヌの響き。
ちょっと薄めながらも堅実なパイヤール室内管弦楽団。
大昔に通常のCDで聴いた(ERATOの直輸入盤)の印象では古ぼけたセピア色の写真の印象が、
丁寧に水洗いを何度もして余計な化粧をすることなく瑞々しく蘇ったと言うべきでしょうか。
個人的にはランスロのクラリネットでのクラリネット協奏曲はあまり好みの演奏ではありませんが。
20世紀の演奏史に残る名手たちが自分のオーディオルームに生き生きと再現される…
それ以来、あっという間にシリーズを探して買いまくりw
実は、このシリーズは国内で各1,000枚程度の限定盤。
うかうかしていると、あっという間に売り切れになってしまいます。
過去にリリースされていたものは廃盤で手に入れたくても手に入りません。
そこで、各地のディス●ユ●オンやらヤ●ーオーク●ョンも利用しています。
何でも、国内にあるコピー音源ではなく、わざわざオリジナルマスターを取り寄せて
ESOTERICの誇る超弩級システム(ケーブルに至るまで!)で一つ一つ丁寧にマスタリングを行っているとのこと。
マスターテープのニュアンスを最大限尊重するため、古いアナログ音源にあるヒスノイズもあえて残しています。
相当なマニアック&音楽好きな方々の匠の仕事です。
ただ、今のところ室内楽や器楽曲のラインナップがないので、今後のリリースにも期待!
(ちなみに7月10日リリースでベーム&BPOのブラ1、ケンぺ&MPOのザ・グレイトがリリースされます)
※写真左上から
・ベルリオーズ 幻想交響曲
ミュンシュ(指揮) パリ管弦楽団 ※1967年 仏EMI
・モーツァルト フルートとハープのための協奏曲、クラリネット協奏曲
ランパル(fl)、ラスキーヌ(hp)、ランスロ(cl)、パイヤール(指揮)、パイヤール室内管弦楽団
※1963年 仏ERATO
・ブラームス ヴァイオリン協奏曲
オイストラフ(vn)、セル(指揮)、クリーブランド管弦楽団 ※1969年 英EMI
・フランク 交響曲、シューマン 交響曲第4番
クレンペラー(指揮) NPO(PO) ※1966年&1960年 英EMI
・シェーンベルク 浄夜、ヴェーベルン パッサカリア、ベルク 管弦楽のための三つの小品
カラヤン(指揮) BPO ※1973年 独DG
・モーツァルト ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」、第23番
グルダ(pf)、アーノンクール、ACO ※1983年 独TELDEC
・ビゼー アルルの女組曲(第一と第二)、カルメン組曲
クリュイタンス(指揮)、パリ音楽院管弦楽団 ※1964年 仏EMI
・ドヴォルザーク 交響曲第8番、ブラームス 交響曲第3番
カラヤン(指揮)、VPO ※1961〜63年 英DECCA
・ブラームス 交響曲第4番
C・クライバー(指揮)、VPO ※1980年 独DG
言わずとしれた名盤が目白押し。一部は通常CDも持っていますが、
今回のESOTERICはハイブリッド仕様でCD層もあるためすべてのプレイヤーで再生可能。
このCD層もいい仕事をしていて、通常版とは雲泥の差です。
…今回はESOTERICのまわし者のような記事で熱くなってしまいましたw
ここ数年、全国のBOOK・OFFで中古品の掘り出し物を気ままに買っていて、
新譜もあまりピンと来るものがなかったのですが、
久々に「買い!」と思わせるシリーズが登場したということで。
使い捨ての音楽配信と今回のようなSACDに二極化される音楽マーケットに
個人的には複雑な思いもありますが、こういうこだわりのシリーズには大拍手。
気が向いたら、各ディスクのレビューを今後してみようかと。
あ、ダブった通常盤は周囲の人をクラヲタ化させようと企んでいるので、
無期限で貸して洗脳しようかとw
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