SANDA

すっかり路線変更!

全体表示

[ リスト ]

第44回全国大学選手権決勝〜国立〜

慶応義塾大学vs早稲田大学


イメージ 1

伝統校

この言葉に嫌気がさす人もいれば、憧れと親しみを感じる人もいる。
大学ラグビーは最終章。
全国の大学一を賭けた戦いは『伝統校』同士の対決。
早稲田と慶応だけが国立の地に残った。

国立の天候は雨。
前座で行われた「高校東西対抗」もこの雨の中で行われた。
(高校東西対抗をレポートしたブログ「高校ラグビーを行く」の記事 http://anekyon.exblog.jp/6669910/#6669910_1 もご一読下さい)
BK攻撃を得意とした今季の慶応にとってはマイナス要素。
とはいっても、伝統のアップ&アンダーが消えたわけではない。
メンバーはキャプテンを除けば、フルメンバー。
しかしなながら、報道によるとトライゲッターの山田選手は怪我を負っているとのニュースもある。
(慶應・山田への想いを綴ったブログ「SIDELINE CAP」の記事 http://blogs.yahoo.co.jp/sidelinecap/archive/2008/1/12 もご一読下さい )
決勝まできて、身体的アドバンテージを擁した選手の存在は当たり前である。
それはおそらく、両チームにいえること。

早稲田も同様に地域をワイドに使ったアタックはむつかしくなる。
大きいのはFWで優位に立てると予想されること。
ここが、最近の早稲田はちがう。伝統の一戦と言えども大きく変化している
両校における前回の決勝が引き分けに終わったというデータが
種々のニュースソースとなっていたが、そのころとは状況が違いすぎる
早稲田の圧倒的有利にかわりはない。

ただ文頭に表したように、伝統校同士の戦い故なにが起こるか判らない。
そして、大学選手権決勝ではあまり記憶のないこの
どんな記憶を小生の脳裏に残してくれるだろうか。

一段と雨脚が強くなった国立競技場で、両チームの校歌が響き渡り
雨にも関わらず、予想以上の観客が見守る中、キックオフのホイッスルが吹かれる

さて、観戦採録である

イメージ 2

2008年1月12日 土曜日 14:10キックオフ
東京・国立競技場 天候:雨 芝:良好

レフリー:下井

慶應義塾大学メンバー (C)はゲームキャプテン 

1、川村 2、小柳 3、廣畑 
4、岡田 5、村田 6、山崎 7、伊藤 8、松本
9、皆良田 10、川本
11、出雲 12、中浜(C) 13、増田 14、山田 15、小田
16、柳澤 17、福岡 18、小澤 19、千葉 20、花崎 21、浜本 22、保坂

早稲田大学メンバー(C)はゲームキャプテン

1、瀧澤 2、臼井 3、畠山
4、権丈(C) 5、橋本 6、有田 7、覚来 8、豊田
9、三井 10、山中
11、中濱 12、長尾 13、田邊 14、早田 15、五郎丸
16、有田 17、山下 18、寺廻 19、上田 20、櫻井 21、宮澤 22、田中

イメージ 4

前半    早稲田9SH三井のキックオフでゲーム開始

前半18分 早稲田
      優位にゲームを進める早稲田だが、慶應の出足の早いディフェンスに後退しながらの
      フェイスを重ねる場面が多かった。
      しかし慶應ラインアウトボールをターンオーバーした13分過ぎから慶應GL前に迫った早稲田
      早稲田の力強いFWのモール攻撃でファーストトライを奪いにいくが、奪取できず。
      慶應の厳しいDFにGLを割ることが出来ない。5mスクラムで慶應がペナルティを繰り返すも
      スクラムを選択し続ける早稲田。そして、スクラムも3度目。
      スクラムトライを期待した早稲田ファンを裏切り、No.8豊田が右スクラムサイドを突いて右隅にトライ
      15FB五郎丸のGKは見事にクリア。
           慶應 0 − 7 早稲田

イメージ 3

前半27分 前半20分を過ぎてから自陣に釘付けだった慶應がようやく陣地の挽回を図る。
      慶應10SO川村が早稲田陣22mの奥に蹴りこんだボールに、早稲田15FB五郎丸が
      ボールをキープするも、パスで11WTB中濱に転じた時に慶應のDFに捕まり
      ノットリリースザボールの反則。22mライン上右で15FB小田がPGを蹴りこむが失敗

前半37分 その後も早稲田が慶應陣で攻め立てるが得点できない場面が長く続く。
      キックで早稲田陣に蹴りこむ慶應。早稲田15FB五郎丸がこれを後逸。
      このスクラムを起点に慶應が早稲田陣で攻め立て、10mと22mラインの間で
      早稲田がオーバーザトップの反則。慶應は再度PGを選択
      15FB小田が蹴りこんだ楕円球は、水平バーにあたり大きくはね上がり、一瞬声を失うスタンド
      ボールは慶應の気迫が押し込むようにバーを越えていく。
           慶應 3 − 7 早稲田

イメージ 5

後半    ナイター設備に照明がともる。慶應12CTB中浜のキックオフでゲーム再開

後半16分 早稲田
      後半6分にラインアウトモールでトライを奪ったかと思われたが
      オブストラクションの反則で認められず。
      更に7分には慶應のキックボールをGL付近でチャージして場内を沸かせたが、
      ここも得点できない
      慶應の動きに若干鈍さが見え始めた頃、FWで攻め続けた早稲田に対して、
      慶應の隙が出来る。慶應陣22m左翼で早稲田ボールのスクラムから
      8⇒9SH三井でスクラムサイドから慶應DFの裏へブレイク
      そこにケガから復帰した12CTB長尾が一直線に縦に割って走りこんでくる。
      ボールを任された長尾は慶應タックラーの指先をかすめ中央にトライ。
      GKも成功
           慶應 3 − 14 早稲田

後半19分 慶應交代  5⇒18小澤
           12⇒21浜本

後半26分 慶應交代  9⇒20花崎

イメージ 6

後半27分 早稲田
      慶應陣深く、モールで攻め込む早稲田。慶應もしつこいディフェンスでなかなか得点を与えない。
      しかし、密集で慶應がペナルティをおかし、PKから左隅のラインアウト。
      No.8豊田がボールキープして、大学屈指のラインアウトモールが炸裂
      2HO臼井が左隅にトライ。GK右にそれる。
           慶應 3 − 19 早稲田

後半30分 慶應
      不利な状況が続く慶應。キックオフ直後のボールで早稲田がペナルティ。
      残り10分16点差だが慶應はPGを選択。15FB小田が今日2本目のPGを決める
           慶應 6 − 19 早稲田

後半35分 早稲田
      畳み掛ける早稲田。フェイズを重ねて慶應GL前に迫る。しかし、早稲田のペナルティ。
      慶應は残り時間が少なくなり、自陣深くからも攻めに転じる。
      ゴールポスト前で慶應10SO川村にボールが放たれた時、止みかけた雨のなか、ボールをハンブル。
      トライチャンスの嗅覚を働かせた5LO橋本がそのボールを拾い、ポール直下にトドメのトライ。
      GKも難なく成功
          慶應 6 − 26 早稲田

後半39分 早稲田交代 1⇒17山下
            5⇒18寺廻

後半40分 慶應交代  7⇒19千葉

ロスタイム3分のアナウンス。雨も小雨に転じる。
慶應も最後のねばりを見せるが、この日もノートライ。
ノーサイドの瞬間、指を天に突き刺し、喜び合って抱き合う早稲田フィフティーン。
その横で、慶應フィフティーンが円陣を作り、リスタートを誓う姿が印象的だった

慶應義塾大学 6 − 26 早稲田大学

イメージ 7

今日の慶応は対抗戦の時よりも若干成長。
前にでる鋭いディフェンスは、前半終了時において、
早稲田にワントライを許しただけの成果を生んだ。
勝敗の結果がどうあれ、慶応はこの前にでるディフェンスから
はじめるのがベストだと思う
しかし、ここからのステップアップは指導者によるものが大きい。
そして、早稲田との差はまだまだ大きい。
早稲田からの勝利を知らない4年生がまた一世代増えことになったが
慶応の復活劇に期待をするファンもたくさんいる。
『王者』復活の時はいつになるか・・・・

冷たい雨にも、熱く突き刺さる慶応のタックルにも
早稲田の牙城が揺らぐことはなかった。
ほぼ、下馬評通りの試合運びで『覇権奪回』というミッションを展開。
観ていて負ける心配のないチームだった。
慶応を2試合連続でノートライに抑えた事も大きく評価されるだろう。
関東学院というライバルを勝敗という舞台とは別な場面で失っても
そのことが試合で大きなブレを起こすことはなかった。
大学選手権で失ったトライは3つ。攻撃的チームでもあったがこの守備力も素晴らしい。
結果的に早稲田に敵はいなかった

『荒ぶる』が国立に響き渡る。
監督や主な選手の胴上げ、ウィニングラン・・・今日一日たっぷりと歓喜を味わってください

おめでとう!早稲田ラグビー・権丈組!

イメージ 8

村上晃一氏ブログ「ラグビー愛好日記」関連記事
http://koichi-murakami.cocolog-nifty.com/loverugby/2008/01/post_2c9c.html

「SANDA」のTOPへ
http://blogs.yahoo.co.jp/t_tnk_2/

早稲田大学ラグビー部公式HP
http://www.wasedarugby.com/

この採録は個人がメモを取りながら記録したものです
誤った表現や記録があればご指摘下さい。修正いたします

閉じる コメント(18)

ビデオで見ました。やはり早稲田は強かった!それにしても慶応の前回優勝した時のメンバー凄かったんですね。今みなトップリーグで活躍ですね。

2008/1/13(日) 午前 6:39 京うさぎ

顔アイコン

早稲田の完勝でしたね。4トライが、すべてセットプレーからのものだったのが、ちょっと残念。慶応のDFが結局は1次攻撃で崩されたんですね。早稲田には揺さぶりからトライをとって欲しかったです。

2008/1/13(日) 午前 8:06 [ zan**i200* ]

顔アイコン

私の記憶でもこれだけまとまった雨が降ったのは1986年の明治×慶應の決勝以来だと思います。どうにもならないことながら、ドライな状態でやらせたかったなぁ。
早稲田は最後までぶれずに、己を信じて戦ってましたね。来年も強そうです。

2008/1/13(日) 午前 8:07 [ sid**inecap ]

顔アイコン

観戦お疲れ様です。相棒があとから買ったチケットがバックスタンド一番前だったので、高校の試合から、後半30分まで)そのあとは自分のメイン側席へ)慶応の応援かと思われる雨具を着ての観戦となりました。この記事のトップに写っている・・・。また、私の記事の中で紹介させていただきます<m(__)m>

2008/1/13(日) 午前 9:11 [ らり坊 ]

顔アイコン

試合運びに危うさがなかったですよね。明治戦であれだけ抜けた増田が全然機能しなかったのが象徴的。
泣くと思ってたけど、慶應ゲームキャプテン中濱、挨拶が終わったところで泣いてましたね。好きだなあ。

2008/1/13(日) 午前 9:20 [ 姉貴 ]

顔アイコン

2年ぶりの「荒ぶる」、なんかほっとしたと言うのが正直な気持ちです。敗戦の日から1年間、応援お疲れ様でした。こうなったらトップリーグ食いの再現を期待しましょう!

2008/1/13(日) 午前 10:58 [ roku ]

顔アイコン

やっぱりtさんの採録を読まないことには、私の中では大学選手権の決勝戦は終わりませんでした。やっと、早稲田の優勝をかみ締めることが出来ました。
が、しかし、この試合を早稲田が楽に勝てたとは思えません。慶応のメンバーの必死の反骨精神がいつ、どこで噴出するのかと、ハラハラ・ドキドキの観戦でした。
この雨の中で、早稲田、勝ててよかった、と心から思います。

2008/1/13(日) 午後 4:14 [ afuro_tomato ]

京うさぎさま。
慶應の前回優勝キャプテンは確か高田選手。今は慶應のコーチですね。大学からトップリーグへ、選手の育成方法としてラグビーはそういう形が素敵なような気がします。

2008/1/14(月) 午後 8:29 SANDA

zanmai2007さま
言われてみれば、セットプレイからの得点でしたね。流石です!
あのスリッピーな環境で揺さぶりはむつかしかったとしか言いようがありません。しかし、早稲田の醍醐味って言うのはそこがポイントですよね!

2008/1/14(月) 午後 8:34 SANDA

sidelinexapさま
日本選手権があるので、もうちょっと今年の権丈組で楽しんでみます。来年はそれからということで・・・

2008/1/14(月) 午後 8:36 SANDA

らり坊さま
リンク代、後ほど請求させていただきます。高いよ・・・・(▼▼)

2008/1/14(月) 午後 8:38 SANDA

姉貴さま
中濱の涙を見逃さない、姉貴の視点!好きだなあ!愛だなあ!

2008/1/14(月) 午後 8:39 SANDA

rokuさま
敗戦からの1年。結構しっかりした呪縛でしたね。お互い、お疲れ様でした。トップリーグ食いはかなり厳しいでしょう・・・・

2008/1/14(月) 午後 8:40 SANDA

afuro tomatoさま
いや〜ちゃんと採録しておいてよかった・・・tomatoさんの為にもね・・・お疲れ様でした!

2008/1/14(月) 午後 8:41 SANDA

早稲田おめでとう!!!
わたし的には、娘の発表会で『オーシャンゼリゼ』合唱するより、国立で『荒ぶる』合唱する方がよかったんだけど…f^_^;

2008/1/16(水) 午前 10:11 まきんぼ

顔アイコン

まきんぼさま
『荒ぶるギドラの暴れるなかで・・・・』って唄ったりして・・・

2008/1/16(水) 午後 4:49 SANDA

顔アイコン

SANDAさん、旭川の旨門(やま店)です。ご無沙汰しています。新年もだいぶ明けましたが今年も宜しくお願いします。
二つ事後報告があります。実は、この試合、家内とバックスタンドの早稲田側ゴールポストの延長線上付近で生応援していました。上京の仁義を切らずすみませんでした。お許しください。
もう一つはYahoo!ブログ「うまろぐ」の本日(21日)付けの記事に、SANDAさんのこの記事をリンクさせてもらいました。ご承諾をお願い申し上げます。
試合の感想などは画像を交えて後日、FC2のブログの方に掲載したいと思います。その際もこちらの記事をリンク紹介させていただきたく重ねてお願いします。

2008/1/21(月) 午後 2:17 umamon2006

うまもん旭川さま
もしかしたらいらっしゃってるかなと思っていました。今年は優勝したおかげで、雨も少しは苦にならなかったと思います。よかったですよね。
リンクの件ありがとうございました!これからもよろしくお願いします。

2008/1/21(月) 午後 9:35 SANDA

開く トラックバック(2)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事