Don't trust over 40

自分の手の届く範囲の幸せをモットーとする男のどうでもいい日常

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小生、幼少の頃から読書が好きである。かつては夏目漱石の小説を読みふけっては、「高等遊民とは、なんてステキな職業だらう」と夢想したものである。最近、森見登見彦氏も、同様のことを常々思っていたらしいということを知り、おぁ同志よ!と勝手にシンパシーを抱いている。
 
 
気に入った作家の新作をフォローしていくのも楽しいが、自らの見識の幅を広げるためには、時には冒険も必要である。外面からはわからない思わぬ果実が、そこに隠れていることがままあるからだ。
 
 
 
たとえば、いよいよ完結が間近となった人気文庫シリーズ。
 
 
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角川ビーンズ文庫の、『彩雲国物語』もそういう類の小説。ジャケット見たまんまの、少女向けラノベ。NHKでアニメ化もされた人気シリーズです。正直、四十男が発売日初日にこの本を手に取り、いそいそとレジに並ぶのは非常に勇気が要る(笑)。だがそれだけの犠牲(?)を払ってでも、読む価値はあると思うのです。
 
 
会社の同僚に勧められ、なんとはなしに読み始めたこのシリーズ。中国風の世界観をモチーフにしたベタ甘ファンタジー小説で、最初の方の巻の雰囲気から、美青年のボーイズラブ的な要素も盛り込んだ軟弱な作品と高をくくっていたのだが、巻を追うごとになんだか話が変な方向に。ふと気が付けば、王位をめぐって権謀術策がドロドロと渦巻く重たい政治小説に変貌してた(笑)。
 
 
主人公の女性官吏・紅秀麗の波乱万丈な人生、そして民のための官吏でありたいという強い信念は読む者の胸を打ちます。乙女なジャケットにひるんで素通りしてしまうのは実に勿体ない。「理想の官僚」の姿とは?、そして「人の上に立つ者」のかくあるべき姿を描いた、ビジネス書としてもぜひ一読を進めたい本です。はぁ〜、もうすぐ発売される最終巻でどう物語をまとめんだろ。終わるのが非常に残念です。
 
 
余談ですが、アニメ版「彩雲国」で紅秀麗の声優をつとめた、桑島法子さん。いろいろなご縁が重なって、以前小生がディレクターで関わった戦争もののドキュメンタリー番組のナレーターをお願いすることになり、個人的に非常に舞い上がってしまった思い出が(笑)。勿論お仕事ですし、いい年のオトナですので、平静を装いましたが、ナレーション収録の際は非常にキンチョーいたしました。とても素敵な方でした。声優さんってのは、やっぱ「声」のプロなんだなぁと、改めてその仕事ぶりに感嘆させられました。

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うーん、わかる気がします.
私も恥ずかしながらこんな強面な顔をして、
今だにファイブスター物語大好きですし.
おかわり呑んでポワン、ミカン絵日記、僕の地球を守って、その続編と
結構マニアな漫画や少女コミックス読みます.

小学校のころ流行ったスレイヤーズも全部持ってました.

小学校の頃映画館で見た宇宙の御子やファイブスター物語は忘れられません.

2011/6/24(金) 午後 10:31 [ berg ] 返信する

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えぇぇ〜っ!すげー意外だぁぁ(笑)berg氏を見る目がだいぶ変わりました。何か近い匂いを感じる。ぜひ今度呑みましょう。

2011/6/25(土) 午後 4:00 kagewo 返信する

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必ず呑みましょう.

2011/6/27(月) 午後 1:17 [ berg ] 返信する

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いつがいいっすか?(笑)たぶん、bergさんの方が多忙だと思うので、都合のいい日教えてちょ。

2011/6/27(月) 午後 6:30 kagewo 返信する

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子供寝かしつけてるうちに、巻き込まれて寝てた・・・。投稿に気づくの遅れました。ごめんなさい。あした改めてご連絡します。

2011/6/28(火) 午前 1:23 kagewo 返信する

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