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ROCK‘N’ROLL退屈男
此れは、もう駄目だね…。

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 ◎「ラーメン」六五〇円+「替玉」一〇〇円+「替玉」一〇〇円

 …世間様は未だに、往生際悪く、盆休みなんぞ取っている様だ。
  高速道路では軒並み渋滞している様で、自業自得だと嗤ってみる。
  そして、何より助かるのは、此の雨。
  気温がグッと下がり、噴き出す汗の量も幾らかは少なくて済む。
  此の雨で、休みと言うのに出掛けられないと言う上流階級も居よう。
  長い休暇は取る、天気は良い、挙って出掛けて、愉しく遊び呆けるなんて、
  世の中、そんな虫の良い話が罷り通って良い筈が有るまいに。
  長い休暇が有るだけ有り難いと思えってんだ。
  こちとら、休みも無く、長時間労働、早朝出勤、残業をせざるを得ないのだ。
  正に、「雨の慕情」の心境だ…。
  さて、愚痴も吐いた所で、一日ばかりの公休明けの今日は、朝から頗る怠い。
  絶望的な怠さを引き摺り乍ら、朝から池袋に出向き、残務を熟す。
  十三時半過ぎに何とか切り上げ、午後からは出掛ける何時もの暮らし振り。
  牛丼か立ち喰い蕎麦でも良いのだが、今夏も何も良い事が無いのだから、
  ラーメン位は頂いても罰は当たるまいと、夏季休業で店休だろうなと思いつつ、
  「北大塚ラーメン」を遠くから見遣れば、赤提灯が出ていないので回避。
  と成れば、残るは此方で豚骨ラーメンを頂くしか有るまい。
  十四時前なので、店内は先客は四名のみで、カウンター席に腰掛ける。
  透かさず、女中さんに発注を済ませ、冷水を汲みに立ち、出来上がりを待つ。
  五分と経たずに、直ぐに配膳されるのが有り難い。
  濛々と立ち上る湯気と共に、馨しい獣臭、家畜臭が鼻腔を擽る。
  嗚呼、何て素敵な芳香なのだ。
  先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  豚骨純度一〇〇パーセントの濃厚なプースーは、唇をべっとりと覆い、
  口内でまったりとした深いコクが拡がり、見事に舌を射抜かれる。
  流石は「博多長浜ラーメン 田中商店」仕込みの豚骨スープで、
  本家同様、豚の頭から爪先迄を三日間煮込むと言うのは変わらないのだろう。
  麺の茹で方は普通で御願いするも、ポキポキとした食感が心地好い。
  ザラッとした低加水の口当たりが何とも好きで、際限無く啜れそうだ。
  途中からは、卓上の擂り胡麻、紅生姜、辛子高菜を投入して愉しむ。
  此れぞ、豚骨ラーメンの醍醐味でもある。
  あっと言う間に啜り終え、替え玉は「ハリガネ」で発注する。
  より一層、モソモソした食感が堪らず、欲を言えば「スーパー粉落とし」が良い。
  更にもう一回、替え玉を堪能し、すっかり心が満たされる。
  具の叉焼、木耳、海苔、九条葱も良い。
  何時か、此方で一杯飲って、〆にメンラーと言うのも試してみたいわぃ。
  最後はプースーを飲み干し、髄液迄、確りと養分を吸収する。

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