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さとうきび mía
薄緑色の茎とこげ茶色の茎がある。
薄緑色の茎はさとうきびジュース(mía đa)用で、屋台などで売られ、さっぱりとした甘さでおいしい。
こげ茶色の茎は冬から春にかけて売られ、甘みが強く料理に使われる。
ベトナム人はそのままかじって甘い汁を吸ったり、煮物に入れたりする。
◆ エビのすり身を巻いて焼いた料理(chạo tôm)は有名
サポジラ hồng xiêm
薄茶色の大きめの卵くらいの大きさのものと、少し小ぶりなものがある。
ベトナム名(hồng=柿)のとおり、柿に黒砂糖を加えたような、こっくりした甘さがある。
未熟のものは渋みがあるので、充分熟して柔らかくなるまで待つ。
ほぼ一年を通して入手できるが、ハノイ産は秋に出回る。
形が丸いものと上部が盛り上がったものがある。
また、身が黄色っぽいものとピンク色のものがある。概して丸くて身がピンク色のものの方が甘みがある。
産地や時期、熟れ具合によっても味は異なる。
採りたてのきれいな皮のものよりも、皮の色がくすんでいて、持って重たいものが、味が熟成し水分がある。
酸味が強いものでも身をほぐしてサラダにするとよい。
テト前後に出回る皮がしなびて黄色くなったもの(bưởi diễn)は、長期熟成させたもので、酸味がぬけて凝縮された甘みがあり、高価である。
◆ ザボンのサラダ(nộm bưởi)
サワーソップ mãng cầuxiêm
5月〜7月頃に出回る
30cmくらいのいびつなラグビーボールのような形で、表皮にはトゲがある。熟すと柔らかくなり、手で割ることができる。割ると、種の入った柔らかい白い果肉が並んで入っている。
カスタードアップルに似た風味があるが、かなり酸味がある。
種を取り除いてから、砂糖や練乳を加えて、ジュースなどにする。これにアボカドをミックスしてもおいしい。
ジャックフルーツ mít
5月〜7月頃が旬
道端で売られているのをよく見かける。
30〜40cmの緑色のいびつな楕円状の果物で、全体が細かい突起で覆われている。
果肉は歯ざわりがよく、甘くて独特の芳香がある。
ベトナム産は匂いが強くないので食べやすい。
種は茹でて皮をむくと、栗のような食感になり、料理や菓子に用いることができる(種は売られてないので、果肉を買う時に分けてもらうとよい)。
◆ チェーやフルーツサラダの風味付け
釈迦頭(カスタードアップル) na
10cmくらいの丸い形の果物。表面は釈迦頭の名のとおり、ぼこぼこしている。
中は黒い種のまわりに柔らかい白い果肉がついている。
甘酸っぱくてコクがある。
よく熟したものは指で皮に触るだけでズルっとむける。
冷やして食べるとおいしい。
種を除いてジュースにしてもよい。
すいか dưa hấu
ラグビーボールを大きくしたような形で、濃い緑色のものが多い。
ほほ一年中売られているが、暑い時期に出回るすいかは日本のものより甘くて水分が多い。
すもも/プラム mận
4月頃から1cmくらいの小さな粒のもの、2〜3cmくらいで黄緑に赤みの入ったもの、少し大きめで赤茶色っぽいもの、4cmくらいの全体が薄緑のものなどが出回る。
7月〜8月にかけて北部産の紫色のプラムが出回る。甘くて食べやすい。
ベトナムでは出始めの未熟な酸っぱいものから、熟した甘いものまで食べる。
種類によって少しずつ味は違うが、いずれも熟したものは瑞々しく、甘酸っぱくておいしい。
◆ ジャム、果実酒
ドラゴンフルーツ thanh long
濃いピンク色のサボテン科の植物の実。
ドラゴンの名のように全体に突起がある。
身は白く、ゴマのような種があり柔らかい。
味は淡白で、甘かったり味がなかったり、当たりはずれがある。
ライムやレモンの絞り汁をかけるとおいしく食べられる。
中身が濃いピンク色をしたものもある。
ドリアン sầu riêng
南部産が冬から春、タイ産が夏の初め頃(5月〜6月)出回る。
果物の王様と言われている。
冷蔵庫に入れておくと、部屋の外にまで漏れ出す強烈なにおいがする。
生クリームやチーズのようなねっとりとした食感がある。
酒類との食べ合わせは厳禁(体内で異常発酵するため)。
なし lê
薄い緑色の小ぶりで縦に長いものや、20世紀なしに似た味で、薄黄色に小さい斑点があるものがある。
いずれも甘みはうすい。
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◆ 果物
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