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梅 mơ
3月末〜4月半ばにかけての短い間出回る。
大きい市場(ロンビエン市場)ではあらゆる種類の梅が売られており、用途によって選べる。
概して日本の梅より小さく酸味も少ないが、香りがよく身は柔らかい。
青梅はごく初期しかなくすぐに熟れてしまうので、買ったらその日のうちに処理した方がよい。
◆ 梅酒、砂糖漬け
8月末頃からいろいろな種類の柿が出回る。
秋の初旬には小さくて黄緑色の柿(hồng ngâm) が出回る。水に浸けて渋抜きをしたもので甘味が少なく素朴な味。なますやサラダに向く。
後半には、小ぶりの日本の柿のようなものが出回る。いずれも渋が充分に抜けていないものがある。ビニール袋に焼酎を入れ密閉しておくと渋が抜ける。
その他、鮮やかな朱色の四角っぽいもの(hồng đỏ)は特殊な方法で熟柿にしたもの。ただ、充分熟しておらず渋みが残っているものがあるので、よく確認してから食べた方がよい。スプーンですくって食べる。ヨーグルトや豆乳、クリームチーズなどと合わせてもおいしい。
生食できない。加熱してから色付けのみに用いる。
ビタミンAとカロチン、脂肪分が一緒に含まれるので身体への吸収がよい。老化防止に効果的。
中身を取り出し強い酒をかけると鮮やかな色が保たれる。
加熱するとオレンジ色になる。
◆ ピラフ、デザートの色付け
クワット quất
←左上がクワット、右下はラム
小ぶりで濃い緑色。
ライムよりも甘くてよい香りがする。
醤油と合わせてポン酢がわりに使える。
◆ 酢の物、焼き魚の香り付け
◆ ジュース(蜂蜜を加え水で割る)
グァバ ổi
5月〜7月が旬
4〜5cmの球形で小ぶりなものと8cmぐらいの大きめのものがある。ビタミンCとカリウムが豊富。
大きめのものはジュースに向いている。小ぶりなものは数種類あり、ほとんどの中身は白っぽい。
緑色でかたいものは未熟なので、常温で追熟させるとよい。香りが強く、柔らかくなってきたら食べ頃。皮も種も一緒に食べるとおいしい。
◆ ジュース、パイ、ジャム
栗 hạt dẻ
10月末頃から短い期間ベトナム北部産が出回る。
小粒だが、日本のものより風味があり、甘みもある。
大粒なものは中国産が多い。
若い緑色のココナッツと熟した茶色のココナッツがある。
両方とも厚くかたい殻に覆われていて、中には透明のジュース(液体胚乳)と白い身の部分(固形胚乳)がある。
自分で割るのは難しいので買うときに市場で割ってもらうとよい。
緑色のものはジュース向き。路上のカフェや飲み物屋台でジュースやココナッツのデザート(殻の中の透明なゼリー状のものと柔らかな白い身をスプーンですくって食べる)が買える。ジュースで豚肉や牛肉を煮込むと柔らかくなる。 茶色のものはジュースは少ないが、かたくなった固形胚乳を料理やケーキに使う。市場では専用のスライサーで削ってもらうことができる。フレッシュなココナッツミルクのとり方はスライスされたものに水を加えてから強く絞る。缶入りのココナッツミルクより、搾りたてのものの方が独特の濃い香りがなく、あっさりとした風味。
また、日本ではあまり見かけない「厚めに千切りにしたココナッツの砂糖漬け」が売られている。
◆ カレー、パン、ケーキ、プリン
◆ チェー、豚肉のココナッツジュース煮
コック cóc
若草色の卵をひとまわり大きくしたような実。
中は黄色っぽく、酸味が強くてコリコリした食感。
サゥ sấu
6月〜8月頃
2〜3cmの球状のかたい実。緑のうちは大変すっぱく、熟して黄色くなると少し甘めになる。
◆ 砂糖漬
◆ スープの酸味付け(暑い時期はタマリンドの代わりに使う) ざくろ lựu
8月〜10月頃に出回り、赤いものが甘め。
日本のざくろより大きい。
実を割ると中に、種の入った小さいツブツブがぎっしり詰まっている。酸味が少なく淡白な味。
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◆ 果物
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