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今年もまた、特に桜を愛でることなく短い桜の季節をやり過ごしてしまいました。こんにちは。
今日ご紹介するのは感動のドキュメンタリー映像です。毎年4月に開催される科学技術映像祭の昨年度のポピュラーサイエンス部門文部科学大臣賞を受賞した映像作品です。
「科学技術・伝統文化映像」の「民衆のために生きた土木技術者たち」
(企画:大成建設(株)、制作:日映企画、2005年、66分)。
これは、20世紀の初め、民衆の救済のために国内外で目覚しい働きをした3人の土木技術者の人物評伝です。
一人目はパナマ運河開削に技師として参加、高い評価を得た青山士(あおやま あきら)。岩渕水門を築いた技術者として埼玉県には縁の深い人です。二人目は、洪水に悩まされ続けた信濃川流域・越後平野に大河津分水路を建設し、人々を洪水被害から救い、越後平野を日本有数の豊かな土地に変えた宮本武之輔。そして三人目は、台湾に巨大な烏山頭ダムを建設、雨期と乾期をコントロールできないやせた土地を潤し、現在も地元の人々に慕われる八田與一。三人の技術者の足跡をたどり、その成し遂げた事業を紹介します。
古写真がふんだんにインサートされており、見ごたえのある内容となっています。三人の技術者が成した実績だけを紹介するだけでなく、織り込まれるエピソードがまた結構感動的。こういう上質な映像作品はもっと露出する機会と場所があっていいと思うのです。残念ながらここのライブラリーは開館して5年以上経つけれど、イマイチ認知されていない。ココまで足を運んでくれて、NHKの番組をスルーして、埼玉県の映像を選び、なおかつこの映像作品までたどり着くというのはかなり難しい。勿体ないことです。
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