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春の使者

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イメージ 1
丸山(孫太尾根)の福寿草       3月10日  撮影
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あと一週間もすれば彼岸の入り。
季節は巡り、鈴鹿の山にも花の便りが届く頃ではあるが、花の山「御池」「藤原」には緊迫した空気が漂い、花見見物の足取りもつい重くなってしまう。
懸命に捜索活動をされている方々には申し訳ない思いではあるが、孫太尾根の丸山へ花の様子を見に出かけた。
 雪の多かった今年はまだセツブンソウと福寿草しか見ることは出来なかったが、黄色く力強い花弁に出会うと張り詰めた気持ちも少しやわらいだような気がする。
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イメージ 2
 
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【山行日】201233日(
【山域】鈴鹿
【天候】晴れ
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【コース】
 小又橋---603---878---918---967(シャクナゲピーク)---テーブルランド---青のドリーネ
(ピストン)
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暖冬であれ、寒波厳しい大雪の年であれ、自然の摂理とは不思議なほど見事に、其の時がくればちゃんと帳尻が合うものだ。3月5日は啓蟄。虫たちが冬の間眠っていた土の中からモゾモゾと這い出てくるのだ。
丁字尾根のシャクナゲも、イワカガミも準備万端である。
 
石榑トンネルを抜けると、他国へ来たかのようにどんよりした曇り空。宇賀渓は晴れてたのに・・。まっ、この雲も朝のうちだけだろう。
君ケ畑からの御池林道は除雪されすいすい走れる。小又橋から先は通行不能。(ところが下山したらすっかり除雪されていた)
 
603から取り付くと春雷だろうか、上空でゴロゴロ雷鳴が山を揺する。天狗堂もガスの中。
昨日の雨で、ザラメ状になった雪を何度も踏み抜きながら丁字に載った。
878のコブを越えると、まるで映画のスクリーンいっぱいに映し出されるように、御池の台地が広がった。何度見ても感動的な景観だ。今日のように青空と雪があれば文句のつけようがない。この時期にしか見ることの出来ない光景なのだ。
 
取り付きの尾根では感じることのなかった風が丁字に載るととたんに身体を叩く。
それでもゴロ谷から這い上がる風は、真冬のそれとは異なり春の匂いを感じさせる。
その風に煽られ、上空からは霧氷の欠片がパラパラと舞い散る。918のお母さんブナの根回りの雪解けが春の近さを告げている。
そのうちブナ観音の森に癒されながら、シャクナゲピークへ痩せ尾根の廊下をセッピに注意しながら行くと、足元ではイワカガミの葉が艶やかな顔をして出迎えてくれた。
雪の重さから開放されたシャクナゲたちも、背伸びするかのように枝を四方に広げ始めている。
 
ピークからの下降は細心の注意が要る。架けたロープ(10.5.15に設置)は冬場は雪の下になってあまり効果がない。それでも少し顔を出しているそれを頼りに雪の階段(半分凍結している)を降る。踏み外せば怪我では済まない難所だ。
テーブルランドに向う最後の雪壁は難行ではあるが、その先に広がる情景を思い浮かべれば、それもまた楽し。台地へ上がる直前、上空には青い空、そして融けずに残った樹氷も待っていてくれた。
これが見たくて毎年丁字尾根に来る。
 
昨夜来の雨の影響か、表面には雨痕の紋様が浮かび、いつもとは些か違う表情の「青のドリーネ」。これもまたいいものだ。
 
 
ただ、これとは別に、今年の冬の御池岳はどことなく落ち着かない。
テーブルランドで出会った人が話していた。2月12日以降、毎週御池に来ているそうだ。
先週は丸尾から上がり、先々週は木和田尾から登っているという。「N」さんの知り合いなのだろうか・・。それ以上は問わなかったけれど・・「ご苦労さま。お疲れさまです」とだけ声かけさせてもらった。
ネット上でしか知る手立てはないが、これだけ多く人が、毎日、毎週捜索にあたっているにもかかわらず、どこに消えてしまったのだろうか。藤原・御池の主要な登山道はすべて捜索されたとも聞く。
一日も一刻も早く見つかることを祈るだけです。
 
お母さんブナ
朝陽差し込む丁字尾根
セッピのむこうに土倉岳
これが見たくて丁字に通う

青のドリーネ

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イメージ 1
   青のドリーネ                          3月3日(土) 撮影
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御池岳 山の表情は毎年変わることはないが
2月12日以降、藤原岳・御池岳周辺を包む空気だけは
張り詰めた緊張感が漂っている。
この日も捜索隊の方々が入山されていたようだ。
一刻も早く発見されることを心から祈っています。

白銀の竜ヶ岳

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【山行日】201225日(
【山域】鈴鹿
【天候】曇り時々晴れ
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【コース】
 宇賀渓800---820遠足尾根取付---915岩稜帯---935遠足尾根---1210
 竜ヶ岳1255---1515宇賀渓
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遠足尾根への取付きが昨秋新たに開設された。木端谷右岸の尾根につけられた道は、
作業道を手直しして歩きやすくなっている。
しばらくは植林帯の中、急登のジグザグがつづくものの、等高線の緩む600m付近の岩稜帯で竜ヶ岳方面に視界が広がり、ひと時の開放感を味わうことが出来る。丁度休憩にはもってこいのところだ。
雪はたっぷりとあり、トレースもしっかりとしている。
夏のトラバース道は回避され、冬道は尾根に続いていた。
雑木林を抜けると遮るものもなくなり、左手前方にはたっぷりの雪に包まれて、なだらかな曲線を描く金山尾根、そしてその向こうには竜の頭がのぞく。遠足尾根の深い笹は全て雪の下に眠っている。
ホタガ谷源頭カールを見下ろしながら、クラへの雪壁を這い上がると見慣れた竜ヶ岳山頂の全容が飛び込んできた。
上空はどんよりとした雲に覆われ、霧氷も今ひとつ冴えない格好で、少し物足りない気もするが、それでもこの広大な雪原を行く気分は、藤原岳や御池岳のそれに引けをとらないほど爽快である。辛い思いで登った者しか味わえない喜びだ。
北に目をやると、痛々しく削り取られた斜面の藤原岳もこの時期だけは雪化粧のおかげで美しい姿を見せてくれる。手前には樹林の間にはめ込まれた雪模様も美しい静ケ岳。
御池の台地は深い雪に閉ざされ静まり返っていた。
すっかり長居をしてしまって1300近くになっていた。山頂の人影も数えるほどになり、陽の力も弱々しくなってきた。
帰路は金山と思っていたが、古いトレースも消えかかっていたので無理をせず、再び遠足尾根に入って、そのまま末端の落合橋の袂まで降った。
遠足尾根の人気ぶりをみると、この先積雪時の安全なコースとして定着していきそうだ。
山頂はガス
岩稜帯
ホタガ谷源頭を望む
遠足尾根には新たな指標
立派なトレース
金山尾根の向こうに竜が・・
まだ遠い・・
人気の遠足尾根
笹は雪の下
964を越える
雪庇
クラへの急登

初詣登山 入道ケ岳

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イメージ 1

北の頭より
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【山行日】2012年1月17日(火)
【山域】鈴鹿
【天候】晴れ
【コース】
 椿大社8:30---11:00北の頭---11:15奥宮---12:00入道本峰---12:15
 井戸谷源頭---13:25椿大社


雪は意外と少なかった。椿大社から北尾根を辿り、ようやく雪を見たのは七合目の二次林の斜面だった。アセビのトンネルも積雪は少なく、腰をかがめるほどでもない。
トンネルを抜けると鎌尾根から御在所岳北面の壮大なパノラマが広がった。
煌く白銀の稜線が青空を背景にして眩しく目に映る。
ポカポカ陽気の奥宮でくつろいでいると、初老の男性が上がってきた。今日二度目の山頂だそうだ。早朝、二本松から井戸谷で登頂し、二度目は北尾根を上がってきたという。
健康のために歩いているという。頭が下がる思いだ。
鳥居の立つ本峰には平日でもあり登山者はちらほら。この冬一番の天候に恵まれたなかそれぞれのんびりと過ごしている。
下山は井戸谷の大斜面の中へ吸い込まれるようにして、ザクザクと気持ちよく降っていった。







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