晴れ、時々虫好き

夏の3ケ月間だけ虫好きになる、軟弱老年虫屋の徒然記

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先日、須磨に行く用があり、途中 新長田で下車して、鉄人をみた。

鉄人というのは 当地出身の横山光輝の『鉄人28号』のモニュメントである。

子供の頃、『少年』に連載され、まもなくTVアニメとなって、夢中で見た。

月刊の漫画誌は贅沢品であり、毎号読むことは出来なかったが、

並行で連載されていた『鉄腕アトム』よりも、『鉄人』の方が好きだった。

特に あの 目が よろしい。

遊び道具の「べったん」は、『鉄人』登場の頃より 美しい総天然色の「写真べん」となって、

我々子供の収集のマトになったことなどを 懐かしく 思い出す。


雨の中、駅近くの公園に そいつは立っていた。

想像より デカイ。

心の中の『鉄人』の2倍近くある。

堂々たる 巨躯である。

きけば 設定通り という。

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『鉄人』の良さは、大日本帝国陸軍の 秘密兵器 という アナクロな設定で、

リモコンで動くというところだ。

普段は金田正太郎という 正義感溢れる 子供が操縦し、正義の味方であるが、

ひとたび リモコンが敵に奪われると 恐るべき脅威になるという 構造にある。

科学技術に対する 作者の 冷めた目 を思い知る。

だから 『鉄人』の目は 虚ろである。

どんな場面でも、何も 語ろうとはしない。

リモコンで動くのだから、 目 なんて 本当はいらないのだ。

こましゃくれて、いい子ちゃんのアトム とは 違うのだ。




そこに ずっと立って これから 何を 見ていくのか。

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