晴れ、時々虫好き

夏の3ケ月間だけ虫好きになる、軟弱老年虫屋の徒然記

映画

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クリスマスなので、今回はそれにちなんで 
1978年作『ブルークリスマス』という映画をご紹介する。

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東宝映画、監督は当時エースといってもよい岡本喜八でした。。

脚本は、倉本 聰で、

そのころ『前略おふくろ様』とか『浮浪雲』で人気急上昇中で、

あの名作『北の国から』の直前にあたります。

その倉本 聰ですが、御大岡本喜八に対して、脚本の変更は一切不可と宣ったとか・・・・・。

強烈な自信というか、なんというか、とにかく 曰く付きの脚本なのである。



題材はUFOをテーマにした、一種のSFであるが、特撮も宇宙人も出てこない。

UFOに遭遇した人の血液が青くなるという『変異』が、人類に広がるというお話である。

仲代達也が真相に迫ろうとする前半は、『皇帝のいない8月』みたいで、

なかなか緊迫感があってよろしい。

キャストもおそるべき豪華さである。、

が、コケましたね。

公開当時も派手さもなく、地味な印象でしたが、

ちょっと早かったのだと思います。

『Xファイル』や『ダークスカイ』なんかの、アメリカのその手のドラマが人気となったのは、

確か1990年代の終わり頃ですよね。

20年早いのだ。

その意味では、なかなかやるなあ、という感じです。

内容はともかく、色々と一見の価値はあります。


今じゃオバサンの、24、5才だった竹下景子のはっとするような美貌とか・・・・・。

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日本一怪しいこの二人の組み合わせとか・・・・・。
(岸田森と天本英世です。念のため)



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ここに成田三樹夫がいれば完璧なのですが、東映なのでムリなのでしょうね。

彼らに比べると、今時の役者の なんと小粒なことか。

しかし、その三人とも故人になってしまった。

時の流れを感じずにはいられません。

★★★★☆

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仕事が忙しいと、途端に更新が間延びする。

現金な物である。

悲しいかな、私の仕事はシーズンである夏場と12月が、この数年ピーク時期になっている。

帰ってきたら、くたくたでメールチェックすらしない日もある。

こりゃ40代みたいに、というワケにはイカンようである。

自分の身体となんとか付き合いながらやっていけ、ちゅうこっちゃな。

と、最近理解した。

てなわけで、ボチボチ いきまっさ。



また、映画の話である。

映画は劇場にも行くが、ほとんどはレンタルで、年間にほぼ100本程度観る。

学生の頃は映画館だけでその本数行ったが、当時はレンタル屋などなく

『名画座』や学生の自主上映が その役割を果たしていた。

好きな映画は地の果てまで追いかけていって(ウソ、交通費の続く限り)

何回も観るというのが、ふつうのスタイルだった。

だから、全て 映画館などのスクリーンで観ている。

基本、映画はスクリーンで観る物と 思ってマス。


レンタルで観て、これは映画館で観たかったなあ、と思う作品が時々ある。

こいつもそうである。『スタートレック』

ご存じ無い方のために書くが、アメリカのTVドラマ『宇宙大作戦』の

原題であり、その映画版である。

『宇宙大作戦』は、昔 深夜の再放送で よく見たのだ。


この映画もレンタルDVDで観たが、映像の品質が非常に高く、劇場で観るべきとすぐ思った。


スタートレックの映画版は何作も作られているが、本作は

その前日譚となっている。

つまり、カーク船長、ミスタースポック、ドクターマッコイ、スールー、ウフーラ、スコットなどの

乗組員たちがUSSエンタープライズ号に集うまでを描いており、

一種のプロジェクト物にもなっていて、『宇宙大作戦』のファンにはたまらん面白さがある。

『7人の侍』や『特攻大作戦』など、プロジェクト物は メンバーが揃うまでが、

面白く、本作も 皆若くて できそこないが集まるだけに、とてもいい。

特に、スポックに焦点が当てられていて、若くて まだ感情むき出しのスポックを見られるのだ。

最後に、レナード・ニモイもちょっと出てくる。

お楽しみである。



『それは論理的ではありません』というのは、

TV版『宇宙大作戦』での ミスタースポックの決めゼリフです。

声は 久松保夫 氏。氏の声を聞くと、バート・ランカスター を思い出す。

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トラトラトラの渥美清

先日 寝ようと思ってTVのリモコンに手が触れたら、

偶然 深夜映画の「トラトラトラ」に切り替わり、

ほおっ、と思って つい最後まで観てしまった。

黒澤明の解任劇やらいわくつきの映画だが、

最後の真珠湾の攻撃シーンの迫力に、改めて圧倒された。

何カットか 航行する空母や 米軍艦が爆発するシーンでミニチュアの撮影があるが、

ほとんどが実写である。

とくに数十機の日本海軍機の急襲シーンは、考証に問題はあるものの

今の画面を塗ったくったようなCGでは決して得られない迫力である。

もうこんな映画は二度と作られないだろう。



当時、大阪唯一のシネラマ館 梅田OS劇場でこれを観たときのことを思い出した。

初めて入ったOS劇場は、客席が階段状で、甲子園球場みたいやな と思った。

とにかくデカイ横長のスクリーンを 高速で横切る戦闘機に、度肝を抜かれたものだ。

私は中学1年で、もうすでに一人で名画座なんかに通っていたが、この映画だけは

何を思ったのか、親父が率先して観に連れて行ってくれた。

映画は大人気で、席は完売。

親父は、ダフから切符を買ってまで、見せてくれた。

今じゃすっかり見かけなくなったダフ屋だが、そのころは映画館にさえ出没していたのだ。

明日は12月9日だ。

空襲で、親兄弟のほとんど全てを失った親父には、なにか強い思いがあったのかもしれない。



映画は、アメリカ公開版らしく、コック役の渥美清のシーンはなかった。

この映画で唯一頬がゆるむシーンなのである。

是非 渥美清を見たかった。

なんってたって 題名が「トラ×3」なのだから。

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モリシゲ死す

モリシゲが亡くなった。

私がモリシゲの面白さに気付き、映画を見直し始めたのは、

40才を過ぎてからである。

中学生の頃から、社長シリーズや駅前シリーズを観ていたが、

やっぱり子供には、怪しげなフランキー堺やベン・タービンみたいな三木のり平が面白く、

モリシゲのおかしさには、なかなか気付かなかった。

ところが10年ほど前、TVの深夜映画で社長シリーズの1本を観て、

爆笑した。

モリシゲのいちびり芝居というか、捨てぜりふというか、

滅茶苦茶オモロイのである。

で、一本また一本と 舌なめずりするように 見直している最中なのである。

残念ながら、モリシゲの全盛期をリアルタイムで観ることはできなかったのだが、

これらもまた、ファンタジーの傑作であると 断言してしまおう。

合掌。


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1956年作 「へそくり社長」

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1965年作 東宝映画「海の若大将」を レンタルDVDで観る。
実は、このころの 明るく、軽く、見終わった後何も残らない 東宝映画 が大好きです。
この若大将シリーズや社長シリーズ、クレイジーの無責任や日本一シリーズです。
100%頭を空にして見ることが出来ます。
たまりません。

併映は『フランケンシュタイン対地底怪獣』
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前年の1964年には、若大将シリーズは作られませんでした。
きっと「オリンピックの若大将」てなタイトルになっただろうに、残念です。

それは、黒澤明の「赤ひげ」にとっつかまったからデス。

このデッカイ字のタイトルに、待ちに待った てな感じが、出てますよねえ。
自信満々という感じも伝わってきます。

舞台になっている東京の街も、オリンピックのせいかキレイになり、
シリーズ初期ではみんな学ランを着ていた大学生は、カジュアルな格好をしています。
(最初みんな苦学生なのかと思いました)

シリーズも絶好調で、脂がのりきっていたコロの1本です。

若大将シリーズは、これと「ハワイ」「エレキ」「アルプス」にとどめを差します。


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映画の中で、京南大学の水泳部の連中が、
合宿でマネージャーにドッグフードを食べさせられるシーンがあります。

私がこの映画を観たのは、リアルタイムではなく、中学生の時、名画座で です。

その時、びっくりしたのは、犬のエサが缶詰として売られているとうことでした。

信じられませんでした。

私は、小学校生の頃、雑種の犬を飼っていました。

コロといいました。(ネーミングも時代を感じます)

コロのエサは いつも汁かけメシで、

人間ですら缶詰は滅多と食べられないごちそうでした。

これは異世界の話やな、とその時気付きました。

それ以後、若大将シリーズは学生を題材にしたファンタジーとして観るようになりました。

そしたら、なんと面白いことか。

たまりません。

ぜひ、そう思って 気楽に観ることをオススメします。


その缶詰が、コレだ。

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このメーカー、今でもキャットフード 作ってんだよね。

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