うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

全体表示

[ リスト ]


「代理母」に20〜50代の40人志願
8月24日3時3分配信 読売新聞

 不妊夫婦の妻に代わって出産する「代理母」を公募していた諏訪マタニティークリニック
(長野県下諏訪町)の根津八紘(ねつ・やひろ)院長は
23日までに約40人の女性が志願してきたことを明らかにした。

 同院長は、志願した女性に家族の協力態勢などのアンケートを実施し、
代理母を受け入れる覚悟などについて確認を進めている。
日本学術会議・生殖補助医療の在り方検討委員会で、24日に報告する。

 根津院長によると、代理母に志願してきた女性は20代〜50代前半で、いずれも出産経験がある。
代理出産は命がけの行為であり、妊娠から出産までの約10か月間、日常生活に制限も加わる。
いくら志願した本人が望んでも、家族の理解や協力が得られなければトラブルにつながる恐れがある。
このため根津院長は、志願者全員にアンケートの実施を決めた。
以前から数回記事にしてますが、
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/9790337.html
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/9475571.html

代理出産は命がけの行為であり、妊娠から出産までの約10か月間、日常生活に制限も加わる。

いくら志願した本人が望んでも、家族の理解や協力が得られなければトラブルにつながる恐れがある。

この部分が、根津院長の発言だとすると、
以前に比べればずいぶんと慎重になったなあという印象を受けます。

私には十分に理解し、納得した上で臨んでくださいね。
としか言えません。
特に高齢での出産は危険です。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070711-OYT8T00211.htm
提供卵子で高齢出産、妊婦8割が合併症
 閉経後に米国で卵子提供を受けた50歳前後の妊婦の約8割が、
切迫早産などの重い合併症で入院が必要になったことが、
東京日立病院(東京・文京区)の合阪幸三・産婦人科医長の調査でわかった。

 国内では、匿名の第三者からの卵子提供を認めようという声も強く、
今後、提供卵子による高齢妊娠が増えそうで、合阪医長は
「特に、超高齢出産の場合は、スタッフのそろった周産期医療センターなどでのケアが必要」
と強調している。10日、都内で開かれた日本周産期・新生児医学会で報告した。

 調査対象は、合阪医長が過去5年間に担当した31人。
平均年齢は50歳で、最高齢は56歳、最年少は46歳だった。
米国で卵子提供を受けて、妊娠後、国内で出産を希望して来院した。
多胎妊娠は4人で、すべて双子だった。

 多胎妊娠に比べリスクの低い27人の合併症の発生は、
妊娠高血圧が9人(33・3%)と最も多く、卵子提供のない通常の出産よりも約6倍頻度が高かった。
妊娠糖尿病も8人(29・6%)で約2・5倍、切迫早産も12人(44・4%)で約3倍だった。
これらの合併症の治療のため、27人のうち22人が入院した。
双子を妊娠した4人は全員、切迫早産のために入院した。
また、母乳の分泌は、1か月検診時では、31人中17人が良好だったが、
3か月検診時には3人に激減した。

 匿名の第三者からの卵子提供を巡っては、厚生労働省の生殖補助医療部会が容認した。
しかし、法制化には至らず、日本学術会議で是非を検討している。

(2007年7月11日  読売新聞)
もし行なわれた場合、

無事に経過し、代理母も希望者も、笑顔で赤ちゃんを迎えられることを祈っています。

「医療崩壊(産婦人科)」書庫の記事一覧

閉じる コメント(2)

顔アイコン

事故が起きたら、風向きが一発でかわります。
そこには、過誤の有無は関係ありません。
今までやってきた非配偶者間体外受精や着床前診断とはリスクがぜんぜん違うことは
根津先生ご自身がわかっているから、おそらく慎重になっているのではないでしょうか。

私は産婦人科医として、若くして子宮を取らざるをえなかった人を多く見てきましたから、代理母の必要性はわかりますが、
現状のままでは、代理母は一般に広く普及すべきではないと思います。

私のブログでも何回か取り上げましたけど、医学的なリスクの問題、倫理的な問題、法整備の問題等、
さまざまな分野での議論が深まる前に見切り発車すべきではないと思います。
一歩間違えば、関わったすべての人が不幸になる可能性がありますから・・・。

2007/8/24(金) 午後 7:29 [ y-gami ]

顔アイコン

gami先生、コメント有難うございます。
確かに根津先生は「既成事実を作ったもの勝ち」
と思っている所がありますよね。

私も、今回はマイルドに書きましたが、基本的には賛成はできません。
他に子供を得る手段のない人の気持ちは(少しは)解りますが、
拙速に始めて、何かあったらどうするのでしょうか?

多くの志願者は、30台後半以降で子供の手が離れている
(前の出産から5年以上経過している)方でしょうから。
下の記事にもあるように、riskは高いですよね。

2007/8/25(土) 午前 11:44 さすらい泌尿器科医

開く トラックバック(1)


.
さすらい泌尿器科医
さすらい泌尿器科医
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

ブログバナー

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

検索 検索

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事