診察医過失、二審も認めず=両親は上告見送る意向−男児死亡、割りばし事故訴訟 4月15日15時24分配信 時事通信 東京都杉並区で1999年、杉野隼三ちゃん=当時(4つ)=が割りばしをのどに刺し死亡した事故で、診察医が適切な治療を怠ったとして、父正雄さん(57)ら両親が病院を運営する学校法人杏林学園(三鷹市)と担当の根本英樹医師(41)に計約8900万円の損害賠償を求めた控訴審判決で、東京高裁は15日、請求を棄却した1審判決を支持し、原告側控訴を棄却した。正雄さんらは上告しない意向を明らかにした。 小林克已裁判長は、根本医師が診察した際、隼三ちゃんに意識障害はなく、「割りばし片による頭蓋(ずがい)内損傷が予見できたとはいえない」と認定。問診はおざなりで慎重さを欠くとしたが、一審東京地裁の判決と同様に注意義務違反による過失を認めなかった。 <割りばし死>遺族側の控訴棄却 東京高裁「予見は不可能」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090415-00000093-mai-soci4月15日21時15分配信 毎日新聞 東京都杉並区で99年、のどに割りばしが刺さり死亡した杉野隼三(しゅんぞう)君(当時4歳)の両親が杏林大付属病院(三鷹市)を開設する杏林学園と担当医に8960万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京高裁は15日、請求を棄却した1審(08年2月)を支持し、両親側の控訴を棄却した。小林克已裁判長は「診察は慎重さを欠き、カルテ改ざんも疑われるが、割りばしによる頭蓋(ずがい)内損傷を予見することは不可能だった」とした。 両親は上告せず判決が確定する。刑事裁判でも医師の無罪が確定。発生から約10年で一連の訴訟が終結する。 隼三君は99年7月、盆踊り会場で転倒し、担当医がのどに薬をつけて家に帰したが翌朝死亡。解剖で口に入れていた綿あめの割りばし片が脳内に残っていたことが判明した。【伊藤一郎】 ▽杏林大付属病院の東原英二院長の話 過失がなかったことが認められ感謝している。隼三さんのご冥福をお祈りし、医療の安全に一層信頼を得られるよう全力で取り組む。 ▽隼三君の両親の話 血も涙もない判決で無念。私たちの闘いが何らかの意味で医療にとって意義があったと認めていただける時が来るよう、今後も努力したいと思います。 隼三君のご冥福を改めてお祈り申し上げます。m(__)m 当然の判決ですが、失った10年という働き盛りの時間と、多額の弁護士費用、多大な精神的苦痛はどこからも補填されません。そして、ご存知のように、この事件が『救急医療崩壊』に果たした役割は絶大です。 |
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まず、そもそも割り箸が脳に刺さるのをなぜ防げなかったのか。ご両親には酷ですが、全てはここに尽きると思います。
ただ、きれいに色分けされた硬質で体液も何もにじみ出ない分かりやすい人体模型。あれが、一般の人には異物があればすぐ分かるだろうという誤解を与えてしまうのかもしれませんね。
2009/4/17(金) 午後 7:38
小さな子供に食べ物を与えて走ったり歩いたりさせてはいけません。
実に簡単で常識的な教訓が見て取れるだけ。根本先生には何の責任も
ありません。当たり前の事です。
しかも夜ですよね。小さな子供が足元も不確かな盆踊り会場の人ごみを歩くのも大変です。
ご両親の無用心さだけが目に付きますが、お子さんを失った悲しみに
誰かを憎まずにはいられなかったのでしょうが、八つ当たりされた病院と根本先生の失われた時間とお金はどうするんでしょう?
しかも名誉毀損認定された本まで出してるんですから、このご両親。
マスコミの情緒過剰の検証無しの垂れ流し報道が更にご両親を煽ったのでしょうけど。
割り箸事故の本を出版した出版社は謝罪広告くらい出せよって思います。
2009/4/17(金) 午後 9:32 [ 通りすがり ]
個人的意見ですが、私は逆の判決が出たら「血も涙もない判決」だと思います。何もかも完璧に予見できるスーパードクター以外は許されない事になってしまう。それはないでしょう。
自分の子供がそうなった場合、冷静な行動を取る自信はありませんが、客観的に見れる今は「血も涙もない判決」では無いと思います。
2009/4/17(金) 午後 10:13
Wagonさん、コメント有難うございます。
>まず、そもそも割り箸が脳に刺さるのをなぜ防げなかったのか。
確かにそれさえ防げれば、誰も不幸にはならなかったのです。
人体模型もそうですが、画像診断などの進歩も、
一般の人には異物があればすぐ分かる、病院に行けば何でも治る
という誤解を生んでいる一面はあるのかもしれませんね。
2009/4/18(土) 午後 1:25
通りすがりさん、無罪判決は出ましたが、
病院と根本先生の失われた時間とお金は決して戻りません。
裁判に勝っても失ったものは大きいですよね。
>割り箸事故の本を出版した出版社は謝罪広告くらい出せよって思います。
名誉毀損は確か親告罪ですから、根本先生が告訴しない限りは
出版社は何もしないでしょうね…
2009/4/18(土) 午後 1:49
nekopさん、判決というものは「血も涙も」無くていいと私も思っています。
逆に「血と涙」によって、無実の人間を罪人にしたいのかと…
裁判員制度が恐いですね…
確かに自分のこととなると、冷静さを保つのは難しいかもしれませんが、
そうありたいものですね。
2009/4/18(土) 午後 1:54
杏林大学医学部は 昔裏口入学の噂があった。一般庶民が一生かけても払えないような額の金を親に払ってもらい医者になった人が白衣を着て診察しているイメージが抜けない病院だ。日本医師会が多額の献金をする見返りは何か。国民を食い物にしている政治家や官僚、社会のしくみ、格差。勝ち組と負け組み。・・・そうあれは自爆テロだったんだね。これからの病院はテロ対策も必要だ。
2009/9/19(土) 午後 9:09 [ もかしん ]