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緊急提言
http://www.doctor2007.com/teigen090806.html国際的に評価の高い日本の医療は、崩壊のまっただ中にあります。そして、医療崩壊は、日本社会に様々な悪影響を及ぼします。医療現場が疲弊する一方で、医療制度の矛盾は、長年放置されてきました。日本の医療は直ちに修復されなければなりません。全国医師連盟は、ここに持続可能な医療体制を実現するための緊急提言を発表します。 1.医療費を先進国並みに増額し、医療を大幅な雇用創出の場にすべきです。保険診療の診療報酬は、医療関連職の技術を含め人的資源にかかる費用を重視して、緻密なコストの積み上げで決定することと、その過程を透明化することが大切です。 2.医療の需要は、現場の対応能力の限界をはるかに超えています。現場の医師がこれ以上疲弊しないために、国はこの問題を直視し、急性期医療機関への受診を適正化するなど、医療の需要を制限する緊急避難的な施策を真剣に検討するべきです。 3.医療従事者が過剰労働で医療を支えている現状では、医療の安全は守られません。国と医療機関の開設者は、病床あたりの勤務医師数を大幅に増員するよう努力し、労働環境の適法化に真剣に取り組む必要があります。 4.医師の計画配置は、過酷な労働環境が放置されたままでは不可能です。このような医療の現場に医師を強制的に配置することは、医師を消耗させ、結果的に医師の診療能力の低下を、ひいては医療供給の減少をまねきます。 5.医療の場で不幸な事態が起こったとき、捜査機関の介入に先立ち、刑事手続に付すことの相当性を検討する調査委員会の設置が必要です。また、医療事故補償基金を創設し、患者(家族)救済を図る必要があります。 全国医師連盟の緊急提言は、逼迫した医療現場からの切実な訴えです。医療崩壊は、旧来の方法では解決できず、緊急に抜本的な対策をとらなければなりません。 全医連が各政党に公開質問状送付−医療費などの政策について回答求める 2009年8月 6日 00:05 ロハスメディカル http://lohasmedical.jp/news/2009/08/06000500.php#more 私が中心となって作った提言ではないのですが、 医療現場からの切実な悲鳴です。 特に2のアクセス制限が不可欠です。医療が様々な原因によって崩壊している事実を認め、国民に説明するのが重要です。それをせずに小手先の対策をしても、医療崩壊の改善は望めません。何とか耳を傾けて欲しいものですが…
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泌尿器科の日常
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医療を雇用創出の場にと言うと、経済成長を生む分野ではないのにという反論がよくあります。しかし、医療は、ITを含め様々な科学・技術の最先端が要求される分野なので、その応用で新産業が起こることが期待できます。国民がその成果を公平に享受できるような仕組みを整備すれば、公共のお金の悪い投資先ではないように思います。
しかも、古来、人間は豊かになれば、その財の全てをつぎ込んででも健康長寿に投資してきたのですから、より高度な医療を求めつつ、医療費の総額はそのままというのは非現実的な願望だと思います。
2009/8/9(日) 午前 9:10
公共事業を医療、福祉に振るのは、ある意味意味があります。 ただし、現在の構造を緩やかに移行する必要はありますが。職業変換に補助金をも良いでしょうね。 新しい事業形態の創造は、新た技術投資先も見込まれますし。 レセプトのIT化は、ちょっとですが。
2009/8/9(日) 午前 10:20 [ おみぞ ]
確かに、レセプトを含め、今のままの医療システムをそのままIT化するのでは、問題のある構造を固定・強化することになりますから問題ですね。
2009/8/9(日) 午後 0:34
アクセス制限は、きっと、選挙前の政治家が一番言いにくいことでしょうね。
実際にはどの程度の制限が必要だとお考えですか?時間外診療の診療費UPや救急車有料化くらいで改善されるものでしょうか?
2009/8/9(日) 午後 1:31 [ ジュリーママ ]
アクセス制限はまず、かかり付け医登録制度でしょう。紹介状が無ければ専門医へかかれない。 除外の科はあります。 フランス型になるでしょうが。 一番問題に成るのが、救急医療でしょう、急病でなくても、来るのをどうするか?。 診療費の値上げは、結構に制御できるようです。
救急車は総務省なのですが、民営化でしょうね。
2009/8/9(日) 午後 3:05 [ おみぞ ]
今のような状況になったからには医師やナースの数を増やすとかいう小手先だけではどうもなりません。
根本的な改革と一般市民挙げての協力が必要です。
例えば医師であれば書類など雑用が多すぎるし、ナースなども同様です。国家資格がなければできない医療行為以外の仕事が多すぎます。これだけ高齢者が増加し患者数も増加していくのですから一般市民が自治体レベルでいかに協力できるかだと思います。一般市民が他人事の姿勢では崩壊が進む一方でしょうね。
人間は誰でも家族も含めていつかは病気になるものですからね。誰もが関わることです。死や病気への意識が希薄すぎるのも問題です。
2009/8/10(月) 午前 10:57 [ SNS ]
Wagonさん、その通りですよね。
>より高度な医療を求めつつ、医療費の総額はそのままというのは
>非現実的な願望だと思います。
どうしてマスコミや政治家には、理解できないのでしょうかね…
2009/8/10(月) 午後 6:00
おみぞさん、ご指摘の通りで、
医療への投資は、景気回復にも繋がると思うのですがね…
「かかり付け医登録制度」は、どこまで強制力を持たせられるかがポイントですが、
クレーマー化した患者・家族への対応をどうするかが悩ましいですね…
救急車の有料化は是非とも実現して欲しいものです。
2009/8/10(月) 午後 6:07
ジュリーママさん、「どのくらい」と言われると答えにくいですね…
地域によって、受け入れ能力の余力は全然違いますからね…
しかも、あまり制限しすぎると病院経営が苦しくなりますし…(涙)
>時間外診療の診療費UPや救急車有料化くらいで
>改善されるものでしょうか?
やらないよりは絶対にマシです。
現時点で予定がないのが悲しいですが…
2009/8/10(月) 午後 6:12
SNSさん、その通りですが、
>根本的な改革と一般市民挙げての協力が必要です。
どちらも前途多難です…(涙)
マスコミは相変わらず「強制配置」を言い続けていますし…
人
>間は誰でも家族も含めていつかは病気になるものですからね。
>誰もが関わることです。死や病気への意識が希薄すぎるのも問題です。
健康な大部分の国民にはその事が解らないのですよね…
マスコミの協力も望めませんし…
2009/8/10(月) 午後 6:42
「かかり付け医登録制度」の最大の問題が、診療費の支払い方法です、フランス式にしても、公的保健医療費はまず自己で支払い、領収書を持って役所へ出向き、しこで変換される仕組みですので、日本でやると踏み倒しに合う場合が考えられます、その場合は保険局が弁済してくれるのか?。が悩みです。同じフリーアクセスであっても、医療費の支払い方法が異なるので、強力なアクセス制限にしにくいものがあります。 しないよりしたほうが良いのはたしかです。 これを言い出すと多分、選挙落ちそうですが。
2009/8/11(火) 午前 11:43 [ おみぞ ]
また、現行のレセプトですと、患者数が減ると、医療機関が倒産する可能性がありますので、レセプトを上げて、アクセス制限をととなります。
2009/8/11(火) 午前 11:56 [ おみぞ ]
おみぞさん、「かかり付け医登録制度」によるアクセス制限は
病院や診療所の倒産は続出するかもしれませんね。
>レセプトを上げて、アクセス制限…
今までの厚生労働行政からしても、その可能性はゼロに近いでしょうね…
お金を出し渋る事にかけては、定評がありますから…
2009/8/11(火) 午後 6:52
瑞山さん、多くの患者さんにCT・MRIをオーダーしている私にとっては耳が痛いです。(笑)
>検査の精度についての論議をすると、万が一の為の・・・
>という所に行きがちですが、本当でしょうか?
本当ですね。
例えば、私は泌尿器科ですから「尿潜血」の患者さんが多く来られますが、
エコーして、尿細胞診をオーダーして、
基本的には造影CTまでお勧めしています。(膀胱鏡はさすがに…)
エコーでは見つからない腎がんなどを見逃さない為ですが、
90%以上の方では何も所見はありません。
それでも、「後出しジャンケン」による訴訟リスクを軽減するために
私はそうしています。
(CTを希望されなかった場合には「CT検査は希望せず」と…)
それが良い事とは思っていませんが…
2009/9/3(木) 午後 6:25