うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

インフルエンザ

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<新型インフル>ワクチン希望の医療従事者 想定の倍超す
10月23日2時31分配信 毎日新聞

 19日から始まった医療従事者に対する新型インフルエンザのワクチン接種について、医療機関側の接種希望者数が国の割り当て(約100万人)を大きく上回る230万人以上に達することが、毎日新聞の都道府県への調査で分かった。多くの医療機関が医師や看護師だけでなく、事務職員らの接種も求めていることが原因とみられる。ワクチンが「足りない」と答えたのは33都府県に上り、各都道府県は医療機関の納得を得られる配分に苦慮している。【まとめ・清水健二】

 厚生労働省が約100万人と算定した根拠は、厚労省の医療施設調査と総務省消防庁の救急業務実施状況調査。両調査によると、厚労省が対象職種に想定する医師、看護師、准看護師、救急隊員の合計は約120万人だが、インフルエンザ患者の診療に従事しない人もいることを勘案した。厚労省はワクチンを医療従事者数の割合に沿って都道府県に配分し、その先は都道府県に一任している。

 毎日新聞が47都道府県の担当者に医療機関から寄せられた接種希望者数を聞いたところ、集計ができている43都道府県だけで計約237万人に上った。40都府県で接種希望者が割当数を上回り、うち22都府県で2倍以上の差があった。

 ワクチン接種については、9道県が「精査すればワクチンは足りる」などとしたが、33都府県は不足を指摘した。

 神奈川県の担当者は「放射線技師や病棟事務からも希望があった」、香川県の担当者は「老人保健施設などにいる希望者も含めたらオーバーした」と説明。「国が定義をはっきりさせていない」との批判もあった。

 不足時の配分方法は▽内科、小児科、救急などを優先(岐阜、宮崎県など)▽診療所など小規模施設は全員接種(茨城県、京都府など)▽医師は100%(栃木、滋賀県など)−−など異なった。福島県は外来・入院患者を受け入れるかで優先順位を付け、秋田県は「一般病院は医師・看護師数の8割、医師1人の診療所は3人分、介護施設は4人分」などと決めていた。

 厚労省インフルエンザ対策推進室は「医療機関内の接種対象者は現場の判断で構わないが、妊婦や基礎疾患のある人など接種が急がれる一般国民が後に控えているので、割り当ての範囲にとどめてほしい」と話している。

 ◇「窓口職員必要」 現場の声

 新型インフルエンザ患者に対応する医療機関からは、「医師、看護師以外のスタッフも接種したい」との声が圧倒的に強い。

 横浜市内の診療所は、2人の医師と2人の看護師に加え、6人の事務職員全員も接種対象者として医師会に連絡した。ワクチンはまだ届いていないが、所長は「季節性のワクチンも毎年全員に打っている。患者と最初に接する窓口の職員が予防接種をするのは当然だ」と主張する。

 東京都内の中規模病院の場合、医師と看護師、透析機器などを扱う臨床工学技士、外来担当の薬剤師や事務職員ら、スタッフ約330人のうち200人以上を接種対象と考えている。配分が少ない場合は、本人の希望や業務内容などで優先順位を決める予定だが、院長は「全国民分がないとはいえ、医療従事者用で100万人分は少なすぎるのではないか」と不満を漏らしている。【清水健二】
岩田先生も見落としていたくらいですから、仕方がない事なのですが…

患者と最初に接する窓口の職員が予防接種をするのは当然だ

私も当然だと思います。

医師と看護師だけ出勤しても、病院は回りません。

当り前の話ですよね。

『医療機関側からの接種希望者数』だけワクチンがあれば、問題は無かったのですから
あまりこの『想定ミス』を糾弾しても意味は無いのですが…


そういえば、私の順番はまだかな…(笑)

閉じる コメント(19)

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ウチには、医療従事者向けとして120人程度分しか来ないそうです。
こんな数でどうしろっちゅーんじゃ!!
事務員どころか医師・外来スタッフ・病棟スタッフ分だってありません。何を根拠に計算したのか、本当に不思議です。

厚労省って、病院にはNsとDrとその他検査技師くらいしか働いていないと思っているでしょうか。
病院が実際にどのように機能しているかちゃんと理解しているならば、病院のどの職種に接種すべきかすぐに分かろうものを。

結局机の上だけでしか考えていないんでしょう。
最前線で患者と接するスタッフには全然ワクチンが足らない状態で、「患者さんには早く、早く!」と浮足立っているのは本当に○カとしか思えません。この危機管理体制のひどさはどーにかしてほしいです。

2009/10/23(金) 午後 5:02 [ べんべん ]

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ウチは、最初に100人分きて、追加で100人単位づつ、また来るそうです。
総数で医者、コーメディカル、技師、ヘルパーも含めて職員分全部いきわたるみたい。
これって、どういうことなんだろう。
病院の力関係で配分量が決まる?


でも医者の数名は、打たないって言ってます(なんでも、臨床試験のデータが希薄で、医者が臨床試験代わりに使われてるって言ってましたっけ)

2009/10/23(金) 午後 5:58 [ 鶴亀松五郎 ]

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医者を人体実験にするのは折込ずみです。その結果しだいで・・・・

事務員さんがいなくても、回りません。

18歳以下から打て言う意見もありますし、一番感染を拡大させているからね。 学校で集団接種が・・・・。

それから、医療機関側負担が500円て、どうなんでしょう、決定ですか?。

日本のお医者様、お疲れです。合掌。

2009/10/23(金) 午後 6:38 [ おみぞ ]

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関係法令・通知・事務連絡(新型インフルエンザ)

http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei.html

第1回新型インフルエンザA(H1N1)ワクチンの初出荷等のお知らせについて
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2009/10/dl/info1015-01.pdf
第2回新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチンの第2回出荷等のお知らせについて
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2009/10/dl/info1016-02.pdf
第3回新型インフルエンザA(H1N1)ワクチンの第3回出荷時における各都道府県への配分量について
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2009/10/dl/info1020-03.pdf

2009/10/23(金) 午後 6:42 [ おみぞ ]

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やはり、接種は全面的に中止して、タミフルが、あるで、切り抜ける。

2009/10/23(金) 午後 8:01 [ おみぞ ]

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岩田先生もブログで「医療関係者100万人」設定を猛省されてましたが、あり得ない設定ですよね。
病院は受付・会計・給食配膳・レントゲン、生理検査等技師…医師や
看護師以外にも相当の方が「医療関係者」です。
現場を知らず机上の計算だけでお役人が何かをすると現場が混乱する
典型ですね。

2009/10/23(金) 午後 8:22 [ 通りすがり ]

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病棟では、特にADLの低下した方(つまり寝たきりとか)が多いところでは、看護助手さんというのが貴重な戦力です。オムツの交換とか、トイレの介助とか、検査室へつれていくとか、食事の介助とか。ワクチンの対象者に看護助手が入っていないのは理解できません。看護助手さんにインフルエンザがでたら、それこそ病院で一番弱いところを直撃するのに。一般の方には、病棟で白衣を着て働いているこれらの助手さんと看護師さんと区別つかないのでしょうが、まさか厚生労働省がわかってないのではないでしょうね。病院で働いている資格を持たない人=事務ではありません。うちの病院では約50床の病棟で看護師の他、10名くらいの看護助手がいますが、大病院でもないかぎり、どこの病院でも(少なくとも内科病棟では)これくらいの数の助手さんが働いていると思います。これらの人の分も当然ワクチンを請求したのですが、まさか事務職にカウントしてないでしょうね?

2009/10/23(金) 午後 8:29 [ コンスタンチン ]

うちの病院は、新型ワクチンがいつ入荷するか、全く未定です。
季節性ワクチンも、入荷本数が少なく、「優先順位はつけられない」という、上の人の一声で、結局、申し込みの『先着順』、つまり、早い者勝ちで決まりました。
そして、「うちで受けられない人は、他院でうって下さい」と。

こんなことが他の病院でも起きているんでしょうね。

2009/10/23(金) 午後 11:55 [ say*ri*h*202 ]

そもそも医療従事者を最優先したのは「かかりやすいから」ではなくて「感染を蔓延させないため」だと思うんですよね。そういった意味では、「スタッフがいなくなったら病院は回らない」という理由で接種を求めるのはおかしいと思いますよ。
他業界の職場だって、誰かがインフルで抜けたらイタイのは同じ。
日経の特集では、「休業者4割への備え」とか特集を組んで、インフルで休職する人が多くなった場合の対策を特集してたくらいです。
そこを、病院だけが声高に叫ぶのはやはりマズイでしょう。
感染しやすい職場なので不利ですが、これはすごくエゴに感じると思います。
また、希望者に接種するのもおかしい。公衆衛生学的に必要な人に接種すべき「優先」であって、かかりやすい立場だからといって希望すれば・・という「優先」ではないはずです。
窓口の事務員さんは難しいですが、バックヤードの事務員さんには必要ない。
公私混同にならないように、行政が規準を作ったほうがいいですね。

2009/10/24(土) 午前 0:11 あい

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インフルエンザワクチンの目的は、蔓延防止ではなく、症状を軽く抑えるためです。

蔓延防止なら、今からすぐに、国民の80%に接種する必要があります。

医療従事者が1週間お休みになると、どのくらい困るかでしょうね。 同等の代わりが、すぐ補充できれば、たいした問題にもなりませんが。

看護助手さまの変わりは、家族がやればいいのでしょうね。 給食係さまの変わりも家族がやればいいのでしょうね。

保育園、小学校が機能不全になると、医療従事者の稼働率も制限される問題が。

優先順位とは、インフラに関してそれを維持するためにどのくらい必要であるか・で決まります。 公共のインフラに従事する方も、守る必要があります。

本来は、一般者は最後です。

行政に感染症の専門家がいる所はいいのですが・・・ 地方行政にFETP-J資格の方が一人もいない所ほとんどです。

2009/10/24(土) 午前 0:38 [ おみぞ ]

↑すいません、おみぞさん、横レス失礼します。「感染した医療従事者による飛散」を防ぐため・・でした。
表現が悪くてすいません。
そういった意味では、看護助手さんは濃厚に患者様に接触するので打つべきと私は思います。
給食さんがいないと困るのは小学校や社員食堂、老人ホーム等どこでも同じだと思います。病院だけが特別ではないと思います。

撒き散らす原因になってしまうことの次に、社会への影響は考えるべきでしょう。
そういう意味では病院も優先だと思います。「病院が回らないとみんなが困る」という理由での接種はこのランクであり、同等の理由で優先されるべき職種は小学校、保育園等も含め、他もあると思います。
個人が感染したくないから・・これは、本来もっと優先はさげるべきだと私も思います。
今、病院で希望者を募っては個人の感染したくない・・のレベルになってしまいます。病院や行政が、必要な人を選別することは必要だと思います。
どんな業界でもインフルで休まれたら困るのは同じです。
どこまでが病院の「最優先特権」で許されるのか?考えないと、国民に不快感を与えると思います。

2009/10/24(土) 午前 1:46 あい

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あい さん

私は、低年齢から接種していったほうが、医療機関、幼稚園、小学校などからインフラへ与える影響は減らせるかなと思ってはいますが。 いろいろなモデルがあるのもたしかです。 ワクチンがないですから。 また学ぶ必要性が出てきましたね。 実のところ、感染学会の提言のタミフル論もありと思っていますし。

2009/10/24(土) 午前 2:16 [ おみぞ ]

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医療従事者にしても基礎疾患患者にしても基準があいまいだから現場が混乱するのは分かっていたこと。
もし医師や看護師がバタバタ肺炎で倒れたらシャレになりません。
今の所は成人には感染しにくいようですが。
うちも第1便は看護師分ですら全然足りてませんでした。
これでは本当にこの先の無用な混乱が目に見えてますね。
ワクチンを巡っての医療側と患者側のトラブル続出は必至でしょう。
以前から言ってるように感染拡大防御のためにはまず低年齢からだと思うのですが、感染症の専門家はそうは思わないのでしょうか?

2009/10/24(土) 午前 9:11 [ SNS ]

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議事録があれば、詳細はわくるのですが。

R0、sCFR、sCIR、sCHRの値からの優先順位でしょうか。 値と数式は提示していただきたいと思います。 R0は、はずしあるのかも。
感染の拡大は、防げないが前提。

2009/10/24(土) 午後 0:21 [ おみぞ ]

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多くのコメント有難うございます。
私は今日接種しました。
当直が迫っているからですが…

あいさんの仰るように、
他の職業の方だって、小学校、保育園だって休みになったら困ります。

線引きは難しいですね…
不公平はなるべく少なくしたいものですが…

2009/10/24(土) 午後 2:15 さすらい泌尿器科医

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もう、まとめができているところになんですが。

医療従事者を第一優先にするのは、まず、医療従事者を通じての感染・・・入院患者への感染を抑える為、そして患者のケアをするスタッフを確保するためであって、小学校や保育園などのスタッフ確保とは同程度ではありません。
学校のスタッフや会社のスタッフは休めばそれですみますが、医療スタッフは、簡単に補充が利かないからです。
なぜなら、スタッフ不足では重症や救急の患者のケアが出来なくなるから。
職業としての重要度が学校教員や一般人と、医療スタッフとは違います。
これは、公衆衛生学的にみた場合の重要度です。
だからこその優先順位1位なのです。

しかし、重症患者を受け入れるはずの大学病院は、規模に関わらずワクチン分配は一律に500名分。
基礎研究などの分野を除いた、臨床の第一線の医師やナースの分は、全く足りません。

医療従事者へのワクチン接種という段階で、きちんと必要数を算定すべきでしたね。

あまりにも、計算がアバウトです。
まず、重症患者を診療する病院で第一線で働く医療職から充足すべきでした。

2009/10/24(土) 午後 9:19 [ 鶴亀松五郎 ]

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公衆衛生学的に、R0、sCFR、の値が20とかになると。 別の感染症の問題もでてきますから。医療従事者と搬入搬出搬送者、冷凍庫運用者。火葬場職員、埋葬職員も同等の優先順位が必要です。 現在の日本では、皆無でありますが。

SNS 先生

低年齢から接種は、知事の権限でできないこともないようです。

http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2009/10/dl/info1013-05.pdf

5 接種の時期及び期間

受託医療機関は、都道府県が、国において示す優先接種対象者等ごとの開始時期の目安等を参考にして、新型インフルエンザワクチンの流通状況等を踏まえ決定した開始時期及び接種期間に従い、接種を行う。

2009/10/25(日) 午前 11:19 [ おみぞ ]

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鶴亀松五郎さん、多くの病院では
ある日突然、決められた数が送りつけられたようですね…

「いくら足りないワクチンを少しでも多くの医療機関に送り込みたい」
とはいえ、算定がアバウトですよね…

2009/10/25(日) 午後 9:04 さすらい泌尿器科医

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おみぞさん、まあ『できないこともない』という話ですよね…

子供(+母親)よりはお年寄りの方が声が大きいですし
選挙権も持っていますから(笑)
なかなか難しいかと…

2009/10/25(日) 午後 9:15 さすらい泌尿器科医


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