うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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10年後に病院出産20%減
4月23日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 病院勤務の産科医の就労環境を改善しなければ、10年後に病院(20床以上)で扱える出産数は、2009年の約54万件から約20%減る可能性があるとの推計を、日本産婦人科医会常務理事の中井章人・日本医科大教授がまとめた。

 女性医師が子育てなどのために、労働環境が過酷な出産診療から離れると予測されるのが理由で、中井教授は「(環境の)迅速な改善が必要」としている。

 同医会の09年8月の全国調査では、女性産婦人科医の約3割が、自分自身が妊娠・育児中だった。その一方で、病院勤務医の勤務時間や当直回数はここ1、2年ほとんど変わらなかった。中井教授の推計では、勤務形態の改善がなければ出産診療に携わる女性医師が減り、10年後には病院勤務の産科医が25%減少。病院の出産受け入れ件数は約41万件に落ち込むとしている。

 一方、診療所(19床以下)で09年に扱った出産数は約53万件。「診療所は親子や夫婦で運営されているケースが多く、生活に合わせた多様な働き方が可能」(中井教授)として、10年後も48万件程度を維持すると推計している。
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042201000757.html
(共同通信にあった、後半部分を追記しました)

今さらの話ではありますが、ハッタリではないと私は考えます。
あぶれた妊婦さんは、どうなってしまうのでしょうかね…

何十回となく、当ブログでは書いていますが、
産科医の過重労働は深刻ですから、
早急に手を打たない限り、未来の産科医療がどうなるかはわかりません。

産科医の高齢化は進んでいますし、若手は出産・子育て世代の女性が大部分を占めています。
妊婦も高齢化してますし…)

政治家や国民は(産科)医療が完全に崩壊するまで、目を背け続けるのかもしれませんけどね…
(相変わらず無理な要求は後を絶ちませんし…)


「医療崩壊(産婦人科)」書庫の記事一覧

閉じる コメント(8)

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友人が、目一杯頑張れば5年位で一人前に成れるからと産婦人科医になって子どもをおんぶして病院に通勤していました。私は尊敬していました。そういう人もいるでしょうが、リタイアする人もいるでしょう。少子化が進むのとどちらが先にしろリスクのあるお産にはこれでは困りそうですね。

2010/4/23(金) 午後 3:19 [ ゆずにすもも ]

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子供を出産した病院(医師一人の産婦人科)では、先生は1カ月ほどろくに家に帰れず、ついに奥さんがそれに耐えきれずに離婚となったと事あるごとに苦笑いしながら話していました。どうしてそこまで個人に負担を求める医療体制が敷かれてしまったのでしょう。
20年後昔はよかったなんて振り返りたくないものです

2010/4/23(金) 午後 4:56 [ kak*t*ba*a27*000 ]

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「医師は献身的であるべきだ」という社会の要求が医療者への呪縛になってるんでしょうか。
事ここに至っても読○では「里帰り出産ができない」と市会議員が言ってたり…orz
日本のお産事情をわかってる地方政治家って本当にいるんでしょうか?

2010/4/23(金) 午後 4:59 [ 通りすがり ]

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昔は医師が、自らを犠牲にすることで支えていましたが・・今ではそのような医師が少なくなりました。女性医師の増加というより、男性医師がキツイ科に進まなくなっているのですよね。私の病院でも、内科は6人いますがそのうち3人は女性医師。3人の男性医師のうちひとりは定年後再雇用で救急はやらず、もうひとりも医長なので休日の救急はやりません。3人の女医のうち私含め2人は子持ちですが、抜けたらガタガタになってしまう主力なんです。主力の男性内科医師は事実上一人です。
循環器も最年少が45歳。50歳の医師でもバリバリやってます。
かたや、卒後10年未満でコンタクト専門眼科になる人もいる。
若い世代が救急や夜間を担わなくなり、医療崩壊は深刻化しています。
今の若い人はドライです。同じ診療報酬ならラクな科に進みます。
早急に、診療報酬体系の見直しが必要ですよね・・

2010/4/23(金) 午後 10:18 あい

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ゆずにすももさん、その方は頑張っていますね…
一般的には、実家の親に助けてもらっているケースが多いようですね…

このままでは、少子化より先に産科医療体制が立ち行かなくなりそうです…

2010/4/24(土) 午後 1:27 さすらい泌尿器科医

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kak*t*ba*a27*000さん、1人医長は本当に大変です。
1カ月も家に帰れなければ、家庭は崩壊しますよね…

ただ、(産科)医療体制自体は20年前も似たような過重労働だったと思われます。

あいさんがご指摘のように、若手が洗脳されなくなったことが、
最近の戦力低下に繋がっているのです。

2010/4/24(土) 午後 1:33 さすらい泌尿器科医

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通りすがりさん、まだまだその呪縛が残っているからこそ、
完全崩壊を免れているのだと、私は思っています。

「日本のお産事情をわかってる」政治家や住民はそれなりに増えてきたと思うのですが、
だから産科医や小児科医を大事にしようとは、何故かならないのですよね…

2010/4/24(土) 午後 1:37 さすらい泌尿器科医

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あいさん、その通りですね。
新臨床研修医制度の成果とも言えます。

昔は何も知らないまま、大学卒業→入局して馬車馬のように働く
のが当たり前だったのですが、
研修医の労働環境は保護されてますからね…

終了後にキツい科に行かないのも自然だと思います。

辛い診療科には、それなりのインセンティブが必要だと思うのですが…
現状は悪循環が続いていますね…

2010/4/24(土) 午後 1:42 さすらい泌尿器科医


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