うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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家族の介護・看護で離・転職、年に10万人超
7月21日17時52分配信 医療介護CBニュース

 家族の介護や看護のために離職や転職を余儀なくされている人が年間で10万人超に達していることが、7月21日までの厚生労働省のまとめで分かった。こうした人の8割が60歳未満であることも明らかになり、家族への介護や看護が、現役世代の就業状況にも深刻な影響を及ぼしていることが裏付けられた。

 同省雇用均等・児童家庭局では、総務省が毎年発表する「就業構造基本調査」などのデータを基に、家族の介護や看護の影響で離職したり、転職したりした人の数を分析。その結果、2002年10月から03年9月までの1年間の離・転職者は7万9400人だったが、その後、年を追うごとに増え続け、06年10月から07年9月までの1年間では12万9400人と、10万人を突破していた。

 さらに、06年10月から07年9月までの間に離・転職した人を年齢別に見ると、40―59歳が60.2%(7万7900人)、15―39歳が20.3%(2万6300人)、60歳以上が19.5%(2万5200人)と、60歳未満が8割に達していた。

 こうした状況を踏まえ、同省では、離職や転職を検討する前に、年に93日まで休業が認められる「介護休業制度」や、年5日(要介護者が2人以上の場合は年10日)まで休暇が取得できる「介護休暇制度」(※)の活用などによって、介護や看護と仕事を両立させることを検討するよう推奨している。同省職業家庭両立課の山口正行課長補佐は、「新たに導入した介護休暇制度についても、将来的にはさらに改良を重ねるなどして、介護と仕事の両立を目指す人を支援していきたい」と話している。

※従業員数100人以下の企業に対し施行されるのは2012年7月1日以降
これは、本当に何とかして欲しいと思っています。

実際に、仕事を辞めて親の介護をしている中年男性を目にします。
(女性も多いのは知っていますが、ここではあえて『男性』としておきます)

慣れぬ(今までした事がない)介護や家事労働をしていて偉いなあ、と思う反面。
親が亡くなって、年金収入が途絶えたらどうするのだろう…
と心配になります。

ヤフーのコメントにも、こういうのがありました。
働いて、介護サービスを頼むより、自分が無職で介護する(貯金を潰す)方が支出が少ないという、
切羽詰まった状況で退職する人も多いらしい。
貯金が潰れたら生活保護申請という悪循環。
中年男性の再就職は厳しいでしょうし、
仮に再就職できたとしても、(離・転職しなかった場合より)
生涯賃金や退職金は大幅に減ってしまうはずです。

介護施設や病院で「他人の家族」の介護・看護を頑張れば、給与がもらえるのに、

「自分の家族」の介護や看護はいくら頑張っても1円も出ない(家事労働も同じですが…)現状を何とかして欲しいものです。


年5日(要介護者が2人以上の場合は年10日)まで休暇が取得できる「介護休暇制度」の活用などによって、介護や看護と仕事を両立させることを検討するよう推奨している。

いつ急変するか解らない家族を自宅で介護する為には、年5日では全々足りませんよね…

年に93日まで休業が認められる「介護休業制度」

この書き方だと、『毎年93日まで休業できる』ように聞こえますが、
実際はこんな感じです。

法改正により、対象家族1人につき、要介護状態に至るごとに1回、通算93日までの間で労働者が申し出た期間、介護休業ができるようになりました。

介護を必要とする家族が、ずっと『要介護状態』のままだったら、1回93日でおしまいですね。

(違ったら教えて下さい)

厚労省は、医療費削減の目的もあって自宅介護を推進していたような気がしますが、

こういう『現実』を改善して欲しいものです。



閉じる コメント(8)

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仰るように「家族介護手当」があってもいいのではないかと。
介護というのは想像以上に大変ですからね。高齢者医療の必要以上の充実に伴い不健康な要介護長寿者が激増し介護家族の転職など。
この国の社会は高齢化による負のサイクルに陥っていますね。
多くの人が不健康に長生きして国が滅ぶという事にならなければいいですが。

2010/7/22(木) 午後 5:10 [ NMD ]

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介護休業や介護休暇なんて、あってないようなもの。
現実は・・・
一度要介護者になったら、そこから良くなっても要支援者です。どんどん年老いて行くのに劇的な回復なんてありえないでしょう。
そんな状態なのに数十日の介護の休暇なんて焼け石に水。一度介護が必要とされればその先、何年?何十年?そのような時間を過ごすのか全く予想がつきません。それに、日中のみ介護していればいいわけではありません。24時間です。
家族が手厚く介護をするならば、仕事両立なんて無理です。息子ご夫婦で介護をされていて共働きでも、かなり厳しそうです。
病院がパンクしてしまうから家庭で介護・看護をと言いつつ矛盾だらけの法の中で、家族が介護職が必死で介護をしている現実を、ぜひ上の方にも最低1週間くらい住みこんで現場体験していただきたいですね。。。

2010/7/22(木) 午後 5:42 [ とろ ]

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NMDさん、
>多くの人が不健康に長生きして国が滅ぶ
とは、言い得て妙ですね。

何とかしたいものですね…

2010/7/22(木) 午後 6:13 さすらい泌尿器科医

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UMEママさん、
>一度要介護者になったら、そこから良くなっても要支援者です。
>どんどん年老いて行くのに劇的な回復なんてありえないでしょう。
まったくです。
書類上なら可能ですが(爆)、現実は「要介護」からの回復できる方は少数ですよね…

>病院がパンクしてしまうから家庭で介護・看護をと言いつつ
>矛盾だらけの法の中で、家族が介護職が必死で介護をしている現実
を理解していないから、
現実と合わない「介護休業・休暇制度」になっているのでしょうね…

>家族が手厚く介護をするならば、仕事両立なんて無理です。
国民(特に女性)を働かせたいのなら、
「自立できない方の介護は施設で…」という流れにするしかないと、
私は考えますが…

2010/7/22(木) 午後 6:22 さすらい泌尿器科医

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ツイッターにて更新情報ありがとうございます。お嫁さんに苦労はさせないとキャッチコピーを謡った介護保険も焼け石に水だったのでしょうか。最近は女性の出産年齢も上がり、子供が成人するとすぐに親が要介護状態となり、結婚も出産もあきらめざるを得ないという状況もでてきています。長いきが喜べない時代なのですね。

2010/7/22(木) 午後 7:02 [ kak*t*ba*a27*000 ]

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うろうろドクターさん・・・いよいよ「長生きすりゃいいんじゃない」時代に突入した感じですね。私は、「不健康な長寿」を考えるために、60歳のとき、「2級ヘルパー」の講習を受け、それを真剣に考えてみました。その後、両親は92歳と90歳で亡くなりましたが、ほとんど寝たきり老人にならずに、寿命を全うしてくれました。
わたしは、5年前に全ての財産を妻子に渡し、離婚し、捨て身で大分に移住し、ヤギ飼育を中心にした田舎暮らしをしています。
楽しく気分よく生きていないと、長生きしたいとは思いません。
が、田舎でも本当に病人が多いです。
リタイアライフをどうするかを考え、病気になりにくい「考え方」と「生活」を実行していかないと、「人それぞれ」なんて言っておれないですね。
楽農家(らくのうか)です。

2010/7/22(木) 午後 7:17 楽農家

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kak*t*ba*a27*000さん、昨日から試しにやってみたのですが、
こうして反響があるようなら、続けて行きます。
(なかなか、普通につぶやく余裕はないので…)

>お嫁さんに苦労はさせないとキャッチコピーを謡った介護保険
そんなキャッチコピーでしたか…(覚えてない…(汗))
看板倒れもいいところですね。

少子化を何とかしたいのなら、
子育てや介護へのフォローを、もっと手厚くすべきですよね…

2010/7/23(金) 午後 1:56 さすらい泌尿器科医

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楽農家さん、いろんな意味で私には真似できそうにないですね…

私にとっては、リタイアライフなど夢のまた夢ですね。(笑)

2010/7/23(金) 午後 2:00 さすらい泌尿器科医


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