「ぬくもりある医療の一翼担う」=ホメオパシー医学会 8月30日20時19分配信 時事通信 民間療法の一種ホメオパシーについて、日本学術会議が「治療に用いることは厳に慎むべきだ」とする会長談話を発表したことを受け、医師、歯科医師らによる学術団体「日本ホメオパシー医学会」(帯津良一理事長)は30日、「ホメオパシーは本来のぬくもりある医療の一翼を担う代替療法の一つ」とする談話を発表した。 談話は、医療イコール医学ではなく、場にぬくもりが与えられ、「治し」と「癒やし」が統合されて初めて本来の医療と指摘。癒やしを担うのが代替医療であり、心身への優しさでホメオパシーはその最右翼に位置するとした。 助産師がビタミンKを与えず山口の乳児が死亡した事件については、「オーソドックスな治療を中断させて死に至らしめたのなら言語道断。代替療法を用いるには十分な医学知識が根底になければならない」とした。『日本ホメオパシー医学会』と、『日本ホメオパシー医学協会(JPUMA)』は、一文字しか違いませんが、 だいぶ構成員や主義主張は違うようですね。 まずは、『一連の報道と日本学術会議会長談話を受けての当学会の見解』では 日本ホメオパシー医学会はホメオパシーを日本の医療のなかに弘めるべく2000年1月に設立され、現在は医師、歯科医師、獣医師、薬剤師の4部会からなり会員総数は460人です。
医学や科学を学んでおきながら、こんなものを信じる医師や獣医師が『460人』もいるのですか…会長自身は、「現時点では、使用を継続していく」ようですね。 ホメオパシーは200年余の歴史を有する代替療法の一つで、多くの代替療法と同じように身体、心、生命の一体となった人間まるごと働きかけるきわめてホリスティックな医学です。
ツッコミ所はたくさんありますが…身体はともかく心と生命については科学がこれを十分には解明していない現在、これらに働きかける代替療法が十分な科学的根拠を備えるわけにはいきません。これは代替療法の責任でなくまだその域に達していない科学のほうにこそ責任があるのです。 代替療法を用いる場合は科学的根拠には難があることをしっかり押えた上での広い視野と謙虚さが要求されます。 医療とはそもそも、イコール医学ではありません。医学は科学およびそこから生まれた技術であるのに対して、医療とは患者を中心に家族、友人、さまざまな医療者が織りなす“場”の営みです。医学はもちろん重要ですが“場”に温もりが与えられて、“治し”と“癒し”が統合されてはじめて本来の医療です。 この癒しを担当するのが代替療法とお考え頂ければよいと思います。治しを担当する西洋医学とは同列には論じられませんが、こと医療となると大事な役割を果たしているのです。最近の医療現場はなんとなく殺伐としています。医療とはもっと患者にやさしいものであるはずです。 以上のような理由で、私たちは代替療法の存在意義を認め、なかんずく心身に対するやさしさでは最右翼に位置するホメオパシーを日本の医療のなかに弘めるべく日夜努力を重ねている次第です。どうか暖かいかつ厳しい眼で見守って頂きたいと思います。 なお、今回の話の発端は、あるホメオパシーの経験のある助産師が、ごくオーソドックスな治療を中断せしめて死に至らしめたことと伺っています。もしそうならば、これは言語道断この上ない話です。 代替療法を用いるに際しては十分な医学知識がその根底になければなりません。つまり代替療法といえども、あくまでも医師がこれを行うのが理想です。 今回はたまたま代役を果すべき治療法がホメオパシーであったわけで、これが漢方薬であってもアーユル・ヴェーダであっても結果的には同じだったでしょう。だから、この一つの事件をもって、いきなりホメオパシーを非難するのはなにか唐突な感じがしてなりません。 日本学術会議の談話も、医療と医学をはっきり区別せず、また医療現場の抱える問題に直面しないがための誤解と受取りました。ホメオパシーは代替療法の一つ、代替療法は本来の温もりのある医療の一翼を担うものとする本会の姿勢をおわかり頂きたいと思います。 私たちが望むものは、あくまでも医療の復権です。 ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 2010年8月30日 一般社団法人 日本ホメオパシー医学会 理事長 帯津良一 今回の話の発端は、あるホメオパシーの経験のある助産師が、ごくオーソドックスな治療を中断せしめて死に至らしめたことと伺っています。もしそうならば、これは言語道断この上ない話です。代替療法といえども、あくまでも医師がこれを行うのが理想です。『医師がこれを行うのが理想』というのなら、薬剤師が会員に入っているのが意味不明ですし、『理想』に反して薬剤師がホメオパシーをしているのなら、助産師のホメオパシーを『言語道断』と切り捨てるのはいかがなものでしょうか?また、日本ホメオパシー医学会の作った『請願書』なるものがあるようですが、 4,ホメオパシーを行う医療従事者について 日本におけるホメオパシーは1997年以降、医師免許を有しない会員を主とした民間団体を中心に広がってきました。私たち医師・歯科医師・獣医師・薬剤師のみで構成された日本ホメオパシー医学会は2000年1月に設立されましたが、現在日本ではホメオパシー薬は医薬品扱いではなく健康食品扱いであり、また治療者への規制も何ら存在しないため、日本ホメオパシー医学協会(1998 年設立、会長:由井寅子)など大小11 のホメオパス養成団体が乱立している状況です。 日本ホメオパシー医学会は、毎年日本各地で,ホメオパシーの正しい理解を普及するため講演会を行ってきましたが、このなかで、医師、歯科医師、獣医師以外の無資格者によるホメオパシーがいかに危険であるかを強調してきています。今回のような事件が発生したことは,当医学会として断腸の思いです。まるで、「医師、歯科医師、獣医師など有資格者のホメオパシーは安全』と聞こえますね… (やはり、薬剤師の立場は微妙ですが…(笑)) 他の部分にも、 医師免許のない助産師による治療によっておこった事件を私たち日本ホメオパシー医学会会員は深く憂慮しています。ホメオパシーで使用する薬剤 レメディ自体には、生体に対する有害性はありません。無資格者により,必要な現代西洋医学の薬剤、治療から患者様が不必要に遠ざけられたことが、今回の事件の原因と考えます。とあります。 この会長はともかく、『日本ホメオパシー医学会』の他の医師や獣医師が、 本当に『必要な現代西洋医学』を遠ざけてませんかね? 相変わらず、 体内への異物の侵入を阻止しようとして生じていると思われる症状や体内を浄化しようとして生じていると思われる症状に対しては、「近代的な医薬品」を使用する前に、まずはホメオパシーのレメディーを使ってみてはどうですかと言い続ける、ホメオパシー医学協会(JPUMA)とは違うという事ですね?こういう「仲間割れ」が吉と出るか凶と出るかには、注目しています。 |
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非常に大切な要点がまとめられていると存じます
2010/8/31(火) 午後 7:40
QOLの思想の元、癒しという言葉を都合よく使われている方々が多くて困ったものです。
癒しという言葉の功罪はともかく、勝手に藁を握らせようとするのは医療を学んできた人間としてどうかと思うのです。
2010/8/31(火) 午後 8:42 [ 恥の戸市民 ]
地方在住で良かった(笑
商売敵を責められるときに責めておこうということでしょうか。
学問として様々な可能性に挑戦するのは自由ですが、助産師やら医師やらの立場を利用して、何も知らない一般人に広めるのは全然違う行為だと思います。
2010/9/1(水) 午前 7:47 [ はにほ ]
私が一緒に働いた元知人も10年前にこの道に進んだのでとても他人事には思えません。ある種の新興宗教に近いものでしょうか?
こういう人たちの存在を思うと、我々のやっている医療って一体何なんだ?と虚しく感じます。
2010/9/1(水) 午前 10:24 [ NMD ]
にきいたさん、どうも有難うございます。
2010/9/1(水) 午前 10:56
恥の戸市民さん、「癒し」という言葉や概念は、主観的で漠然としてますからね…
>この癒しを担当するのが代替療法
薬理効果のないレメディの「癒し」効果を、
医療として医師などが使用するのは問題だと私は思います。
2010/9/1(水) 午前 11:03
はにほさん、日本ホメオパシー医学会は日本ホメオパシー医学協会(JPUMA)の
おこぼれを狙っている可能性はありますね。
2010/9/1(水) 午前 11:05
NMDさん、こういう話を聞くと、
真面目に、正直に医療をするのが空しくなりますよね…
まだまだ他にも沢山ありますが…
2010/9/1(水) 午前 11:08
結局オウムに転んだ医師がいたように、何か神秘性をかもし出すものに引き寄せられる人は、どんな教育を受けていたとしても駄目なんですね。
この460人の本業での能力が如何程のものか存じ上げませんが、明らかに無効とされるものを必要というだけで、たいしたことが無いんだろうなと色眼鏡で見てしまいます。
プラセボが必要な状況は、診療内容によっては必要な事もあるでしょうが、わざわざ馬鹿高いレメディで対応する必要を感じません。
2010/9/1(水) 午前 11:21 [ cha*o*ile05** ]
chamomileさん、教育を受けたことにより、
逆に反発して神秘的なものに傾倒してしまう医師などもいますよね…
>わざわざ馬鹿高いレメディで対応する必要を感じません。
病院内には、いくらでも代用品(しかも、それなりに効く)がありますからね…
2010/9/1(水) 午前 11:49
ご存知かもしれませんが、
養護教諭が「ホメオパシー」渡す 体調不良訴える生徒に
沖縄県名護市の公立中学校の養護教諭が「ホメオパシー」と呼ばれる代替医療で使用する砂糖玉を、体調不良を訴えて保健室を訪れた生徒に手渡していたことが2日分かった。同市教育委員会は「学校内で行うのは不適切」と問題視し、砂糖玉の配布などを直ちに中止するよう指導した。
ついに!ここまできてさまいました。学校に安心して子供を行かせられません。
問い合わせたら、我が子の学校の養護教諭がホメオパシー信者かを、教えてもらえるのでしょうか?
2010/9/2(木) 午後 3:33 [ PICU ]
水伝の件がありますから、少なからぬ教育関係者のリテラシーが残念な状態であるのは知っていましたが・・・。
養護教諭が学校でお医者さんごっこですか。知る恥もなさそうです。
2010/9/2(木) 午後 5:18 [ rad*o1*09* ]
PICUさん、その話は耳にしています。
どのくらい養護教諭に広まっているのですかね?
例外中の例外だと思いたいところですが…
2010/9/2(木) 午後 5:37
rad*o1*09*さん、クスリの処方ができない養護教諭にとっては、
副作用が無いホメオパシーは、悪魔の囁きだったのかもしれませんね。
2010/9/2(木) 午後 5:39
ホメオパシーは治験を行っていないので、非科学的な偽医療ですよね。効果があるなら、臨床試験を行えば良いのだと思います。
2010/9/4(土) 午前 4:13 [ 無相関 ]
ホメオパシーの人達は、科学的根拠イコール「作用機序の解明」だという大いなる勘違いをしているようですね。
僕たち代替医療批判者が要求している「科学的根拠」とは、プラセボを超える治療効果があるか、なのですけどね。
2013/4/8(月) 午後 3:47 [ 汗 ]