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行列のできる審議会~中医協の真実 [単行本(ソフトカバー)] 新井裕充 (著) 商品の説明 内容紹介 高齢化のピークを15年後に控え、医療が壊れる瀬戸際まできているのに、最も効果的な対策を打ち出せるはずの審議会『中医協』では、患者・国民や末端の医療従事者の目が届かないのをよいことに、業界団体内の権益の綱引きが行われ、それを糊塗するための茶番が日夜繰り広げられている。
医療業界内で「誰よりも詳細に中医協を報じる男」として知られた著者が、2010年度改定の経過を追いかけながら、業界のリーダーたる「偉い人」たちの発言と行動を丁寧に書き留めた。 公表されている”改ざん”後の議事録を読んでも絶対に分からない事実、腹立たしくも滑稽な"偉い人たち"の姿がここにある。 多くの人がこの現実を直視しないと2012年度改定でも、きっと同じことが起きる。 著者について ロハス・メディカル論説委員 1967年埼玉県生まれ。1990年、中央大学法学部卒。埼玉新聞の社会部記者として事件・事故、裁判報道などを担当した後、法律関連書籍の企画、編集に従事。2003年、民間企業の法務部で契約審査、紛争処理、内部監査などの業務を担当した後、医療専門誌などの記者を経て現職。42歳。ーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーー 最近も 『勤務医の疲弊、無力な中医協』という記事を書かれています。 http://lohasmedical.jp/news/2010/10/16182036.php 読んで絶望的な気分になりましたので、紹介しませんでしたが…(涙) 医師数の調査には乗り気だが、勤務実態を調査する気はないように見える。今日の朝日のHIV検査報道などを見ても、現場の負担など一顧だにしない厚労省の姿勢がよくわかりますね… 私にとっても、一番嫌なのは「当直」勤務です。 マイナー外科系ですので、2次救急の当番日には当たりませんが、 『当然のように』翌日は通常勤務ですし、常に『誤診→訴訟リスク』を抱えながらの診療ですので、気は休まりません。目次です。
プロローグ
http://lohasmedical.jp/blog/2010/10/post_2374.php第1章 中医協へようこそ (P16) 1 従順な傍聴者たち 午前6時の大行列/その1点120億円/記者クラブ指定席/ 理解できる人は報じない/会議中の撮影は禁止 2 厚労省に忠実な公益委員 議論リードする「事務局」/「限界がある」と逃げる/ 「いかがなものか」と諭す/「通らない」と怒る 3 弱体化する日本医師会 開業医を重視/勤務医に厳しい/救急は他人事 4 紳士的な病院団体 一枚岩ではない/厚労省と友好的 5 政治力の日本看護協会 厚労省看護課と密接な連携/大戦果、一転、大失敗 6 結束力の支払側 厚労省に助け船/勤務医の味方?/診療所から病院へ/医療事故の被害者 7 御用だらけの分科会 厚労省を代弁する/医療者を責める/お墨付きを与える/ いじめられ慣れてる 第2章 中医協は何のためにあるのか (P88) 1 「上部組織」あり 厚労省支配下で役割分担/支配するが責任は負わない/ハイソな委員たち/ 議事運営は慣例に従う/まるでシンポジウム/アリバイづくりの場 2 診療報酬で医療機関を誘導 責任は内閣にあり?/「選択と集中」/コスト考慮せず/大病院を重視/ 失敗の典型例「7対1入院基本料」/検証なし 3 全国一律を強制 ベルトコンベアー医療/ハコありき/何が急性で何が慢性か/ 実態はバラバラ/見て見ぬふり/連携できるか 4 目くらまし 5分ルールと再診料/ああでもない、こうでもない/ 難解な用語/救急医療の財源 5 補助金頼みにさせて支配する 「拠点化・集約化」/ハコあってヒトなし/医政局のお越し/ 民間法人潰して狙う病院再編 第3章 これが厚労省のやり方だ (P164) 1 餌撒いてハシゴ外す 甘い蜜DPC/ハシゴ外しを催促?/ふるわれたムチ/患者追い出しを加速 2 従わなければ脅す 大学病院が後発品を嫌う/大学病院を吊るし上げ/ 呪文唱えども信頼上がらず/犯人探しに躍起 3 逃げる、隠す、開き直る 「医薬食品局のマター」/「調べてみました」/ 「ベッド満床の辺りかな〜」/「こんな感じでまとめます」/ずさん非公開審議 第4章 中医協は変わるのか (P206) 1 政権交代後の新体制 日医は社保審に疎開/歯切れの悪い大臣/「身分は日本医師会の会員」 2 厚労省主導は変わらず 意気盛ん/ついに開戦/存在意義はない/ケンカすれども成果なし/ 馬耳東風/密室で審議/2時間待ちぼうけ/アルゴリズム不変/ 消えたネット中継 3 国民不在 同じサービスか/一物一価?/詰め将棋/優先順位 4 利益代表たちの茶番 ベッドが多い/利益相反/「悪徳病院経営者」/ 高度医療への傾斜/費用は民間保険で? 第5章 議論すべきは何か (P270) 1 医療崩壊を阻止できるか 見解の相違/足並み揃わぬ医療界/チームワーク?/ 微妙な立場の薬剤師/看護師を抑え込む/手厳しいトップランナー/ 軽症患者の特別料金/儲かる診療科を狙う? 2 厚労省は必要なのか 標準化とDPC/質は上がったか/「レシピから離れる」/ 質の基準は患者満足度か/リハビリの復帰率は質か 3 どこまでが医療の分担か 心肺停止を助けると赤字/PPKでない高齢者の受け皿/ コストとベネフィット/家族の意見も揺れる/進まぬ在宅医療 4 国民とは誰のことか 結論出る前の新聞報道/「情報開示の力」/抜き打ち/ 最後は公益委員/結局シナリオ通り/時間通りに戻る あとがき (P346) |
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中医協に診断とメスが必要らしいのは確かなようだが
現場も休息と南の島とカクテルと美女とメンタルケアが必要なのはそれ以上に絶対に間違いないのはわかった
2010/10/20(水) 午前 10:56
にきいたさん、どうも有難うございます。
(美女は自粛しておきます(笑))
2010/10/20(水) 午前 11:17
転載させて下さい
医者の云い分は様々だと感じます<(_ _)>。
☆☆☆
2010/10/20(水) 午後 3:20
医師のみなさま、お疲れさまです。
肉体的にも精神的にも疲れと責務を果たすプレッシャーでクタクタなのが病棟に上がってきた表情で分かります。
分かっていても仕事上お願いすることも多くて私達ナースも心苦しいです。(涙)
生意気なプチ医師モドキのナースがいることも、頭の痛い原因の1つでしょう。
日夜頑張る私達しもじもナースの職場環境改善も誰か立ち上がってくれないかなぁ〜と切に願います。(他力本願で願ってるばかりじゃ無理ですね…でも日々に疲れてなかなか立ち上がれないのが現状です)
2010/10/20(水) 午後 8:58 [ シニアナース ]
あまのじゃくさん、転載有難うございます。
文中にも
>足並み揃わぬ医療界
とあるように、困ったものです…
2010/10/21(木) 午後 10:51
シニアナースさん、やはり全体の(それこそ、他の職種も含めての)
「職場環境改善」が必要ですね。
>日々に疲れてなかなか立ち上がれないのが現状です
お互い、出来る範囲で頑張って行きましょう。
2010/10/21(木) 午後 10:57