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救急受け入れ拒否急増 今月すでに245件
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-172803-storytopic-1.html2011年1月26日 琉球新報 年末からの冷え込みで体調を崩して入院する高齢者の増加による救急病院の満床で、消防からの救急搬送受け入れ要請を拒否せざるを得ない例が本島中南部で今月1日から25日までに少なくとも245件あったことが25日、琉球新報の調査で分かった。2009年は年間で27件にとどまっており、今年は既にその9倍強に上っている。特に南部で深刻で、受け入れまでに7回要請をした例もあり、県内の救急医療はパンク状態となっている。背景には季節的な患者増だけでなく、緊急でないのに救急を受診する患者の多さなどがある。事態を重く見た県は関係者の連携強化に取り組むと同時に、日ごろの健康管理の徹底やかかりつけ医の受診、救急車の適正利用を県民に呼び掛けている。 琉球新報は25日、本島中南部の11消防本部、主要救急病院11院に患者受け入れ拒否の状況などについて調査。受け入れ要請拒否件数は那覇市消防本部が最も多く93件。島尻消防・清掃組合消防本部が45件など本島南部地区で深刻。中部地区は少なかった。 患者が受け入れられるまでの要請回数は最大7回。患者を受け入れられない主な理由は「病床満床」「処置困難」だった。事前に消防本部に救急車の受け入れ制限を通知した病院もあった。 県内の救急医療は患者の搬送受け入れが困難となる「たらい回し」がないことで全国的に知られている。県防災危機管理課によると、09年に救急搬送された5万4535件のうち、1回目の要請で受け入れられなかった例は27件(0・05%)あったが、2回目の要請ではすべての搬送患者が受け入れられていた。 病床利用率100%に近い状況が続く各病院は患者増について「脳卒中や循環器系の患者が増え、高齢者が比較的多い」「冷え込んだため患者が多い」「インフルエンザの流行も重なっている」などと説明している。どの病院も重症患者は受け入れているが、腰痛やしびれなど軽症の患者の受け入れを断わることがあるという。(玉城江梨子) 病院「患者を廊下に」 軽症受診、救急車“タクシー” 2011年1月26日 琉球新報 「非常事態」「災害時と同じだ」。これまでほとんどなかった消防からの救急搬送受け入れ要請拒否が大幅に増加し、「断らない救急」を誇ってきた県内の医療体制に赤信号が点滅し始めている。病床が足りず、「患者を廊下に寝かさざるを得ない」と窮状を訴える病院も。軽症にもかかわらず救急病院に頼る患者も多く、関係者からは県民に対して昼間の受診やかかりつけ医の受診、救急車の適正利用を求める意見が相次いだ。 患者数の増加で、救急搬送の受け入れが困難となる状況は急激に冷え込んだ昨年末から起きている。沖縄気象台によると昨年12月下旬の平均気温は16・1度で例年の17・7度を1・6度下回った。今月に入ってからも例年の平均気温を1・5〜2・3度下回る状態が続いている。 患者は主に高齢者。肺炎や脳卒中などが増加している。通常でも満床に近い状態を退院調整でやりくりしている現場に、患者数の急増があり「災害のような状態」(県医務課)という。病院側は「夜間救急は待ち時間が長くなる。自覚症状がある場合は昼間に受診してほしい」と一様に要望した。 県防災危機管理課は「救急車の適正利用をお願いしたい」と呼び掛ける。2009年に病気で救急搬送された例のうち、53%は入院に至らない軽症患者だった。琉球新報の取材に対して各消防本部からは救急車をタクシーのように利用する“常連”の存在や、病気でないのに救急車を呼ぶ人がいる実態を明らかにした。 一方、搬送受け入れ拒否がほとんどなかった中部地区も病床に余裕があるわけではない。ある病院は「救急室の廊下に患者があふれ、入院できずに廊下で寝かさざるを得ない状況。断っていないが限界に近づいている」と現状を説明。「中部は病床数が足りていない。後方施設も患者がいっぱい。一つの病院で対応できる問題ではなく、地域の問題として医療行政が何とかしてほしい。救急病院や連携する後方施設を中心に病床数を増やしてほしい」と要望した。http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-172819-storytopic-1.html 緊急でないのに救急を受診する患者の多さ搬送要請元には老健施設も多かったなどの構造的な問題も多そうですね。医師数や病院数は急には増えませんから(減る一方?)、医療需要を抑制する以外に対策はないでしょうが…今後どうなりますかね?急患拒否急増175件 県まとめ 「ベッド満床」で
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-01-27_13989/社会 2011年1月27日 09時45分 沖縄タイムス 救急病院がベッド満床などを理由に、消防からの救急搬送受け入れ要請を拒否するケースが今年に入って急増していることが26日、県防災危機管理課のまとめで分かった。同課が今月20日までの県内11消防本部の状況を調べた結果、消防が医療機関に2回以上要請したケースは175件に上った。特に那覇・南部地区で多かった。主な理由は「ベッド満床」「処置中」「専門外」などだった。 県医務課によると、年末からの冷え込みで、高齢者が体調を崩したことやインフルエンザによる重症化、比較的軽症でも救急を利用する患者がいることなどから、救急現場が逼迫(ひっぱく)している状況がある。 県は近く、関係機関と会合を開き、病院間の空きベッド数の情報共有や連携のあり方など体制づくりの作業を進める。 同課の調べによると、医療機関に2回以上要請した件数は、那覇市消防が93件。島尻消防は19件で、このうち要請が7回にわたったケースもあった。 宜野湾市消防が16件、東部消防12件、豊見城市消防10件だった。搬送されたのは60〜90代の高齢者が多かった。 搬送要請元には老健施設も多かったことから、関係機関からみとり医療の体制のあり方を指摘する意見も出ている。 |
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DA・KA・RA!「救急車を有料化にしろ」とか言われてたのに。
あと沖縄のような状況(沖縄だけではないと思うが)であればフリーアクセスもさっさとやめるべきでしょうね。
冬はもともと病院の入院が増える時期ですが、日常が災害時と同じレベルではお話にならない。それでは災害時は機能不全間違いなし。
救急医療崩壊を回避するためにはとりあえずその2つを直ちに実行するしかないですよ。綺麗事は言っていられない。
他に方法があったら誰か教えてほしいもんです。
これじゃあ東京とか都会暮らしに慣れた人がで沖縄の自然に憧れてとかいうノー天気な理由で移住して安心して生活などできない。
沖縄に限らず日本中どこでも田舎暮らしには常時救急医療のリスクが付き纏うのを覚悟すべきでしょうね。
まあまだ医療がなかった時代の価値観で不慮の病死を受け入れるような泰然とした精神でないと。現代人には無理でしょうが...
2011/1/27(木) 午後 4:37 [ NMD ]
追記;
大阪市内の某民間病院だと紹介なき初診料8000円!
私は急性期病院はこれくらいやってもいいと思います。
2011/1/27(木) 午後 4:40 [ NMD ]
NMDさん、県が文書を出したそうですが、どうなりますかね?
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-172849-storytopic-1.html
ここまで問題になったので、変わりますかね…
>災害時は機能不全間違いなし。
まったくです。
自然災害も多いですし、お隣さんも恐いのに…
>東京とか都会暮らしに慣れた人がで沖縄の自然に憧れてとかいう
>ノー天気な理由で移住して安心して生活などできない。
都会と同じ感覚で病院を受診する人も多いそうですね…
2011/1/27(木) 午後 5:08
「医療は限られた資源」って事を認識しないから、コンビニ受診だとかそういうのが平然と出来てしまうんでしょうね…。
柏原病院のような支援活動をしている県はごく僅かで、「○○の医療を守る会」の多くが「署名署名」っていう、「書くだけならタダだしね」的な活動だったりするのがなんとも…。
2011/1/28(金) 午前 5:01 [ KRTさん ]
少し話題が変わりますが、
日本の産科の状況がこんなに素晴らしいと言う記事です!!
世界では年間36万、1日に1000人もの妊産婦が死亡している。その99%が途上国、60%近くがサハラ砂漠以南のアフリカで。新たな命を産み出すはずの女性が、なぜ自らの命を落とさなくてはならないのか。
http://www.jiji.com/jc/v4?id=zambia0001&rel=y&g=phl
2011/1/28(金) 午後 0:57 [ ガッチャマン ]
都筑てんがさん、これを機にそういう認識を持ってもらえると良いのですが…
私は最近は「拒否」とか「たらい回し」などの言葉は気にしてません、
記者さんもインパクト重視で、そうしているのでしょう…
2011/1/28(金) 午後 1:07
ほねつぎさん、純粋に「自然な」お産はそのくらい危険だということですね。
(コピペできないですね…)
日本で自宅出産を考えている方にも、そのくらいの覚悟を望みたいものです。
2011/1/28(金) 午後 1:14
はじめまして、沖縄に住んでいたことがあるので気になってコメントさせていただきます。
沖縄の場合、元々救急病院が少ないという事情もありますが、共働きが圧倒的に多く、しかも労働賃金が本土に比べて低く、診察時間内になかなか病院にかかりにくいということも原因じゃないかなと思います。
病児保育も整備されてきていますが、この時期だとすぐ満員ですし、仕事を休めない親が多いのです。
特に地元企業の労働環境は、労働者にはやさしくないですから…週休2日の企業なんてほんの一握りです。
安易に救急行くなと言われればそれまでなのですが、なかなか仕事を休めない。休めば仕事=給料に直結します。
貧しい生活で価格の安い麺やパンで食いつなぎ、肥満〜糖尿病、病院にかかるにも検査費用、入院費用が払えず病院にいけない人も多く、いよいよ症状が重くなって病院ってケースも少なくないです。(以前タイムスでもこういった問題を扱っていました。)
基地問題と同様に県民の生活の向上をを根本から見直していかなければ、このような問題はなくならないと思います。
2011/1/28(金) 午後 5:45 [ akisamiyo ]
元沖縄住民のKIDNEYです。
沖縄では、一部の病院が「断らない救急」を実践しようとしています。それが、悪い意味で浸透しているのではないかなと。
個人的には、労働環境と救急医療の問題はあまり関係ないかなぁと感じています。どちらかというと、子供の病気で男性とかがよく休むといった環境と、KIDNEYは思うのですが。
2011/1/28(金) 午後 6:29
雇用情勢と医療機関受診とは相関があります。
具合が悪いので病院行ってから仕事行きますと言ったら首になるので時間外(日曜朝)に来ました明日も休めないので今日中に治してくださいとか、
これ以上病欠するなら辞めてくれと言われてるので抗がん剤をコース途中で止めたいとか。
仕事を失ったら再就職は今の状況ではほぼ無理でしょうし、買い手市場で労働条件は悪化の一途。
とは言え、だから時間外受診になるのは当然なのだ医療機関は黙って限界超えても働けというのはヘンですけどね。
押しつけられた理不尽をよそへ押しつけているだけ。
2011/1/29(土) 午前 1:26 [ fn ]
多くのコメントを、有難うございます。
確か沖縄の県民所得は全国で最低でしたよね…
http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/398.html
こういう報道をきっかけに、そういう社会的な問題が変わると良いですね。
犠牲者が出る前に…
2011/1/29(土) 午後 1:51