うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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10歳代前半男児、初の脳死判定…臓器摘出へ
読売新聞 4月12日(火)10時1分配信

 日本臓器移植ネットワークは12日、関東甲信越の病院に交通事故で入院中の10歳以上15歳未満の男児が同日午前7時37分、改正臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。

 心臓、肺、肝臓など6臓器が提供される。臓器移植が行われると、15歳未満からの脳死臓器移植を認めた改正法が昨年7月に施行されて以来、初の適用例となる。

 同日記者会見した移植ネットワークによると、男児は、交通事故の重症頭部外傷で、病院に搬送された。脳全体の機能が失われた可能性が高いことから、11日午前に主治医や移植コーディネーターの説明を受けた両親ら家族3人が臓器提供に承諾した。臓器移植法に基づく1回目の脳死判定は、11日午後8時25分に行われ、2度目の判定は12日朝行われた。入院先の病院の虐待防止委員会が、虐待がなかったことを確認したという。

 摘出されるのは心臓、肺、肝臓、小腸、膵臓(すいぞう)、腎臓の6臓器の予定。あす13日午前5時から臓器の摘出を始める。臓器の提供先は、ネットワークで調整中。
平成22年7月17日の改正臓器移植法の施行から9ヶ月ですね…
今年1月には、「小児脳死移植の打診6件、実施はゼロ」という記事が出ていました。

産経にあった、ご両親のコメントです。
 移植ネットによると、男児の両親は「息子は将来は世の中の役に立つ大きな仕事をしたいと周囲に言っていましたが息子の脳は回復せず、その願いはかなえられませんでした。でも、身体は彼のがんばりで持ちこたえました。私たち家族は臓器提供があれば命をつなぐことができる人たちのために彼の身体を役立てることができれば今、彼の願いに沿うことだと考えました」とコメントしているという。
私としては、この男児のご冥福をお祈りするとともに、
これから移植を受ける患者さんが元気になることを願うのみです。



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閉じる コメント(9)

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『正義の味方』の某新聞社様は、詳細情報が公開されないのがご不満なようです…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000060-mai-soci

2011/4/12(火) 午後 4:12 さすらい泌尿器科医

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移植ネットワークは、マスコミ(や脳死移植反対派)から遺族や病院など関係者を全力で守らないといけない。
それができるか、これが一番心配。
それと、移植ネットワークの職員の過労も心配しています。

2011/4/12(火) 午後 5:06 [ 町医者 ]

心臓は大阪の10代の少年に移植されるそうですね。
ご家族の決断には本当に頭が下がります。
移植をうける方が元気になることが最大の供養となるでしょう。

2011/4/12(火) 午後 5:41 じゃすみんちゃ

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こんばんは

法に則って行われる合法的行為
これって報道する価値があるのだろうか.
他に報道すべきものはないのだろうか.

移植に反対なら,他人に臓器を提供しなければ良い.他人からも提供されなければ良い.その意思表示を明確にし,移植医療から距離を置いていれば良い.
移植を手がける医師が信用できないなら,その医師にかからなければ良い.保険医療においてでも,医師を選択する権利が患者にはある.医師には患者を選択する権利は,原則として無い.

2011/4/12(火) 午後 7:47 [ 耳鼻科医 ]

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なんで、ご両親のコメントまでとらにゃならんのでしょうね。 いやなら邪魔だけはしないでほしい。 移植医療だけなく、すべての医療を拒否してほしいです。 唐から鑑真和上がもたらした医療以後。

2011/4/12(火) 午後 9:49 [ omizo ]

一部、「そこまでしか生きたいのか」と、レシピエントを責めるコメントも出てきていますね。
これは、究極の自己決定権に関わるデリケ−トな問題で、簡単に見解が出るものではないと思います。移植や臓器提供をしたい人も、したくない人も、その意思が尊重され誰からも咎められるべきではないですね。
その辺を、未熟なマスメディアがわかっていればいいのですが。単一化した美談や、世論のミスリ−ドだけはして欲しくないです。

2011/4/13(水) 午前 0:44 KIDNEY

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少年への心臓移植手術は無事に終わったそうですが、
マスコミは騒ぎすぎですよね…(虐待の有無もしつこく聞き質しますし…)

リンクした過去記事にあるように、ご家族が躊躇するのは当然です。

>移植や臓器提供をしたい人も、したくない人も、
>その意思が尊重され誰からも咎められるべきではないですね
まったく同感です。

それが担保されないような暗黒時代が、決して来ないことを願っています。

2011/4/13(水) 午後 0:15 さすらい泌尿器科医

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移植医療に賛成・反対の議論や意見はあってもいいと思いますが、
この脳死判定された少年の臓器が移植を待っていた多くの患児のためになりつつある。なんて素晴らしいことではないでしょうか?
素直にご家族の勇気ある決断を讃えたいと思います。
臓器を提供する側と受容する側の双方家族が移植医療に合意しているのですから、アカの他人のマスゴミどもが外野から何もとやかく言う資格はないですね。言論の自由を履き違えて、デリケートな決断をした当事者のプライバシーを侵害する。人間として最低ですね。。

2011/4/13(水) 午後 2:53 [ NMD ]

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まったくです。
ところがなぜか、子供の移植ができなかった時代(今もようやく第一例ですが)

マスコミは、海外で移植するための募金活動は美談として取り上げていたわけです。

その募金活動そのものは否定しませんが。
状況としては、国内で解決できないから、海外で臓器を買ってくる
そうせざるをえない、という話なわけでしょう。

募金を募って海外の脳死患者から「買う」のはアリで、
日本人が無償で提供するのはモラルに反するとか
どういう倫理基準なのか、まったくわかりません。

(厳密には、臓器そのものを「買う」わけではないですが、
日本のシステム不備を理由に、「円」の力で移植されれば、
本来その国で移植されるはずだった人が一人、移植不可能になります
個人でなく、日本というシステムが、円の力で他国の移植を奪ったといわれても、申し開きはできないです。)

2011/4/14(木) 午前 1:16 [ temple93 ]


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