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提訴:「外科医診療でがん死」 入院患者の遺族、損賠求め豊後大野市を /大分
どうしてこんな話になってしまったのでしょうか…毎日新聞 5月18日(水)15時0分配信 豊後大野市緒方町の公立おがた総合病院(現・豊後大野市民病院)に入院し、がんで死亡した女性(当時93歳)に適切な治療を怠ったとして、女性の遺族が市に約1300万円の損害賠償を求め、大分地裁に提訴した。 訴状によると、女性は07年9月に食欲不振などで受診したが、同病院の医師が足りず、内科外来なのに外科医の診察を受け入院。同12月に胸部CT検査で異常が見つかったが、外科医は高齢を理由に積極的な検査を行わなかった。女性は大分市内の病院に転院し、胃がんが発見されたが手術不可能とされ、08年2月に死亡した。 遺族は「早期発見なら延命、苦痛軽減の可能性があったのに、内科常勤医を置かず、中途半端な診療に終始した」と主張している。 同院は「一斉退職で内科常勤医が半年ほどいなかった。提訴にはコメントはない」としている。同院は07年9月から県が内科医2人を派遣した08年4月まで内科常勤医不在。嘱託、非常勤、他科の医師で内科診療を続けていた。【田中理知】 「当時93歳」なら、主治医が内科医であろうと外科医であろうと、 ご家族と相談の上で、積極的な検査や治療を行わないことが多いですが、 家族の『強い検査希望』を無理に拒絶したのでしょうか?(その後、転院してますし…) 例によってソースは毎日だけですし、謎の多い話です。 この訴訟とは無関係かもしれませんが、 豊後大野市民病院は、公立おがた総合病院と県立三重病院が合併して去年の10月に発足したそうです。 詳細はYosyan先生の記事をご参照下さい。 あまり違いませんが、大分朝日放送の記事がありました。
【OABニュース】 ■公立おがた総合病院で亡くなった女性の遺族が豊後大野市を提訴 5月17日(火)11:40更新 豊後大野市の公立おがた総合病院で亡くなった女性の遺族が、「常勤医師を長期間不在にさせていたことは問題」として市を相手取り1300万円あまりの損害賠償を求める訴訟を起こしました。訴状によりますと、2007年12月、当時93歳の女性は、入院していた豊後大野市の公立おがた総合病院で、胸部のCT画像に影が写ったものの、担当した外科医師が女性の高齢を理由に積極的な検査をしない意向を家族に伝えました。その後、別の病院に移った女性は胃がんと診断され、終末期療養のために再び公立おがた総合病院に入院して、亡くなったということです。病院は当時、医師不足で常勤内科医がおらず、遺族側は「最善・最良の治療をなすべき管理責任を怠った責任がある」などとして、病院を管理運営する豊後大野市を相手取り、1300万円あまりの損害賠償を求める訴訟を大分地裁に起こしました。市は「内容を確認して対応を検討したい」とコメントしています。http://www.oab.co.jp/m/news/?id=2433 「最善・最良の治療をなすべき管理責任を怠った責任がある」治療による『合併症』で体力が低下し、寿命を縮めることも多いのですが… |
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馬鹿馬鹿しくて呆れますね。
この訴訟によって遺族が得られるものは一体何なのでしょうか?
引き受ける弁護士も弁護士ですね。よほど仕事がないのか...
この訴訟によって超高齢者にも高度な積極的侵襲的医療が実行されることで病院医療崩壊をさらに加速させることになりそうです。
超高齢者への医療の限界やデメリットなどを理解できない国民orz
2011/5/20(金) 午後 1:19 [ NMD ]
横でしょうし、はっきりしてませんが最近亡くなったかの俳優さんは、胃カメラされてないそうです。私もバリウムは何度か検診で飲みましたが、胃カメラしたことありません。ぐええでしょうし。
ってこれは私の問題なんですが。ってことではないのでしょうか?
2011/5/20(金) 午後 1:37 [ ゆずにすもも ]
遺族が本当に、「内科常勤医を置かず、中途半端な診療に終始した」と言ったのでしょうか?
もし、こういう論理が成り立つなら、善意で他の診療科を応援する医師はいなくなると思います。どんなに医師が不足していようと、患者が困っていようと、専門医ではなからと批判され、訴追される。なら、自分の確実な守備範囲だけ診察しないと馬鹿馬鹿しいと思う医師が出てきても何も言えないと僕は思います。
2011/5/20(金) 午後 4:29
<KIDNEYさん
小児科医は大人を見なくてよいとなると、全科当直しなくてよくなるかな?でも、その代わり子供が来ると24時間いつでも呼ばれるかorz
2011/5/20(金) 午後 4:46 [ motoko99 ]
motoko99先生、そういう事になるのかな???
ただ、全てを医師の善意に頼りきり、結果論や後出しじゃんけんで糾弾するこの風潮を私たち一人一人が真剣に考えないと、いずれ私たちに跳ね返ってくると思います。
特に、今の小児科は負のスパイラルに陥っているように思います。
↑のコメントで書かれている、小児科が24時間コ−ルが掛るという現実は馬鹿げていると思います。私たち一人一人が、どの症状で、どの時間に、どういう病院に掛るか適切に判断できれれば、小児科医の負担は軽減できると思います。
一患者の暴論ですけどね。
2011/5/20(金) 午後 5:20
>この訴訟によって遺族が得られるものは一体何なのでしょうか?
金。
>引き受ける弁護士も弁護士ですね。よほど仕事がないのか...
弁護士は、裁判に勝とうが負けようが金が入る。
勝てばよけい。
2011/5/20(金) 午後 8:34 [ 町医者 ]
当院でも90歳を超える高齢者の家族に胃内視鏡検査あるいは大腸内視鏡検査を勧める(奨める?薦める?)ことはあります。
たいていは家族の方が結構です、と断ってきます。
その代り、CTなどで検査します。
もちろん、CTでは転移の有無はわかっても上部・下部消化管原発の癌は見つけにくいですよね。
悪性疾患の可能性や予後を説明しておくと家族は、もう歳も歳ですから手術や化学療法はまず望まず、本人が苦しまないように治療してくださいとだけ言われます。
それが当たり前と思っていました。
93歳の患者の死を裁判にするなんて、想像を超えますね。
運命として寿命として受け入れるか、裁判にするかは、当事者の家族のかたのメンタリティーの違いじゃないでしょうか。
2011/5/20(金) 午後 9:34 [ 鶴亀松五郎 ]
93歳の患者の胃を全摘したとして、QOLが。抗がん剤も入れば、死期が早まるだけですし。 今度は金儲け主義の医者がと言われる事に。
2011/5/20(金) 午後 11:09 [ omizo ]
たぶん胃を全部摘出して拡大リンパ節切除でもやれば寿命が大幅に短縮したでしょうね。手術をやったから早死にしたんだ!とか(苦笑)
そのほうが勝訴の可能性が高くてお金が取れるかもね。
モラルハザードもここに極まれり...世も末ですね。
2011/5/21(土) 午後 0:02 [ NMD ]
ひどい話ですねぇ
金が目的でしょうか
2011/5/21(土) 午後 4:38 [ 元外科医 ]
いっそこれが
「外見だけの箱モノを血税で不要に作った挙句、医師の集約が出来ず内科医を配置出来なかったせいで
うちの婆ちゃんは死んじゃったんだ!」 と豊後大野市に、行政訴訟を起こしたって話なら GJなんですが・・・
2011/5/21(土) 午後 8:35 [ kasugayoitoko ]
実に興味深いのが、毎日に、◇「安全がある」という神話
ttp://mainichi.jp/select/opinion/jidainokaze/news/20110522ddm002070092000c.html
面白い社説を書く、新聞社ですね。 医療には安全は必ず有ると書いているのですが。
2011/5/22(日) 午後 8:56 [ omizo ]
<KIDNEYさん
馬鹿げていると言ってくださってうれしいです。でも、北海道では小児科医が3人しかいなくても、子どもは24時間365日小児科医が見るシステムにしている病院もあるんですよ。もちろん、私のいる病院は上級医が賢いのでそういうことはしていません^^;。ただ、子どもの病気を症状で十分判断するのが難しいことは認めます。そういったときでも小児科医以外でお手伝いすることは可能ですので、小児科医が疲弊して立ち去り型サボタージュに陥ることを防ぐことは可能だと信じています。
2011/5/23(月) 午後 1:21 [ motoko99 ]
motoko99先生、そうです。他の診療科が応援できるという事は、一つの診療科の疲弊を防ぐ一つのベタ−の解決策だったのではないでしょうか。が、本件記事のような事件が起こると、それさえ控えるようになる。
結局、私たち一人一人が全てのベストを望むあまり、全てを駄目にしているとKIDNEYは思ってしまうのです。なんと、皮肉な事でしょう。
2011/5/23(月) 午後 4:36
93才では天寿をまっとうされたと思うのが普通ですけど・・・。
2011/5/23(月) 午後 5:49
omizoさま、
それは、社説ではなく、社外の人の原稿を用いたコラムでしょう。
坂村先生については、WikiPediaでも見ていただければ私はソフト屋ですので、毎日新聞社員などと一緒にされるのはとても我慢できず指摘させていただきました。
2011/5/25(水) 午後 7:51 [ imani ]
「坂村先生については、WikiPediaでも見ていただければ。私は」・・・読点を忘れました。すみません。
2011/5/25(水) 午後 7:52 [ imani ]
imaniさん
これは失礼いたしました。坂村さんには、なにも問題はないことで、問題は、日ごろから絶対安全が有ったはずとのたまわる、某新聞社がまともな論を掲載し、自己との主張と異なる事を主張しているかの事柄です。
日ごろからの主張と矛盾している事です。
2011/5/25(水) 午後 8:30 [ omizo ]
そもそも胃癌が余命に影響したのか。
この年齢で積極的に治療した方が良いというエビデンスはあるのか。
どう考えても両方Noだと思いますがねぇ。
2011/5/25(水) 午後 10:16 [ ウナギいぬ ]
omizoさん、
おっしゃることには同意します。つい気になって、本筋と違うことを知りつつコメントしてしまいました。某社については・・・まぁ・・・これ以上話題にしたくない気持ちです。
2011/5/26(木) 午後 7:11 [ imani ]