まずは医師による診察のみを受けさせ、その後、別の搬送先を探す仕組みを強化する市内二十四カ所の二次救急医療機関に対しては、専門外でも一時的に収容してもらうよう依頼する方針。収容した後、「専門外」の為に適切な治療が出来なければ、当直医が訴えられる訳ですね…http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110716-00000112-mailo-l11 さいたま市:「救急体制不十分」 収容断られ女性死亡、検証結果を公表 /埼玉
毎日新聞 7月16日(土)12時20分配信 さいたま市で6月、車にはねられた車椅子の女性(38)を救急搬送しようとしたところ、病院で受け入れを断られ、その後女性が死亡した問題で、同市消防局は15日「収容先を迅速に決める体制が不十分だった」などとする検証結果を公表した。また、搬送の仕組みについて再発防止策を講じる考えを示した。医師らで作る、県中央地域メディカルコントロール協議会が14日に検証結果をまとめた。 報告書によると、救急隊は、女性に意識はあったものの頭と腰を負傷していたことから入院が必要な「中等症」と判断。搬送先を探したが11病院が「専門医がいない」などの理由で断り、現場到着から搬送まで約2時間半かかった。女性は病院到着直後、意識不明に陥り出血性ショックで死亡した。報告書は「搬送に時間を要したことで死亡の可能性が高まった」と指摘した。 再発防止策として市消防局は、手術や入院を前提とした搬送が病院側に患者を受け入れにくくさせている要因の一つとみて、まずは医師による診察のみを受けさせ、その後、別の搬送先を探す仕組みを強化する考えを示した。【林奈緒美】 車いす女性のたらい回し死「医療機関の専門科目細分化も影響」 さいたま市が検証結果を公表 2011.7.15 16:49 MSN産経ニュース さいたま市南区で6月29日、乗用車にはねられた車いすの女性(38)が計11病院で受け入れを断られて翌日に死亡した問題で、市消防局は15日、検証結果を公表した。 市によると、女性は計11病院に搬送を断られたため、事故現場を出発したのは救急隊の到着から2時間12分後。女性は病院に到着してから約13時間後に、骨盤骨折による出血性ショックで死亡した。 市は医師や消防関係者らで組織する協議会で問題を検証。収容に時間がかかった原因について▽受け入れ先の医療機関の専門科目が細分化されており、臨機応変な受け入れができなかった▽指令センターなどと連携せず現場の救急隊だけで受け入れ先を選んだ−などの点を指摘。その結果、「処置が遅れ死亡の可能性が高まった」とした。 市消防局は「関連機関と調整し、救急医療体制の円滑な運営を図りたい」としている。http://sankei.jp.msn.com/region/news/110715/stm11071516510005-n1.htm 救急患者「たらい回し」で死亡 医療と連絡「不十分」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110716/CK2011071602000054.html2011年7月16日 東京新聞 さいたま市南区で六月二十九日夜、車にはねられた車いすの女性(38)が救急搬送時、病院に受け入れを次々と断られて死亡したことを受け、市消防局は十五日、検証結果を発表。「(医師不足による)医療機関の受け入れ態勢、収容先を決める救急内部の連絡が不十分で、搬送に時間がかかり死亡の可能性が高まった」と結論付けた。 (前田朋子) さいたま市は今後、救急搬送時に手間取った際の手順を明文化。市内二十四カ所の二次救急医療機関に対しては、専門外でも一時的に収容してもらうよう依頼する方針。 市や上尾市などの消防本部、医師会などでつくる「県中央地域メディカルコントロール協議会」が各病院や救急隊の対応を検討。その結果、事故後、救急隊は現場で搬送先を探し長時間が経過。「さいたま市消防局の指令センターに連絡し、搬送先を探してもらうなど協力を仰ぐ態勢が構築されていなかった」と指摘した。 さらに、女性は手足と頭にけがをし、受け入れる医療機関側も整形外科か脳外科か、二次救急か三次救急かどちらで診察すべきか迷ったという。女性は最終的に、三次救急医療機関のさいたま赤十字病院(さいたま市中央区)に収容されたが死亡した。 市の関根正明救急課長は、遺族に「死を無駄にしないでほしい」と言われたことを明かし、「命を救えず非常に残念。関係機関と協力して、救急医療体制を構築したい」と話した。また、市は受け入れを断った病院数を十二から十一に訂正した。 |
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亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
状況的には、搬送先が見つからなかったのは良くわかります。
救急隊も困ったと思いますよね。
ただ、
医師による診察のみを受けさせ、その後別の搬送先を探す…。
ってのが…。
救急隊の判断も、医師の判断も、そんなに大きくは違わないと思います。
で。
医師の診察を受けている間、救急隊も待機してるのでしょうか?
そして、一番の問題の、次の搬送先を誰が探すんでしょうか…。まさか、とりあえず搬送した病院?
だとしたら、責任丸投げですよね。
うーん。
上手い解決案が浮かばない…。
2011/7/16(土) 午後 2:46
二次救急指定の返上しか手はない。
医師も、二次救急指定病院では当直しないこと。
そうでなければ、訴えられることを覚悟しておかないといけない。
いや、既にその段階は過ぎたというべきか。
二次救急指定病院に勤務しているということ、そのこと自体が既にそういう訴訟も受けると言っていることと同じ、すくなくとも埼玉では。
2011/7/16(土) 午後 4:38 [ 町医者 ]
>市の関根正明救急課長は、遺族に「死を無駄にしないでほしい」と言われた
思いっきり無駄にしようとしている。
2011/7/16(土) 午後 6:16 [ ybb*621 ]
>医師の診察を受けている間、救急隊も待機してるのでしょうか?
-----少なくとも
のこっていることは、ないです。
ハム太郎のようにとっとこいなくなります。(向こうも
仕事ですから、運んで終わりです。)
2011/7/18(月) 午後 8:42 [ ker*y_a*l*n_jr ]
もしかしたらご存知ない方もいるかもしれませんので…
奈良救急心タンポナーデ 高裁判決文より
『救急医療機関は,「救急医療について相当の知識及び経験を有する医師が常時診療に従事していること」などが要件とされ,その要件を満たす医療機関を救急病院等として,都道府県知事が認定することになっており(救急病院等を定める省令1条1項),また,その医師は,「救急蘇生法,呼吸循環管理,意識障害の鑑別,救急手術要否の判断,緊急検査データの評価,救急医療品の使用等についての相当の知識及び経験を有すること」が求められている(昭和62年1月14日厚生省通知)のであるから,担当医の具体的な専門科目によって注意義務の内容,程度が異なると解するのは相当ではなく,本件においては2次救急医療機関の医師として,救急医療に求められる医療水準の注意義務を負うと解すべきである。』
まあきっとなんにも変わらないんでしょうね…
2011/7/18(月) 午後 8:57 [ REX ]
JUNさん、
>一番の問題の、次の搬送先を誰が探すんでしょうか…。
>まさか、とりあえず搬送した病院?
基本的にはそうなるはずです。(医師どうしで連絡してと…)
救急隊は、「転送する可能性が高いから残れ!」と言えば残っているでしょうが、
だったら『最初から診ない』方が、自分の身は守れますね。
2011/7/18(月) 午後 9:51
REXさん、建て前はそうですよね…
>担当医の具体的な専門科目によって注意義務の内容,程度が異なると解するのは相当ではなく,本件においては2次救急医療機関の医師として,救急医療に求められる医療水準の注意義務を負うと解すべきである。』
そういう人材を(労基法を守りながら)毎日用意できる病院は決して多くはないですよね。
2011/7/18(月) 午後 9:56
埼玉ではドクターヘリを飛ばすことは可能でしょうか?
集落が密集しているのでヘリが着陸できる場所が少なそうですが。
このような地域こそ情熱大陸のスーパー救命ドクターが必要ではないかと思いました。ただ救急の後を入院で診れる外科医が埼玉県内の病院にいなければどうしようもないことですが....
救命外科医療の地域格差は本当に深刻ですね。
頭から足まで救急外科医療が1人でできるスーパー医師も少ないですので外科医師が揃っていない病院は救急指定を返上すべきです。
外科医師がいないのに無理に救急医療を続けようとすれば内科医師まで逃散する羽目になりますから。
今後は頭から足まで全身の救急外科処置のできる万能スーパー医師をたくさん養成するようにしないとダメになりますね。
少ない医師数でコストパフォーマンスを上げるにはそれしかないような気がします。
2011/7/19(火) 午後 5:14 [ NMD ]
その「医療機関の専門科目細分化」が進んだおかげで、高度な医療が可能になり、それまで救えなかった命が救えるようになったのも事実なのですが、それはきっとスルーなのでしょうね。
事故が多発したときにも対応可能なくらいにスタッフを雇えるだけの診療報酬を設定しない限り解決しようない問題を、他の方法でどうこうしようとしているから、こういうおかしなことになっていくのでしょう。
2011/7/20(水) 午前 5:21 [ はにほ ]