うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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受け入れ拒否、最多1万6千件=昨年の救急搬送調査―消防庁
時事通信 7月22日(金)17時4分配信

 総務省消防庁は22日、昨年1年間の救急搬送の受け入れ状況に関する調査結果をまとめた。重症者で3回以上受け入れを断られた件数は前年比約3217件増の1万6381件で過去最多となった。同庁は「搬送件数全体が増えており、医療機関が対応しきれなかった部分があるのではないか」としている。
 調査は(1)重症患者(2)妊産婦(3)15歳未満の小児(4)救命救急センターへの搬送―の4区分(重複あり)について、東日本大震災により集計不能となった岩手県の陸前高田市消防本部を除く全国の消防本部を対象に実施した。
 10回以上受け入れを断られたのは重症727件、妊産婦18件、小児332件、救命救急センター搬送1467件。最も受け入れを断られた回数が多かったのは大阪府の救急患者のケースの64回だった。 

CBの記事です。
重症患者搬送、照会4回以上が1万6千件超−総務省消防庁
医療介護CBニュース 7月22日(金)20時48分配信

 重症患者の搬送受け入れで、医療機関に4回以上照会した件数が昨年は1万6381件で、前年よりも3217件増えたことが7月22日、総務省消防庁のまとめ(速報値)で分かった。同庁の担当者は、「救急搬送件数全体が増えていることが要因の一つではないか」としている。

 調査は、昨年の救急搬送状況について、全国798消防本部を対象に実施。東日本大震災の影響でデータが集計できなかった岩手県陸前高田市消防本部を除く、797消防本部から回答を得た。

 受け入れ医療機関の医師の初診で「重症」と判断した患者について、受け入れまでの照会回数を聞いたところ、4回以上だったのは1万6381件で、重症患者全体の3.8%だった。このうち11回以上が727件で、最大照会回数は42回だった。受け入れを断った理由は、「理由不明・その他」が23.1%で最も多く、以下は、「手術中・患者対応中」(21.1%)、「処置困難」(20.8%)、「ベッド満床」(19.2%)などと続いた。
 また、4回以上の照会回数が全体に占める割合を都道府県別に見ると、埼玉が10.3%で最も多く、以下は、奈良(10.0%)、大阪(8.8%)、東京(8.5%)などと続いた。

 妊産婦の搬送では、照会回数が4回以上だったのは587件(全体の3.8%)だった。受け入れを断った理由は、「理由不明・その他」(27.4%)、「処置困難」(23.8%)、「手術中・患者対応中」(18.1%)などと続いた。

 また15歳未満の小児について、4回以上照会したのは1万924件(全体の3.2%)で、「専門外」(26.4%)、「手術中・患者対応中」(23.1%)、「理由不明・その他」(19.4%)などの理由で、受け入れを断っていた。

 このほか、二次以下の救急医療機関への受け入れ照会の後、患者が最終的に救命救急センターに搬送されたケースでは、4回以上の照会が2万395件(全体の3.8%)だった。受け入れを断った理由は、「処置困難」「理由不明・その他」が共に21.4%で最多。以下、手術中・患者対応中」(20.3%)、「専門外」(17.6%)などと続いた。
報道資料はこちら(PDF)です。

平成20年、21年と比べて、総搬送人員が大幅に増えてますね…
適正利用への啓蒙活動が、不足しているのでしょうか?

このうち11回以上が727件で、最大照会回数は42回だった。

つまり、先日の「埼玉の車椅子の女性が交通事故に遭った話」
と同じような話が、日常的に起こっている訳です。

まあ、訴訟リスク医師の「当直」という名の過重労働が改善する見込みはありませんので、
しばらくはこのままでしょうね…



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私も愚見ながら、記事を書きました。
結局、拒否と言っている間は何も変わらないと思います。
そして、軽傷、恣意的な救急受診を1点40円ぐらいの自由診療にしないと、この事態はかわらないかと思います。

2011/7/23(土) 午後 2:34 KIDNEY

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いっそのこと、

「救急搬送された患者は、どんな転帰をとろうとも、決して訴訟を起こすことはできない。」

という法律を成立させてしまえばいいんじゃないでしょうか?

救急医療に関する諸問題の、かなりの部分が自然に解決すると思うんですが。

2011/7/23(土) 午後 7:04 [ まおパパ ]

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民事訴訟の限定的でも、訴訟の制限は憲法違反ですから不可能です。 検察の起訴権限をも制約された立法がされていますし。

医者がいなければ、よいだけです。

2011/7/23(土) 午後 7:59 [ omizo ]

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いっその事、医者が救急と診断しない場合は、高額支払いはいかがでしょうか?高額と言わないまでも、タクシー料金以上の金額は取るべきで、そうなると、馬鹿なことでは呼ばなくなりませんかね

2011/7/23(土) 午後 10:08 [ poron2008 ]

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結局は患者側の意識や知識・民度の問題ともいえるので、医師の判断で高額になった患者がどうでてくるかって話になりそうです。
今ですら医療者に対する暴言・暴力が横行している状況ですと、それが頻発する地域ほどゴネる患者が多いでしょうね。
最初から全面的に課金と法決定されるほうがまだマシでは?
あとは高額医療保障等で還付する対象に特例で入れるだけでよさそう。

2011/7/25(月) 午後 0:35 [ しーぷ ]

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刑事訴追はこの10年で30倍?こんなリスキーなことはない。
民事裁判もド素人裁判官に単なる医療いじめの意味不明判決乱発。
こんな状況ででまともに救急医療ができるわけがないですよ。
まあ上の方が仰るようにアクセスの悪さもさることながら、地域の民度(医療に対する理解不能)も大きく影響するのは事実ですね
病院から内科・外科医師が続々逃散して救急崩壊している地域はだいたいそうだと言っても過言ではないですね。私もたった2年で見切り逃散しました。理不尽なトラブルででキャリアを棒に振りたくないので。

2011/7/25(月) 午後 5:56 [ NMD ]

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たしかに医者がいなくなれば訴訟のターゲットは代わるかも?
医者を連れてこれない自治体長とか(苦笑)。

2011/7/25(月) 午後 6:00 [ NMD ]


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