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出産時出血死の妊産婦10人救えた?治療に不備
読売新聞 8月21日(日)13時4分配信 昨年1年間に全国で出産時の大量出血で死亡した妊産婦は16人おり、うち10人は、輸血などの処置が適切だったならば救命できた可能性が高いことが、厚生労働省研究班の調査でわかった。 研究班は、体内での出血の進行の見落としや、輸血製剤の不備などで、治療が手遅れになったと分析している。 研究班は、日本産婦人科医会の協力で、全国約1万5000人の産婦人科医からカルテなどの提供を受け、死因や診療内容の妥当性を分析した。 16人の年齢は26〜42歳で、17〜1・4リットルの出血があった。このうち、兵庫や東京、埼玉など9都県の10人が、救命できた可能性が高いと判断された。 年間数千件の出産を扱う大規模な産婦人科病院のケースでは、39歳の母親が子宮破裂で出血。血圧が異常低下して、1時間後に輸血が開始されたが、輸血製剤が不足し、止血のためのガーゼが子宮に過剰に詰め込まれた。各委員からは「輸血体制が不備だった」「ガーゼで傷が悪化したのでは」などと問題点が指摘された。 厚生労働省研究班の調査でわかったとありますが、私の調べた範囲では委員構成や会議録は見つかりませんでした…orz昨年1年間に全国で出産時の大量出血で死亡した妊産婦は16人おり、うち10人は、輸血などの処置が適切だったならば救命できた可能性が高い研究班は、体内での出血の進行の見落としや、輸血製剤の不備などで、治療が手遅れになったと分析している。こう聞かされたら、私でも訴えたくなりますね。(爆)『輸血などの処置』を追求する訳ですから、相手は当然厚労省ではなく病院や医師となるでしょう… 各委員からは「輸血体制が不備だった」「ガーゼで傷が悪化したのでは」などと問題点が指摘された。ガーゼうんぬんはともかく、「輸血体制が不備だった」というのは、無責任な発言ですよね。 十分な輸血体制を24時間備えている病院が、日本のどこにあるのでしょうか???軽井沢病院の事件を思い出します。お産は自由診療とはいえ、 出産一時金を大きく超える料金設定は、一部のセレブ病院以外には不可能ですので、 すべての出産に「十分な輸血製剤の準備」を行えば、病院は倒産してしまいます。 (それ以前に、輸血製剤自体も足りません。 出産の際は一族郎党に献血を強要しますか?) 厚生労働省研究班や読売は、こういう記事により訴訟や医療不信を招き、 産科医療を破滅させたいのですかね? |
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究極の後出しじゃんけんですよね。
同業者の努力に冷水を浴びせかけて何が嬉しいんでしょうか?
2011/8/22(月) 午後 2:03 [ 通りすがり ]
「救える命が救えなかったのは医師の不備ですよ。何かあったら医師の不備が原因のことが多々ありますから、訴えましょうね」という啓蒙なんでしょうか。
これ以上産婦人科医を減らしたいのでしょうか。
悲しくなります。
血液はどこも不足し、開業医ではストックすることなんて不可能。
使う機会がほとんどなく、使わなくても長期保存がきくわけでもなく、保存するためには費用もかかる。
限られた人材と限られた費用でやっていて、かつ慢性的に不足している貴重な血液を滅多に使わない病院がキープするわけにもいかない。
大病院でさえストックに限界があるのに。
発表をみて言えることは「みなさん献血しましょう」ということぐらいだと思います。
2011/8/22(月) 午後 2:48
救えたかどうかをうんぬんするより、そのご家庭のその後をどうフォローするかに焦点を当てていただける方がいいのかなと個人的には思います。産後の出血はどんなに細心の注意を払っていてもゼロにすることはできないでしょう。でも、その後の育児や家庭のあり方を手厚くフォローしてもらえるとわかっていれば、お産する方のみならずお産を手伝う側にとっても心強いかなと。
「ドクターズルール」にも、レトロスペクティブに前医の医療行為を批判することは良くないと書かれていましたし、その場にいなかった人に「助けられただろう」なんて言われても困るだけですよね。
2011/8/22(月) 午後 3:56 [ motoko99 ]
ここまでいうならいっそ輸血用にヒトを保管するしかないかな。
もちろん公務員扱いで(笑)
冗談じゃなく、それくらい馬鹿な結論だと思いますね。
2011/8/22(月) 午後 4:40 [ しーぷ ]
稀な症例を全国規模で集積して、検討・解析し今後の治療に資する情報を得ようとする活動はどんどんやって欲しいです。(この班研究もそうだと思います。)
一方、制度や社会的背景に踏み込む事無く、一般国民が物事を判断するときに全く資する事の無いゴミ記事は止めてほしいです。というか百害あって一利も無しです。もちろん私はお金を出してクズ情報を買う様な事はしていません。窓掃除のときには駅で拾ってきています。
2011/8/22(月) 午後 5:54 [ rad*o1*09* ]
症例を検討して、将来に役立てるのは良いとは思いますが。
読売の記事中には、明らかに患者さん家族が、自分のことだとわかってしまうような文言がありました。
あるいは、病院が特定できてしまう。
医療安全情報では、こういう書き方をしてはいけないことになっています。
記者とそれを許したデスクの猛省を望みます。
2011/8/22(月) 午後 7:58 [ 鶴亀松五郎 ]
おはようございます。
またもやトラックバックが不調ですが、私のブログでうろうろドクターさんのこの記事をご紹介しました。
もっと別の視点で問題点を私たちに伝えられるはずなのでは?と、読売新聞にはがっかりした感じです。
2011/8/23(火) 午前 7:07 [ 琴子の母 ]
じゃすみんちゃさんの仰る通りで、献血の推進くらいでしょうか。
特に血小板は、週の半分くらいまでしか持たないそうなので(たまたま代休で平日に献血行ったら、えらく感謝されたことがあります)、平日に時間のかかる成分献血をもっと気楽にできる社会体制でも作らないと難しいのでは?
(実は献血後ひっくり返って以来、ストップがかかっているので人様に勧めるのは心苦しいのですが)
2011/8/23(火) 午前 7:31 [ はにほ ]
>献血の推進
お気持ちはわかりますが 焼け石に水です。
普段から 17リットルの輸血を1時間以内に行う体制(クロスマッチ要員をふくめて)を維持しておくコストを試算して支払い側に突きつけることが必要です。過剰ストックによるロスも。
裁判ではそんなこと斟酌しませんからね。
コスト度外視で言い立てるマスゴミ、機能評価機構も 保険を破綻させて市場原理オンリーで医療資源を廻すつもりなんですね。ごり押しすれば、一層 医療資源が地中海病院(egせいるか)に集まるだけです。
m3のコメントからリンクだけもらいます。
サンケイ (記事のリンクにも注目)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110822/bdy11082221490001-n1.htm
タブロイド
http://mainichi.jp/life/edu/child/news/20110822ddm001100061000c.html
2011/8/23(火) 午前 11:04 [ 感情的な医者 ]
わが家は読売新聞を購読していてこの記事を読みましたが続きがあり、欧米では出産は大規模病院に集約されていることと止血効果が高い「フィブリノゲン製剤」も使用されることが書いてありました。献血についてはなし。健康な妊婦は出産前に自己血を取っておくのはどうでしょう。
私は妊娠出産では誰にでもあらゆるリスクが発生すると思っているので大きな病院でないと怖いです。
2011/8/23(火) 午後 1:31 [ ぽぽぽ ]
毎年約100万人が生まれてきます。99万9984人がこの記事に関係なくて、10人でこういう記事の書き方をする。
999990人について思いを致せば産科の方たちが気の毒です。
2011/8/23(火) 午後 1:36 [ ゆずにすもも ]
多くのコメントを有難うございます。m(__)m
>健康な妊婦は出産前に自己血を取っておくのはどうでしょう。
いい考えだと思いますが、
妊娠中は血液が薄まりますので、
前立腺がんの術前のように1200mlも取っておくのは厳しいと思います。
(採血針も太いので、採血するのもされるのも大変ですし…)
また、出産時の大量出血は、それこそ蛇口をひねったように出ることも多く、
自己血だけでは足りない場合も多いです。
不足気味の輸血製剤を、すべて産科医療で使う(しかも無駄になる割合も高い…)
訳にも行きませんしね…
2011/8/23(火) 午後 6:38
>欧米では出産は大規模病院に集約されていること
この調査は、池田智明(国立循環器病研究センター)先生を中心に行われたそうですが、
そういう発想に基づいているのでしょうね。
ただ、「産科開業医や1人医長無しでは、産科医療は回らない」
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/25793378.html
という現状と、あまりにもかけ離れているかと…
2011/8/23(火) 午後 6:42
>不足気味の輸血製剤を、すべて産科医療で使う(しかも無駄になる割合も高い…)
患者負担の選択肢として明示しちゃえば?
少なくとも民事訴訟対策にはなると思うし、
そんな風に輸血を無駄にするな!by厚労省or日赤←マスゴミが提起
って事になれば、責任も丸投げできるし。
2011/8/25(木) 午前 10:07 [ nya*aj* ]