うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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認知症患者の入院短縮など取りまとめ案提示−厚労省検討チーム
医療介護CBニュース 9月27日(火)22時35分配信

 厚生労働省の「新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム」は9月27日、認知症患者への精神科医療について議論する第2ラウンドの最終回の会合を開き、認知症患者の入院短縮に向けた「目標値」などを示した取りまとめ案を事務局が提示した。

 取りまとめ案では、退院促進のための「目標値」として、同じ月に入院した患者の50%が退院するまでに約半年間かかっている現状の期間を、2020年度までに2か月間へと短縮することなどが盛り込まれている。また、前回までに委員から出た意見を踏まえ、認知症患者やその家族が退院を迫られるのではないかという不安を感じないように、「退院支援・地域連携クリティカルパス」の開発・普及などを通して退院患者の受け皿を整備することを明記。また、各地域での達成状況を毎年確認することも必要だとした。

 意見交換では委員から、「目標値」について、「(取りまとめ案には)入院に関する目標がない。『認知症患者の入院数を減少させるため』と入れてはどうか」(野村忠良・東京都精神障害者家族会連合会会長)、「退院に関する目標しかないのは寂しいことだ。入院率の減少を目指してはどうか」(岡崎祐士・東京都立松沢病院院長)といった意見が出た一方、「(取りまとめ案では)『入院を前提と考えるのではなく』と書かれており、(この考え方は委員全員に)了承されて今まで議論が進んできた」(河崎建人・日本精神科病院協会副会長)とする声も上がった。

 また、退院した認知症患者の受け皿について具体的な内容がないとして、「このような総論的な言い方でいいのか」(東憲太郎・医療法人「緑の風」理事長)などの意見が出た。このほか、認知症疾患医療センターや、入院中の精神科医療の質などについて十分な議論がなかったとする指摘もあった。

 同検討チームは、事務局と委員で取りまとめ案の内容を調整した後、最終的な取りまとめを10月中にも公表する予定だ。

認知症の入院「2カ月で半数退院」目標に 厚労省検討会 
2011年9月27日22時13分 朝日新聞

 厚生労働省は27日、認知症患者の精神科病棟への入院が長期化しているとして、2020年度までに入院患者の半数を2カ月以内に退院させるという目標値を決めた。厚労省の有識者検討会が報告書をまとめ、大筋で合意した。 

 08年の調査では、認知症で精神科に入院する患者の半数が退院するまで、6カ月かかっていた。しかし、入院が3カ月以上に及ぶと、入院前にいた施設に別の人が入所して戻れなくなることが増えたり、患者の心身の機能が低下したりして、再び地域や自宅で受け入れることが難しくなるという。また問題行動の多くは、治療により1カ月程度で治まるとの意見もある。 

 報告書は「入院を前提とするのではなく、地域での生活を支えるための精神科医療とする」と明記。入院期間の目標値を設定し、病状が安定している患者の入院期間短縮を図る。
http://www.asahi.com/health/news/TKY201109270599.html

入院した患者の50%が退院するまでに約半年間かかっている現状の期間を、2020年度までに2か月間へと短縮する

可能ですかね…

認知症患者さんが家に帰ってくると、常に目を離せず家族は大変です。

「退院支援・地域連携クリティカルパス」の開発・普及などを通して退院患者の受け皿を整備する

とありますが、
『医療リソースは増やさず、現場の工夫で何とかしろ』と言っているように、私には思えます…


6月には、こういう話もあったようです。
認知症患者の退院、社会的要因が阻害- 厚労省・検討チームがヒアリング
2011年06月28日 21:43 キャリアブレイン

 厚生労働省の「新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム」は6月28日、18回目の会合を開き、認知症に対する精神科医療について、浅香山病院(堺市)の精神保健指定医である釜江和恵氏らからヒアリングを行った。釜江氏からは、低所得などの社会的要因が認知症患者の退院を阻害しているなどと報告された。

 釜江氏は、浅香山病院でスムーズに退院できない認知症患者について、年金額が少なく、退院後に移れる介護施設がないことなどが要因になっていると分析。このほか、退院できる状態でも患者が男性だと、せん妄の再発による暴力を恐れた患者の妻から、自宅での引き受けに難色を示されたり、介護施設から「男性の枠が空いていない」と断られたりするためだとした。構成員からの「医療的な要因よりも社会的な要因を解決した方が、短期間での退院につながるのか」との質問には、「そう思う。また、(受け入れ施設を増やすなどして)そう解決すべき。認知症治療病棟は日常生活とは異なる場所だ」と答えた。
 また、岡崎祐士構成員(東京都立松沢病院長)は、「入院医療で何とかしようと思うのはやはり無理がある。地域で社会的要因をつくらないような仕組みを設けていく必要がある」と述べた。

入院医療で何とかしようと思うのはやはり無理がある。

のは確かかもしれませんが(そもそも治らないかと…)
「社会的要因の解決」はまったく進んでないはずですが…


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「退院支援・地域連携クリティカルパス」の開発・普及 って?。 クリニカルパスの開発普及 でしょう。

クリニカルパスの設定(開発?)の過程で、 ボトルネックたるクリティカルパス の検出と改善が必要、の意味か とも思いますが、舌足らずですね。 最もありそうなのは、語呂で口走ってるだけでしょう。 検索すると、混同しているとしか思えない記述がごろごろしています。

2011/9/28(水) 午後 1:44 [ 感情的な医者 ]

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すみません 揚げ足取りのようになってますが。
病棟から地域へうつるステップこそが ボトルネックのクリティカルパスである という関係者のおもいが 思わず滲み出した記述だったのだな、と 理解はいたします。

2011/9/28(水) 午後 1:55 [ 感情的な医者 ]

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安価で入居できる認知症対応型施設を大量に作るしかないでしょうね。病院に長期入院すれば身体的にも精神的にも廃用化するし合併症も続発しやすい、挙句の果てに抗精神薬薬やBZ系の薬漬けで寝たきりに至る。寝たきりが大量に病院や施設にいるのは日本だけだそうで

2011/9/28(水) 午後 5:41 [ NMD ]

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堺市在住です。認知症サポーター紹介の中で、
この記事のリンクを紹介させていただきました。
http://blogs.yahoo.co.jp/mikakitty2001/52609975.html

2011/9/29(木) 午後 9:32 MIKAKITTY


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さすらい泌尿器科医
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