うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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練馬光が丘病院:小児科や産科の常勤医師半分に 議会で区側答弁 /東京
毎日新聞 2012年3月15日 地方版

 日大医学部付属練馬光が丘病院(練馬区、342床)が31日に閉院し、公益社団法人「地域医療振興協会」が引き継ぐ問題で、新病院の小児科や産科の常勤医師数が現在の半分程度になることが分かった。14日の区議会医療・高齢者等特別委員会で区の担当者が答えた。4月1日の病院開設は「十分に間に合う」と改めて強調した。

 協会が都に13日に提出した病院継承の「事前相談計画書」によると、病院の名称は「地域医療振興協会 練馬光が丘病院」。常勤医師70人、常勤看護師180人が確定しているという。

 練馬区によると、常勤医師は小児科が15人から9人に、産科は5人から2人に減る。小児科は1日から24時間体制での救急を開始するが、産科は定期検診を受けずに出産する「飛び込み」は原則受け付けず、妊娠初期の検診からスタートする。

 医療安全の観点から、区は引き継ぎ直前の数日について、救急患者の受け入れ制限を日大側に要請するほか、開院時の入院患者も減らす。今後も医師の雇用を続け、開設1年をめどに現在と同等の1日あたりの入院患者272人、外来患者800人を目指す。

 14日の特別委では、委員が「開設時の新病院のあり方について、医師の数や救急体制など(昨年9月の)新病院公募時に約束したものが達成できていない」と指摘。区の室地隆彦健康福祉事業本部長は「日大が撤退を発表し、急いで公募要項を作ったため、修正せざるを得ない部分もあった。4月以降も協会と区で努力していきたい」と語った。【吉住遊】
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20120315ddlk13040287000c.html

日大が撤退を発表し、急いで公募要項を作ったため、修正せざるを得ない部分もあった。

確かに、日大からの正式な撤退の通知は、昨年の7月15日ですが、
それまで、そして発表後の練馬区の姿勢は、地域医療を守ろうという意思を微塵も感じません。
公開されない事をいいことに、平成22年2月の時点で平成24年3月末に日大が撤退することを知りながら、今年4月の区長選挙で日大を含めた5大病院構想を掲げて当選してしまった区長は相当問題があると思います。
と、私も思います。

結果的にも、新光が丘病院の医師数は半分になってしまいましたしね。
練馬光が丘病院「不足は1年かけ実現」 議会で区報告 科ごとの医師数示さず
2012年3月15日 東京新聞

 日本大学が今月末で練馬区の医学部付属練馬光が丘病院の運営から撤退する問題で十四日、区議会医療・高齢者等特別委員会が開かれ、後継の公益社団法人「地域医療振興協会」が都へ提出した事前相談計画書について区が報告した。常勤医を配置できない科があったり、小児科や産科も当初目指した態勢に届かないことについて室地隆彦健康福祉事業本部長は「足りない部分は一年かけて実現していく」と答弁した。 (柏崎智子)

 新山博己地域医療課長は、医師の総数を「常勤七十人、非常勤四十人」と答弁。小児科は常勤九人、非常勤七人、産科は常勤二人、非常勤二人と答えたが、ほかの科の内訳などは明らかにしなかった。産科で四月から受け付けるのは三十二週以前の妊婦だけで、緊急を除き、実際に出産を扱うのは夏以降とした。

 区は、公募で協会を後継に選んだ理由の一つに、小児科と産科の常勤医師数を現在の日大の小児科十五人、産科五人と同程度にそろえられると提案したことを挙げていた。室地本部長は「公募要項の段階では想定できなかったことや、日大の協力を想定して齟齬(そご)もあった」と釈明した。

 また、新山課長は、常勤医の中に短期間の派遣医師が「二十人程度」含まれるとしたが、「同一の医師が三カ月や六カ月単位の派遣を繰り返し、ずっといられる」と説明した。

 さらに、耳鼻咽喉科と血液内科、精神科、病理診断科は当面常勤医を配置できないとした。病床数は現状と同じ三百四十二床だが、開業当初は使う病棟を絞り、一年かけて稼働率80%を目指す。

 同日、日大の存続を求めてきた「区民の会」も会見し、「事前相談計画書の内容が公募条件や事業継承の条件を満たすものか、都はきちんと審査してほしい」と訴えた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120315/CK2012031502000021.html

常勤医の中に短期間の派遣医師が「二十人程度」含まれるとしたが、同一の医師が三カ月や六カ月単位の派遣を繰り返し、ずっといられる

日本語的に変だとは思わないのですかね?

私の聞いた話では、長くても半年、2週間〜1、2ヶ月単位で交替するとなってます。
(数人でローテーションを組むなどして)

そもそも「同一の医師がずっといられる」のなら、『派遣社員』の身分とすべきではないのは当然です。

この常勤医換算のからくりは、Yosyan先生の記事に詳しく解説されてますが、
横須賀他の地域の病院も崩壊させながら、振興協会は突き進むのでしょうね…


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新病院常勤医4割減…日大練馬病院後継 
2012年3月15日 読売新聞

区は具体像示せぬまま
 東京・練馬区は14日、今月で撤退する「日大医学部付属練馬光が丘病院」にかわる後継医療機関の概要を明らかにした。後継医療機関を決定する際、乳幼児、小児などの医療体制について「現状の体制を維持する医師数を確保」などを条件としてきたが、公表された概要では、新病院の常勤医師数は50人減で4割削減。診療科ごとの医師数など詳細は非公表のまま。新病院開設まで3週間を切ったが、具体像を示せない区の姿勢には不安の声も高まりそうだ。

 区はこの日の区議会で、後継医療機関に決まっている地域医療振興協会(千代田区)がまとめた「事前相談計画書」の概要を初めて公表した。新病院の常勤医師数は70人で、日大病院の120人から大幅減となった。また、診療科ごとの内訳については、小児科と産婦人科のみ公表。小児科の常勤医師の人数は日大病院から7人減の9人、産婦人科は3人減の2人とした。

 また、非常勤医師について、小児科で7人、産婦人科で2人をそれぞれ確保しているとした。これに対し、区では「常勤医師をそろえるのが簡単ではなく当初の計画を修正しているが、今後、さらに増やすよう努力してもらう」としている。

 一方、他の診療科の医師数について、区は非公表とした。理由について、区は「協会から『獲得交渉に影響する』などと言われている」などとした。

 新病院が設置する診療科は、内科、循環器内科など外来患者を受け付ける17科を含め、計20科となる。日大病院には設置されている、精神科、耳鼻咽喉科、病理診断科などは、常勤医師が確保できないため、当面は非常勤医師で対応する。

 病床数は、日大病院と同じ342床。入院患者の受け入れ数は1日あたり272人で、4月1日から受け入れられる態勢を整える。開院前に行われる救急受け入れ制限は、当初の12日間程度から数日間へと大幅に緩和された。

 事前相談計画書は13日に新病院側が都に提出、受理された。都が審査を行った上で、開設許可などが行われる。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=56051

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