うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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「自ら考え、決める」貫く がん患者の記録映画 各地で上映
2013年10月17日 東京新聞

 乳がんを患いながら積極的な治療をせず、昨年五十八歳で亡くなった渡辺容子さん=東京都杉並区=の終末期を追ったドキュメンタリー映画「いのちを楽しむ−容子とがんの2年間」が今夏から各地で上映されている。自ら考え、がん“放置”を選んだ女性の姿を通じ、人の生き方、死に方を見つめる。(山本真嗣)

 映画では余命一年の宣告から、亡くなるまでの二年間を追った。がんが見つかったのは一九九四年、四十歳のとき。主治医は「患者よ、がんと闘うな」(文芸春秋)著者で、慶応大病院の近藤誠医師。「ほとんどのがんに手術や抗がん剤の治療は効果がなく、早期発見、早期治療に意味はない」と主張する近藤医師に共鳴した。

 がんは徐々に大きくなり、皮膚を破る恐れがあったため、六年後にがんだけを除去する乳房温存手術を受けた。その後、全身への転移が分かり、放射線とホルモン療法で痛みを抑える方法を選んだ。「長くだらだら生きるより、短くても楽しく生きたい」と渡辺さんは映画の中で語っている。

 経過観察を続けながら、学童保育職員の仕事をしばらく続け、旅行にも出掛けた。全身転移後も普通に生活し、治療体験録を発行したり、パーティーに参加したり。母親もみとった。古里の福島県を思い、「できることを」と反原発集会にも駆け付けた。

 現代医療への懐疑心から何冊も本を読み、医師に質問し、治療法は全て自分で選んだ。「人生は自分が自分の主人公でいられることが大事。主治医も自分」

 だが、現実は容赦ない。最後の数カ月はほぼ寝たきりで、全身の骨に転移したがんの痛みに苦しむ。「死ぬまでには大変な苦労がいる」といい、衰弱していく渡辺さんを、カメラは克明に記録する。

 それでも、みとった妹の越子さん(57)は「やりたいことをやり通した姉は、幸せだった」と振り返る。

 映画では、渡辺さんと対照的に積極的な治療に臨むがん患者の女性=当時(56)=も登場。五十四歳で子宮肉腫と診断された女性は、子宮の全摘手術や抗がん剤、放射線治療のほか、保険適用外で一回数十万円の免疫療法なども受けた。女性は「ずっと死刑宣告を受けて生きている気持ち。背負った重い荷物を下ろせないような」と語る。

 この女性も渡辺さんと同様、徹底的に調べて自ら治療を選んだ。しかし、容体は悪化し、緊急手術の二日後に亡くなった。夫は「小さな明かりだったかもしれないが、少しでも可能性があれば、治療が生きる希望だった」と話す。

 容子さんの知人で、映画を製作したビデオプレス(東京)代表の松原明さん(62)は「がんも生も死も一筋縄ではいかないという現実を見て、それぞれの生き方、死に方を考えるきっかけにしてほしい」と話す。

      ◇

 映画は十一月十九日、さいたま市の彩の国さいたま芸術劇場で上映。千二百円。(問)ビデオプレス=電03(3530)8588=へ。

◇渡辺容子さんのがん発見後18年間の歩み

1994年春  右乳房に5ミリほどのしこり発見。近藤医師に受診し、放置を決める

2000年7月 しこりが4〜4.5センチほどになり、乳房温存手術を受ける

08年10月 鎖骨上のリンパ節への転移確認。ホルモン剤治療を続ける

09年8月 骨、肺、肝臓への転移確認。放射線治療開始

10年3月 近藤医師から余命1年の宣告受ける
   7月 ビデオプレスが撮影開始、がん治療体験録を出版
  10月 母・ワキ子さんをみとる。小笠原諸島に旅行

11年4月 東京電力前の反原発集会に参加

12年2月 骨転移からくる痛みが激しくなる
   3月 豊島病院緩和ケア病棟で死去
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013101702000167.html

ssd先生の記事からです。

人生はやり直しできませんし、治療法を決めるのはご本人や家族ですが、

1994年春  右乳房に5ミリほどのしこり発見。近藤医師に受診し、放置を決める

時点で「普通の」治療を選択していれば、
今も元気で乳房も残っていた可能性は高いと、多くの医師は思うでしょうね…

多くの医療者が批判している「医者に殺されない47の心得」は、100万部以上も売れているようですし、
今後もこういう話は出てくるのでしょうね…orz

お亡くなりになった渡辺さんの、ご冥福をお祈りします。m(__)m


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閉じる コメント(85)

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ガン死の80%は三大療法(手術、抗がん剤、放射線治療)による。で検索してみましょう

2015/10/12(月) 午後 4:40 [ yahuu4p1q6d0g ] 返信する

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細胞の顔つきとか遠隔転移の有無で、治療法の選択肢や予後をお伝えするのが医師の出来ることじゃないかな。
どの器官に特徴的な癌とか、細胞の種類でまったく異なるというのに

ひとくくりに「がんもどき」と言い切ってるのが医師とはねぇ。。
近藤誠は医療倫理面でもおかしい。
これがほんとうに日本人の医師なんだろうか?
誰かが代理で医師免許を取得したとかそういうタイプじゃないかな。
ありえないようなことも平気でやるような人間ので、なぜこれに騙される人が今でもいるのか、弱った患者の藁をも掴む思いをいいように利用しているだけのインチキですね。
科学的根拠もなく、まずこの近藤誠は癌の種類や違いを理解していないでしょう?

ありえない、本当にありえないですよ…こいつ。

2015/10/13(火) 午後 3:48 [ - ] 返信する

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ふざけた診療をしていると患者からの怨念によりバチが当たり、医者もcyancerになり死に至ることを肝に銘じたい。
セカンドオピニオンを推奨するが、実態は莫大な費用が掛かり、医者がが儲ける仕組みなっている。いくらかかると思ってるんだ悪徳医師よ!?弱みに付け込んだ悪徳商売と言ってよい。近藤医師の所も、調べたらかなり高い診療費だった。ふざけたこと言うな。

2015/10/17(土) 午後 1:06 [ int***** ] 返信する

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> rad*o1*09*さん
実名も明かさない医師を信じる???nayorom こいつが書いた本の書評を読んでみなさい

2016/7/24(日) 午後 8:35 [ ad1***** ] 返信する

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ad1*****さん
実名云々などというのははまともな反論が出来なくなった場合によく見ます。苦し紛れの難癖でしょう。
書評(amazonのものをみましたがあんなコメントで他者の考えに何か影響を与えられると思えますか?)でもなんでもいいからなるほどと納得できるNATROM先生への論駁を是非お願いします。(ごちゃごちゃ言って結局逃亡というのは何人も見てきてもう見飽きました。)

2016/7/29(金) 午前 9:37 [ rad*o1*09* ] 返信する

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アホな記事やねえw
渡辺さんの経緯をみると近藤医師の理屈どうりじゃないか
手術して直ったとかいってるヒトもいるようだが
がんもいろいろでしょ

2016/9/6(火) 午後 6:35 [ 本家鮫チャン ] 返信する

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ごめんで済むなら警察は要らない。と同じで三大治療が無用なら医者は要らない!看護師だけでOK! 削除

2016/11/2(水) 午後 10:33 [ ミエ ] 返信する

> まったりかめさん
私の妻もリンパ腫でしたが、放射線もきかなかった、むしろ増悪しました。稀なリンパ腫の低悪性度は、何もしないが正解でした。実績ない種類は医者の実験台に過ぎませんでした。転移したら何もしない訳にはいかない感じしちゃいますよね。

少なくとも多くの身内と相談し、最後は自分自身が治療の有無を判断し、判断理由をまわりの人に説明して納得が得られるかが大事です。

治療法を決めさせてくらない病院でしたが、病院変えるべきでした。
あっのいうまに亡くなってしまいました。

2017/4/14(金) 午前 9:40 [ ain*r*13 ] 返信する

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少なくともこういう時に誰も信じれなくなってマイナス思考になるくらいなら自然に任せて死んだ方が満足かな、それが例え正解だろうが不正解だろうが。 削除

2017/6/23(金) 午後 8:59 [ 一般人 ] 返信する

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がん発見から18年も生きたなら大成功でしょ
発見された時に3大治療やってたら絶対10年も生きれてない

2017/7/3(月) 午後 1:49 [ asdfghjkl ] 返信する

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乳癌で無治療を選択した方がなくなられた。最初無治療を選択し様々な民間療法を試されたが途中から標準治療にかえられた。その方は最後の最後まで最初に無治療を選択した自分を悔やんでおられた。巷に溢れる無治療を勧める声、抗がん剤は猛毒という声に惑わされた自分を悔やんでいた。結局は自分の選択だけども無治療信者の方を持ち上げるような風潮は気持ちが悪い。かく言う私も最初は癌になったら無治療でいこうなんて軽く考えていたけど、前述の方のブログを読んで考えを変えました。

2017/7/18(火) 午前 8:24 [ yam*t*yum* ] 返信する

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> asdfghjklさん
何を根拠におっしゃられているのでしょうか。
貴方の希望的観測に過ぎないでしょうに 削除

2017/8/4(金) 午前 7:28 [ ヤフオク ] 返信する

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stage気料甦乳癌の10年術後生存率は90%以上、他の原因で亡くなるので乳がん再発死はほぼ0である。と言うことは近藤氏の言うがんもどき理論が正しいなら本物のがんは早期乳癌では無くて、早期乳癌とは違う機序で発生しないとおかしな理論になる。こんなインチキ野郎に騙された患者さんが可哀想である。

2017/9/12(火) 午前 8:23 [ ヤブ医者 ] 返信する

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これって放置が誤りとは言えないと思う。治療してて完治したとか証明ができないですし。
治療しても再発転移なんて山ほどあるからね。18年間生きることができたのであれば,放置が良かった可能性もある

2017/11/6(月) 午後 8:19 [ hi*n*iin*senn*o ] 返信する

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> yahuu4p1q6d0gさん


無知はおまえ 削除

2017/11/18(土) 午前 3:28 [ ✌('ω')✌ ] 返信する

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いまだにこのヤブ医者に騙される患者がいると思うと胸が痛くなる。科学的な根拠がないものを盲信するのは宗教と同じ。一人でも多くの患者が教祖近藤誠の洗脳から解け、このインチキ商法に騙されないようになることを願っています。 削除

2017/12/5(火) 午前 3:20 [ 通りすがりの外科医 ] 返信する

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> 通りすがりの外科医さん
アハハ
しょうもないガンガン詐欺の○○○やねw
近藤じゃなくて、あんたのことね

医者ってよく平気で助かる見込みもない、がん患者を切り刻めるもんやね
その神経がわからん

2017/12/13(水) 午前 10:28 [ 本家鮫チャン ] 返信する

近藤誠理論は、がんもどきか本物の癌が結局は見抜けない。あとで、助かればがんもどき!転移がんであると、本物のがんだったと言う後出しジャンケン理論である。
一度手術はしてみるべき!
抗がん剤(増ガン剤)もよくないが、断る事が出来る。

2018/1/18(木) 午前 11:34 [ tes***** ] 返信する

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> 本家鮫チャンさん
しょうもないガンガン詐欺?それはあなた方の教祖、近藤誠のことではありませんか? 削除

2018/3/7(水) 午前 5:40 [ 通りすがりの外科医 ] 返信する

私は近藤氏の患者でも他の医者の患者でもありませんが 自分で選択して三大治療は無治療です。癌センターで細胞取って造影剤やって腋の下リンパも早くから膿染?と書かれ 告知時に5センチ×4センチの癌と言われても 別にどーとも思わず…
未だにフルタイムの会社員でタバコも酒もやってます。それ以外は仙人みたいな生活ですが 笑
告知から6年目 大きさもたいして変わらず 今日も普通に楽しく暮らしてます。人にどーして?と聞かれるけど 私の方が知りたいよ。
人体の不思議 というか 人体の謎… 全く謎です。

2018/7/26(木) 午後 9:02 [ shiriusu ] 返信する

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