うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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脳死女性が男児出産=生命維持装置外す―カナダ
時事通信 2月13日(木)5時19分配信

 カナダ西部ビクトリアの病院でこのほど、妊娠中に脳死となったカナダ人女性、ロビン・ベンソンさん(32)が帝王切開によって無事、男児を出産した。ロビンさんは出産後、予定通り、生命維持装置を取り外された。AFP通信などが報じた。
 夫のディランさん(32)は10日のブログで、「悲しいことに妻に別れを告げなければならなかった。しかし、生まれた息子は一番かわいい存在だ」と複雑な心境をつづった。
 ロビンさんは妊娠6カ月だった昨年12月、脳内出血のため昏睡(こんすい)状態に陥り、脳死と判断された。医師は出産を成功に導くため、生命維持装置によってできるだけ長く、ロビンさんの肉体的機能を保つことにした。ディランさんは出産後にロビンさんから装置を外すことに同意していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140213-00000034-jij-n_ame


脳死の女性が男児出産、カナダ
AFP=時事 2月12日(水)21時58分配信

【AFP=時事】昨年12月末に妊娠22週目で倒れ、脳内出血による脳死と判定されたカナダの女性が8日夜、男児を出産した。女性は出産するまで生命維持装置によって延命されていたが、出産の翌日、装置が外され、死亡した。夫が10日、ブログで発表した。

 ディラン・ベンソン(Dylan Benson)さん(32)は、妻のロビン(Robyn Benson)さん(32)の身に起きた不幸と、息子の出産に向けた準備をブログでつづっていた。

 ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州ビクトリア(Victoria)の病院の医師らは妊娠34週目まで出産を待とうとしていたが、8日夜、妊娠28週目に帝王切開で男児の出産を行った。

 出産後、医師らはロビンさんの生命維持装置を外し、ロビンさんはまもなく死亡した。「9日、残念ながら、私が出会った中で最も強く、最もすてきな女性に別れを言わなければならなかった」「言葉で表現できないほどロビンが恋しい」と、ディランさんはブログで語った。

 ディランさんのブログは世界中の人々に読まれ、息子の医療費のために15万2000カナダドル(約1400万円)の寄付金が集まった。ディランさんは、息子は早産ではあるが健康だと述べ、集中治療室で赤ちゃんを抱いた写真を公開した。写真に付けられたタイトルは「心の底から悲しい、だがとてつもなく誇らしい」だった。【翻訳編集】 AFPBB News
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140212-00000059-jij_afp-int


少し前には、こういう話がありましたね。
米病院、脳死の妊婦から生命維持装置外す
ウォール・ストリート・ジャーナル 1月27日(月)12時48分配信

 米テキサス州フォートワースのジョン・ピーター・スミス(JPS)病院は26日、州裁判所の命令に従い脳死状態の妊婦の生命維持装置を外したことを明らかにした。これにより、終末期医療と胎児の権利をめぐる論争を巻き起こした訴訟が終結した。

 JPS病院によると、妊婦のマリース・ムニョスさんの生命維持装置は26日午前11時30分に外された。遺体はその後、遺族に引き渡された。

 マリースさんは昨年11月に血栓とみられる症状で倒れた。当時妊娠14週だったマリースさんは病院に搬送され、その直後に脳死と宣告された。しかし、JPS病院は、マリースさんの夫であるエリック・ムニョスさんの意思に反してマリースさんを生命維持装置につないだままにし、テキサス州法をめぐるJPS病院の解釈を理由に挙げた。病院が妊婦から生命維持装置を外してはならないとの解釈だ。

 エリックさんの弁護人は声明で、遺族が「これで、マリース・ムニョスの体を休ませる厳粛な埋葬作業を進め、苦しみ続けていたマリースの死を悼むことができる」とし、「マリース・ムニョスの冥福を祈るとともに、遺族が耐え難いほど長くつらい旅を完了することを望む」と述べた。

 マリースさんは胎児の権利をめぐる論争の火種となった。生命維持装置を外すのを拒否した病院を相手取り、夫のエリックさんが訴訟を起こしたからだ。エリックさんはテキサス州法が機能上脳死とされる人への適用を意図したものではないと主張し、妻の意向に沿おうとしているのだと説明した。エリックさんによれば、マリースさんはかつて、「人工的な生命維持措置」を受けたくないとの意思を示していた。

 JPS病院と中絶に反対する団体は、これに異議を唱(とな)え、州法には胎児の生命を保護する意図があると主張した。しかし、テキサス州の判事は24日、同法が脳死の人に適用されないとの判断を示し、病院に27日午後までに生命維持装置を外すよう命じた。

 エリックさんの弁護人は、胎児が異常を示しており、生存能力がないと主張した。

 JPS病院の広報担当者は26日に声明を出し、裁判所の命令に従って生命維持装置を外すことを明らかにした上で、病院を運営するJPSヘルス・ネットワークは「州法の要求だとわれわれが考えていたことに従ってきた」とし、「JPSの役割は法に異議を唱えることではなく、従うことにある、とJPSはこれまで主張している」と述べた。

 複数の法律専門家がエリックさんの見解を支持すると述べているが、一部の活動団体と議員が病院側に付き、判決への不満を表明している。

 反中絶団体「Texas Right to Life(テキサス生きる権利)」は判決後、「残念ながら、胎児の利益ないし幸福を代弁する人は誰もいなかった」という声明を出した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140127-00000395-wsj-int


どちらも、聞くだけで胸が張り裂けそうになる話ですね…

私としては、ご家族や担当医の判断を支持するとともに、
残されたご家族の幸せを祈るのみです。m(__)m


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日本だったら、どうなのでしょう?
このような脳死があまり認められていないので、こんな騒ぎにもならず、普通に子どもさんが生まれ、子どもさんの為に少しでもながく装置を装着して、ご本人の最期が来るまで、見守るのだと思います。
宗教や国によって考え方がこんなに違うのですね。でも、この子どもさんの命が救われるのに、生まれる前の子どもさんの人権など無いと、脳死を認めてはやく決断する為に、裁判まで、ひらくなんて、私には、考えられません。
日本で、このような事が認められる国にならない事を祈ります。

2014/2/14(金) 午後 5:41 hanagoat

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はなこさん、日本は生命維持装置(=人工呼吸器)を外すだけでも、
訴えられかねない国ですからね…
http://ameblo.jp/doctor-d-2007/entry-10119949460.html

また、海外と違って、日本の医療費の自己負担が少ないのも、
(家族も医療者も)生命維持装置を積極的には取り外そうとしない理由だと、私は思います。

2014/2/15(土) 午前 11:11 さすらい泌尿器科医

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難しい問題ですね〜
生まれてきた子供の幸せを願うしかないですね!
ポチ

2014/2/15(土) 午後 0:02 LIBRA

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個人的意見を言うと急性期を過ぎた延命処置は保険適応外にして、延命中止の選択枝も与えられるべきだと思います。
きれい事ばかり言ってると医療費が高騰するばかりです。
高度医療には金がかかるという当たり前の事を国民のほとんどが知らない理解できないのは本当に情けないかぎりです。

2014/2/20(木) 午後 3:36 [ GP ]


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