うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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8月25日の逮捕後、3か月以上もの勾留ののちに(現在も継続中(怒))
ようやく初公判が開かれました。
(残念ながら、私は行けませんでしたが…)

m3記事からです。
 起訴事実は5月10日午後2時55分から午後3時12分までの間、病院の病室内において、手術後で抗拒不能状態にあり、ベッドに横たわる女性患者に対して、診察の一環として誤信させ、着衣をめくって左乳房を露出させた上で、その左乳首を舐めるなどのわいせつ行為をしたとしている。弁護側からの求釈明に応える形で、検察側は犯行は午後2時55分から午後3時12分までのいずれかの間であって、ずっとではない。「乳首を舐めるなど」とは、「舐めると吸う」であると説明した。

 検察側は冒頭陳述で事案発生時の状況を、以下のように説明した。男性外科医は手術の前に患部のある右乳房のみでなく、左右の乳房や女性の顔が含まれる写真を15枚撮影。手術終了後に看護師が鎮痛剤を投与し退出したのち、女性と2人きりになると女性の左乳首を舐めるなどした。女性は酸素マスクをしており声を出すことができず、ナースコールを押した。看護師が入ってくると男性外科医は出て行った。女性は母親に言ったが、母親は医師がそんなことをするはずがないと信じなかった。その後、男性外科医は再び診察に訪れ、母親に対して「傷口を見るから出て行ってほしい」と告げ、2人きりになると再び左乳首を舐めるなどする一方、右手を自己のズボン内に入れて自慰行為をした。

 女性はその後、母親に左乳首の匂いをかいでもらったところ、「唾のような生臭いにおい」がした。女性はLINEで知人に相談。知人が110番通報し、警察官が訪れ、午後5時37分に付着物を採取した。唾液を示すアミラーゼ反応や男性医師のDNA型が検出され、その量は「会話による飛沫などでは考えられないほどの量」だった。左胸はシートで覆われており、付着することも考えづらいとしている。

 男性医師は術前に通常は数枚で済む患部の写真撮影を、女性に対しては顔入りで両胸が含まれる形で15枚撮影。「性的興味があったと認められる」と述べ、押収したSDカードからは女性の15枚のみが削除されていたとも指摘した(※病院関係者によると、女性はタレント活動をしており、水着になることもあるため、左右の胸の大きさをそろえるように頼まれており、念入りに撮影した可能性もある)。
https://www.m3.com/news/iryoishin/481674

他にも、江川紹子さんのレポートにも詳しく書かれていますが、
お粗末な証拠開示などの問題点が指摘されています。

主な争点は、
知人の110番通報で警察官が急行して、女性の身体の付着物を採取した。そこから唾液と被告人のDNA型が検出され、しかもそのDNAは会話による飛沫とは考えられないほどの量だった、という。 
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20161130-00064997/

『実際に舐めたか』どうかは、神のみぞ知るところではありますが、
夜中にこっそり病室に忍び込んだのならともかく
看護師の巡回頻度が非常に高い、手術直後の患者さんにわいせつ行為をすることは
あまりにもリスクの高い行為です。

なぜなら、

患者さんの前で自慰行為をしていたり、胸をなめている姿を、一度でも看護師やご家族などに見られたら、医師人生は終わりです

即刻解雇されますし、医師の世界は狭いですから、再就職も難しいでしょう…
妻子がいるのにそんなリスクを冒すことは、(われわれの)常識的には有り得ません。

外科医本人が「わいせつ行為などありません」と言うのなら、私は同じ外科系医師として、その言葉を信じます。
医療現場を知らない警察の暴走だと考えます。

裁判の行方はまだまだ予断を許しませんが、無罪を信じ応援し続けます。


早期釈放を求める署名は、まだ継続中ですので、可能ならご協力をお願いします。m(__)m

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