うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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産科医だけでなく内科医も不足 医師会アンケート
1月26日23時12分配信 産経新聞

 医師不足問題を中心に地域医療について産経新聞は
近畿、北陸、中国、四国地方の府県単位の18医師会に調査を実施した。
診療科別の医師不足で最も深刻なのは「産科」などとあげた医師会が大半だった。
しかし、大阪府や兵庫県では「内科」が最も医師不足に陥っていることがわかり、
診療科の細分化で全般を診る総合的な内科医不足が心配されている。
 医師不足の診療科5科の回答では「産科」、「産婦人科」をトップにあげたのが
中国、四国全県を含め15府県。島根県医師会の中島雪夫会長は
「当直、日直という仕事も多く、訴訟も生じるリスクも大きい」とし
「なり手も減り、手が足りなくなれば、さらに負担がかかる」と産科医不足が進む悪循環を指摘。
「産科」などに続いて医師不足が深刻なのは「小児科」で奈良や和歌山県など
12府県が第2位にあげ各地で「産科」、「産婦人科」、「小児科」の医師が足りない
全国的な現状を裏付けた。
 一方、大阪府や兵庫県では「内科医」不足を深刻度第1位に回答。
大阪府医師会の酒井英雄副会長は「内科でも消化器内科、循環器内科など多くの科があるが、
内科一般を診る医師が少なくなった。専門化が進むと医師が分散され、全体としては手薄になる」
とした。また、三上裕司理事は「産科、小児科だけでなく生死にかかわる内臓関係の科目は敬遠され、
過重労働は深刻な問題となっている」と話した。両府県のほか、
「内科」や「内科循環器科」を5位以内にあげたのは京都、和歌山、岡山、広島で、
医師不足による「産科」医療などの疲弊のかげで、
最も身近な「内科」にも危機が忍び寄っていることがわかった。
 調査では、「麻酔科」の医師不足を石川が第2位にあげ、広島や高知など8県が第3位に回答。
「救急科」を5位以内にあげる医師会も目立ち、「産科」や「小児科」に続き
医師不足が深刻になっていることが判明。広島県医師会の碓井静照会長は救急医療で
「麻酔医や救急医が不足しているときは対応できない」とし、
麻酔、救急医不足が救急病院の患者受け入れ拒否に絡んで今後、課題となりそうだ。
 このほか、看護師不足についても回答を求めたが、全医師会が「不安を感じる」とした。
中島会長は「高卒女子の10人に1人が看護師にならないと
県内の看護師養成学校の定員を満たさない事態になる」と窮状を訴えた。

町医者不足、訴訟リスクも高まる 医師会アンケート
1月26日23時11分配信 産経新聞

 医師不足や救急医療問題などに対する産経新聞調査では、
産科や小児科の医療現場ががけっぷちに立たされる中、
麻酔科や救急科、さらに内科にも医師不足の危機が迫っていることもわかった。
特定部位ではなく全体を網羅する内科の医師不足は、地域医療の崩壊も懸念されている。

 ■総合医が不足

 大阪市北区の診療所。マンションが林立し、お年寄りの診察がめっきり増えている。
お年寄りらの診察内容は軽微なものが大半。勤務する医師は
「かかりつけ医として健康状態をきちんとチェックしてあげなければならない」という。
 患者の増加で、院長のほか、他の医療機関などに勤める5人前後の内科医が交代で診察。
事務責任者は全般を診る内科医探しに追われ「何でも診ることができる医師が少ないのです」と話し、
こうした総合医不足が心配されている。
 一方、市内の大病院では消化器内科、循環器内科、血液内科など内科でも多くの分野に
診療化が細分化。こうした分野にはスキルアップを目指す若い医師の人気は衰えない。
大阪府医師会の酒井英雄副会長は「医学部生は専門医になるのがトレンド。
学会認定の専門医になるには手術をこなさないといけないので、臨床例の多い都市部を選ぶ」と分析。
都市部に集まった医師も専門的な診療科に人気が集中し偏在化が始まっているようだ。

 ■新制度の功罪

 調査では、医師不足の表面化は国が平成16年度に始めた新医師臨床研修制度の影響
とみる声が多くの医師会から寄せられた。
 新人医師は、出身大の医局が勧める研修を受けることが多かったが、
新制度以降、2年間の義務研修後、研修先を自由に選べるようになった。
石川県医師会の小森貴会長は「制度開始で研修医が都心部に集中し、
医師供給を担っていた医科大学の能力が低下した」と話した。
その都市部では総合医を中心にした内科医不足が始まっている。
富山県医師会の福田孜会長は「地域偏在、診療科の偏りを招いた大きな要因で、
廃止を含め抜本的な見直しが求められる」との見解も示した。

 ■リスク対応策を

 産科や小児科の医師不足では訴訟リスクの高さも影響。救急医不足に対しても小森会長が
「救急患者を受け入れた際、患者や家族が期待する結果と異なった場合に不満、
時には訴訟になることが増えてきた」とするなど、
リスクの程度が診療科間の医師不足の度合いに大きくのしかかっていることがうかがえた。
リスクへの対応を求める声は多く、兵庫県医師会の西村亮一会長は
高リスクの診療科に対し、医師が安易に刑事告発されない制度の創設
など安心して医療が行える環境整備への努力が必要」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080126-00000972-san-soci

勤務医の仕事は昔からハードでしたが、
医局制度の下では、「先輩達がやってきたのだから、自分が頑張るのは当然」
と過労死レベルの労働実態に、殆ど疑念も抱かず働いてきました。

その労働状況が、『新医師臨床研修制度』によって後輩が2年間入局しなくなったことにより、
急激に悪化し、『地方からの医師引き揚げ』を招きました。

また、『大野病院事件』をはじめとする医療訴訟の増加が追い討ちをかけました。

総合医が不足

ではなく、内科医を含めた医師の絶対数が少ないのですがね…

全国の産婦人科の実態調査に着手 厚労相が指示
もう調査している場合ではないのですがね…

医師の絶対数が足りない、医療費の削減を続けるからではないのでしょうか…


「高リスクの診療科に対し、医師が安易に刑事告発されない制度の創設など安心して医療が行える環境整備への努力が必要」

その通りですが、
厚生労働省のやっている事は、医療事故調査委員会の創設など逆行することばかりです。
http://www.doctor2007.com/iken3.html

お先真っ暗です…

福士、終盤に大失速!ヤマウチ逆転V…大阪国際女子マラソン
1月27日12時3分配信 スポーツ報知

 ◆大阪国際女子マラソン(27日、長居陸上競技場発着)
 北京五輪代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは27日、長居陸上競技場発着で行われ、
35キロ手前で先頭に立ったM・ヤマウチ(34)=英国=が2時間25分09秒で初優勝した。

 マラソン初挑戦で五輪代表を狙ったハーフマラソン日本記録保持者の福士加代子(25)
=ワコール=は、一時は後続に約2分の差をつけ独走したが、30キロ付近から急激にペースダウン。
35キロ手前で一気に後続に飲み込まれた。残り500メートルからは足がけいれんし、
4度も転倒しながらなんとか19位でゴールした。

 森本友(24)=天満屋=が2時間25分35秒で2位となったのが、日本人最高成績だった。

 優勝候補の一角、加納由理(29)=セカンドウィンドAC=は18キロ過ぎにリタイア。
前回覇者の原裕美子(26)=京セラ=は体調不良で欠場した。

 北京五輪の女子マラソン代表枠は3枠で、すでに昨夏の大阪世界陸上で3位に入った土佐礼子
(三井住友海上)が内定。昨秋の東京国際女子マラソンを圧勝したアテネ五輪金メダリストの
野口みずき(シスメックス)も、代表入りが濃厚となっている。 
先日の箱根駅伝に続いて、見ていて切なくなるレースでした。

こういう結果になってしまうと、準備不足だとか、ロングランが必要だったのでは
などと言われてしまいますが、

自分を信じ、目の前のライバルではなくオリンピック出場(優勝)を目指した
頑張りには心を打たれました。

最後ふらふらになり、何度も転倒していましたが、
「コース脇の花壇に頭をぶつけないか」と冷や冷やしながら見ていました。

無事にゴールできて『ホッ』としました。

次走の巻き返しに期待してますよ!

お疲れさまでした。
「病院には真相明らかにしてもらえなかった」
福島県立大野病院事件で遺族が意見陳述
             オーマイニュース  軸丸 靖子(2008-01-26 07:05)

 「『天国から地獄』という言葉が、そのまま当てはまる状況だった」――。

 福島県立大野病院産婦人科で2004年12月に帝王切開手術を受けた女性が死亡し、
執刀した加藤克彦医師が業務上過失致死と医師法21条違反に問われている事件の
第12回公判が1月25日、福島地裁で開かれた。

 公判が始まって丸1年。残った証拠調べを終えて結審となったこの日、
初公判から傍聴を続けていた女性の遺族3人が意見陳述に立ち、
無念と、加藤医師に責任を求める決意を改めて述べた。

「ミスなかったなら、なぜ妻は死んだのか」

 最初に陳述に立った女性の夫は、手術前に加藤医師から説明を受けたときのことを振り返り、
「輸血を用意し、万が一に備えて応援医師も依頼してあるという加藤医師の言葉に、
『そこまでしてもらえるのか』と安心して、すべてを託した」
「『天国と地獄』という言葉があるが、それがそのまま、当てはまる状況だった」と語った。

「ところがいつまで経っても妻が戻ってこない。看護師に聞いてもはっきりしない。
そのうちに奥の部屋に呼ばれて、先生が突然、『申し訳ありません。亡くなりました。
いま蘇生しています』と頭を下げた。手術の説明を受けたが、とても納得のいくものではなかった」

 夫が繰り返しのは「責任」という言葉だ。柔らかい語り口ながら、激しい言葉使いで医師を非難した。

 「(結果が悪かった)責任を(患者の身体状況に)転嫁しないでほしい。
何が欠けていたのか、なにがミスだったのかを厳粛に受け止めてほしい」

 「弁護側は、医師の処置には問題はなかったというが、問題がないならなぜ妻は亡くなったのか。
人間の体はさまざまというが、それに対応するのが医師の仕事だ。
分娩室に入るまで健康だった妻はどうして亡くなったのか。
病院は不測の事態のための設備を整えているはず。ということは、ミスが起きたのは医師の責任だ」

 「私は、子どもと妻のために、医師の責任を追及する。責任を取ってほしい。取ってもらいます」

警察・検察に感謝する

 続けて陳述に立った女性の父親は、事故後の医師と病院の対応に不信感がつのった、と話した。

 「状況を淡々と説明する加藤医師の姿に疑問を持った。
医療記録には、生きたくて必死に頑張った娘(女性)の姿が残っていた。
悔しい、何かがおかしいと思って、カルテのコピーをもらった。
遺体の解剖は拒否し、悔しさを胸に、病院をあとにした」

 「事故から半年後に病院から示談の話が来たが、時期尚早と話し、交渉は立ち消えた。
病院の壁は厚く、なぜ事故が起きたのか、真相が明かされないまま、ただ時間が過ぎていった」

 警察・検察が捜査に動いたことは、遺族にとって朗報だったという。
しかし公判で弁護側は、癒着胎盤の発生率は1万分の1程度できわめてまれである、予見は難しい、
女性の胎盤が通常より大きく、異常も認められる、とする証言を重ね、医療過誤を否定した。

 これに対し、女性の父親は、「『だから助からなかった』といわれるのは、
娘の人権を否定し、誹謗中傷するもの」と断罪。

 「医師不足問題と今回の問題も別問題だ。患者に安心と安全を与える医療を実現してほしい」
と結んだ。

 女性の弟もまた、手術中に家族への説明がなかったことを批判し、
「その状況に光を差し伸べてくれたのは警察・検察。亡き姉に代わって感謝したい」と話した。

 公判で審理されなかった医師法21条(異状死の届け出)違反については、書面審理となる。
次回は3月21日で、検察が論告求刑を行う。弁護側の最終弁論は5月16日。
判決はその2、3か月後になる見込み。
  ◇
医師と患者のあいだに横たわる、絶望的な不信感

 丸1年にわたった大野病院事件の裁判が、福島地裁で結審した。

 争われたのは癒着胎盤の予見可能性、胎盤はく離にクーパーを使用した妥当性、
胎盤剥離の中止と子宮摘出への移行などという、いずれも高度な医療上の判断の是非。
それに、医学の素人である裁判所、弁護士、検察が取り組んでいる。

 有罪となれば、被告である執刀医は「犯罪者」だ。
もともと産科は医師が患者から訴えられるリスクが高い診療科だが、大半は民事。
それが刑事事件に発展したために「結果が悪ければ罰せられるのか」と全国の医師が猛反発した。
おりからの医師不足、医療崩壊に拍車をかける事件として、
政界、行政からも裁判の行方が注視されている。

 公判では毎回、精力的な応酬が繰り広げられた。私も初回から取材を続けた。
しかし結審まで見て、残されたのは、
医師と患者のあいだにある不信の溝の深さへの、単純な絶望感だ。

 産科で「訴訟リスク」が高い最大の理由は、出産という人生最良の瞬間を心待ちにする夫婦が、
事故で一瞬にして絶望の淵に突き落されてしまうためだ。

 妊婦は健康な状態で入院する。この点が、病気やけがで入院する人と決定的に違う。
その状況で、分娩中に何かが起こると、生まれた子どもに脳性まひなどの障害が残ったり、
母体に危険が及んだりする。これが産科医に対する訴訟の多さにつながる
(産科無過失補償制度が実施に向けて進んでいるのはそのためだ)。

 「病院は真相を明らかにしてくれなかった」「納得のいく説明がなかった」という指摘もまた、
小説『白い巨塔』の時代から言われている医療界の問題だ。

 もう何年も前から、医療機関には医療安全対策を講じることが求められている。
そのマニュアルには、何か起きたらリスクマネジャー(事故防止や事故対応の担当者、
医師や婦長クラスの看護師が多い)がすぐに患者・家族に知らせ、
病院長以下が直接、迅速に対応するよう、書かれている。
遺族への説明には、リスクマネジャーや病院長らが同席し、担当医1人に任せない。
こうした気配りが、医師―患者間の信頼関係を維持し、
医療事故を“紛争”に発展させないための最善の策だからだ。

 弁護団代表の平岩敬一弁護士は、「本当は、遺族へのケア――
『これはこういうことなんですよ』と説明してくれることが、必要なんだと思う」ともらす。

 それは、司直が手出しする話ではなく、医療界が率先して担うべきことではないだろうか。

 大野病院事件の遺族の意見陳述には、ここまでこじれずに済んだのでは、
と思われる部分が多々ある。無論、患者側にも問題はあるだろう。
医療に何かを求めるなら、もっと医療を理解しなければならない。
そもそも日本の医療は多くを求められるレベルにない。
そのことが、一般に知られなさすぎることも事実だ。
 
医師と患者が、互いに理解を怠ってきた長年のツケが、この事件に回っているのではないか。
加藤医師、女性の遺族とも、その被害者なのではないかと、思われてならない。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080125/20149

傍聴記の詳細については、
ロハスメディカルブログをご覧下さい。
http://lohasmedical.jp/blog/2008/01/12.php#more

医師としてこの意見陳述を聞いて、暗澹たる気持ちになりました。

軸丸記者の仰るように、

医師と患者のあいだに横たわる、絶望的な不信感

を再確認しただけです。

私は少し前に、『医療過誤原告の会 公式ホームページ』に投稿しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/19876922.html
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/19925720.html
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/20050499.html

その時も、

刑事罰に医療事故の再発防止効果はありません。

遺族の恨みを晴らす以外の目的はありません。

http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2002dir/n2497dir/n2497_02.htm

と訴えましたが、議論は平行線に終わりました。

医療には不確実性と限界があることを受け入れて、現実と和解することができず、
突然の死を何時までも受容できない、遺族の気持ちは痛いほど解ります。

本当は、遺族への心のケアが大切なのであり、

医師と患者が、互いに理解を怠ってきた長年のツケが、この事件に回っている

のだと私も考えます。

いま、『医療事故調査委員会』の創設が議論されています。
http://www.doctor2007.com/iken1.html
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/14190.html

もしこれが今のままの形で成立すれば、いくら抑制的に運用しようとしても、

今回のような『遺族の恨み』による刑事訴訟は激増すると考えます。

なぜなら、「医療被害者の5つの願い」のうちの
・原状回復の願い・・死んだ人を帰してほしい
は絶対に叶えることが出来ないのですから…

それは、産科・救急医療を破滅させることとなるでしょう。

それでも良いのでしょうか?

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