うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/m/moto-ballpen/20090402/20090402144435.jpg

以前から当ブログでも紹介している中原利郎先生の過労自殺問題ですが、
労災は認められたものの、勤務先の病院に対する損害賠償訴訟は東京高裁で棄却されました。
最高裁に上告していますが、厳しい戦いが続いています。

頑張っている小児科などの先生方が、これ以上過重労働で倒れないようにする為にも応援し続けていきます。

先日も、奈良病院で医師の当直勤務を「時間外労働」として、割増賃金支払い命じる判決が出たり、
愛育病院で総合周産期母子医療センター指定返上か?という話があったりと、
医師の労働基準法とかけ離れた過重労働は社会問題となっています。
また、看護師2万人が過労死予備軍という記事もありましたし、

過重労働を医師や看護師に強いて、労災で過労死させても病院には管理監督責任はないよ

というこの高裁判決を覆すことが、医療費全体の総額を増やし、
患者さんに良好な医療を提供することに繋がると私は考えています。

応援頂ければ幸いです。

「小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会」のHPも是非ご覧下さい。
●「ボールペン作戦」参加方法
 
★ボールペンご希望の方は、封筒の表に
「中原支援ボールペン希望」と朱書し、送り先の住所・氏名を記入し
必要金額の切手を貼った返信用封筒を同封の上、下記あてにお申込みください。
お一人様1本は無料でお送りいたします。

このボールペンで同封の署名用紙にご協力いただけたら幸いです。
 
2本以上ご希望の場合は、1本につき原価(約84円)以上のご寄附を、
下記口座あて、お願い致します。

ご寄附でさらに追加のボールペンを作成し、
無料配布による支援の輪を広げていきたいと考えます。
 
★[宛先]
460-0012名古屋市中区千代田5−20−6鶴舞公園クリニック
 
★複数本ご希望の方は、
【10本まで】
「中原支援ボールペン○本希望」と朱書して、返信用封筒には
2本まで:120円 
3−5本  :140円
6−7本  :200円  
8−10本 :240円
の切手を貼ってください。

【11本以上】
104-0033東京都中央区新川1-11-6 中原ビル「中原支援の会」
(TEL:090-6133-0090 FAX:03-3552-2888)まで御連絡ください。
個別にご相談、対応させていただきます。
 
★ご寄付は下記宛にお願い致します。
◎三菱東京UFJ銀行 築地支店 普通預金 0026409
「中原先生支援する会 ボールペン作戦」
◎郵便局振込口座 00160−2−361759
「中原先生支援する会 ボールペン作戦」

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男性重体訴訟 医療法人に賠償命令「治療受ける権利侵害」
2009年04月25日土曜日 河北新報

 シンナー中毒で入院した秋田県男鹿市の潜水作業員の男性(35)が意識不明になったのは、医師らが適切な治療を怠ったためだとして、潟上市に住む男性の母親が同市で病院を運営する医療法人に約1億2400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、秋田地裁は24日、法人側に110万円の支払いを命じた。

 鈴木陽一裁判長は「医師らは心停止や脳障害を予見し得たが、その時点で適切に治療しても確実に回避できたという証明はされていない」と指摘。その上で、血液浄化療法をしなかったことについて「医療水準にかなった治療を受ける権利を侵害され、多大な精神的苦痛を受けた」と認め、男性が自らシンナーを摂取したことなども考慮し損害額を算出した。

 判決によると、男性は2002年4月20日、シンナー中毒で法人運営の病院に入院し、22日に心停止して脳に障害が生じ、現在も意識が回復していない。 
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090425t43032.htm

この『法人側に110万円の支払いを命じた。』という地裁の微妙な判決内容については
ssd先生の記事、『ぶぶづけいかがどすか判決』をご参照下さい。
支払い額も一緒です…orz
(このニュース自体もssd先生の記事で知りました)

シンナー中毒はいくらなんでも自己責任だと思いますが…
治療費はどうなっていますかね?

続いて…
ショートステイで死亡、道に7000万円賠償求め提訴
2009/04/27 21:40  MSN産経ニュース

 北海道立札幌肢体不自由児総合療育センター(現・道立子ども総合医療・療育センター)にショートステイしていた当時7歳の長男が就寝中に吐血し死亡したのは、センターが安全配慮義務を怠ったためとして、札幌市の両親が27日までに、センターを運営する道に約7000万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こした。

 訴状によると、長男は脳性まひなどの障害があり平成16年12月、センターにショートステイした初日の就寝後に吐血し、窒息死した。

 父親らは「センターは入所の際に診察せず、呼吸に問題があることなどを知らなかったほか、高熱が出たにもかかわらず医師が解熱するよう指示しなかった」などと主張している。

 道は「安全管理に問題はなかった」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090427/trl0904272141016-n1.htm

こちらはまだ提訴段階ですが…

父親らは「センターは入所の際に診察せず、呼吸に問題があることなどを知らなかったほか、高熱が出たにもかかわらず医師が解熱するよう指示しなかった」などと主張している。

『呼吸の問題』や『高熱』と吐血に何の関係が?

たまたま吐血したのが、『センターにショートステイした初日』だっただけとしか思えません。

こういう訴訟により、「ショートステイ」の条件が厳しくなるのでしょうね…

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