うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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眉唾な話です。
銚子市がバックアップしているからこそ、5000万円も借金ができたのでしょうに…
1000人救う老医師の挑戦
市立病院休止「私が頑張る」
2010年9月21日 読売新聞

 薬を飲むと、だるくてのどが渇くという訴えに、「1か月ちょっと飲み続ければ、症状は軽くなりますよ」。男性は納得した顔で診察室を後にした。

 院長を務める診療所の窓からは、海風でゆっくりと回る発電用の大きな風車が見える。千葉県の東端、銚子市。地域医療を担っていた市立総合病院が2008年10月、経営難で診療を休止してから間もなく2年になる。内科は再開したが、精神科は依然として見通しが立たない。「私ががんばりましょう」。仙波さんは言う。

 08年夏。38年間勤めた同県船橋市内の病院を退職し、趣味の写生をゆっくり楽しもうと思っていた頃、自宅の電話が鳴った。「先生、医療崩壊を救ってもらえませんか」。母校の千葉大医学部で教授を務める伊豫(いよ)雅臣さん(52)からだった。

 銚子市内で唯一の精神科がある市立総合病院の休止が決まり、同科の外来患者約1100人の行き場がなくなる、ということだった。入院患者は周辺市町の病院が受け入れるが、それ以上の余裕はない。地元の診療所がどうしても必要で、仙波さんに白羽の矢が立った。この時、79歳。「老人力でお役に立てるなら」。迷いはなかった。

 精神科医として、挑戦の連続だったと思っている。

 1970年、千葉大の系列病院の院長に就任。抵抗する患者を押さえて鎮静剤を注射し、強制的に入院させる現場を目の当たりにして、少しでも患者が納得できるようにと、病室の鉄格子を取り除いた。

 日本精神科病院協会の委員だった84年、栃木県内の病院で患者への虐待が発覚、精神科病院の閉鎖性が非難された。仙波さんは、強制入院が妥当かどうかを審査する指定医制度が必要だと当時の厚生省に提言。その後、この制度を盛り込んだ精神保健法が設けられた。

 2001年に起きた大阪教育大付属池田小の児童殺傷事件を巡っては、宅間守元死刑囚が以前に傷害事件で逮捕され、簡易精神鑑定を経て不起訴処分となっていたことから、法に触れた精神障害者の処遇が問題となった。同協会会長の立場から、犯罪を起こした精神障害者の入退院の判断に裁判官らも加わる「心神喪失者医療観察法」の成立に奔走、反対の国会議員らを説得して回った。

 09年7月、診療所「銚子こころクリニック」を開院した。閉鎖的なイメージを払拭(ふっしょく)しようと、あえて商店街にあるテナントビル1階を選び、2階にデイケア施設も併設した。市から補助金は出るが、借金は5000万円を超えた。

 「銚子の試みを全国のモデルにしたい」。精神科の入院施設の削減が全国的に課題になっている中、こころクリニックは病床を設けず、ケースワーカーや看護師が定期的に患者の自宅を訪問することで、入院が必要な状況に至らないようにする。「これなら患者をしっかりフォローできるし、社会全体の医療費抑制にもつながります」

 認知症の高齢者やうつ状態にある若者など、市立病院に通っていなかった患者も集まり、カルテはこの1年で1400枚を超えた。

 千葉市の自宅から電車で1時間半かけて通うが、苦にはならない。「借金をゼロにしないと次の方に引き継げないですから」。いたずらっぽく笑った。(小島剛)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=31084

先生の頑張りには、素直に敬意を表したいと思いますが、
記事の書き方は気に入りません。

「借金をゼロにしないと次の方に引き継げないですから」

何歳まで働けば良いのですかね?

こころクリニックは病床を設けず、ケースワーカーや看護師が定期的に患者の自宅を訪問することで、入院が必要な状況に至らないようにする。

「これなら患者をしっかりフォローできるし、社会全体の医療費抑制にもつながります」

本気で言っているのでしょうか?
そういう軽症者ばかりなら、精神科医療は崩壊しませんよね。(怒)
自殺未遂者ケアなど専門的な治療などは、入院設備がないと無理だと思われますが…
総合病院:精神科悲鳴 2年半で4割離職、若手ばかりに
毎日新聞 2010年9月15日 20時43分

 自殺未遂者ケアなど専門的な治療ができる総合病院に06年8月時点で勤務していた精神科医892人についてその後の勤務先を調査したところ、約2年半後には約4割が診療所の開業などを理由に離職したことが分かった。日本精神神経学会で発表された。この間、総合病院の医師は16%減っている。毎日新聞にも国立病院機構横浜医療センターの武川吉和精神科部長(48)が投書を寄せ「ベテランがごっそり開業し、総合病院精神科の滅亡は加速しそうです」と訴えた。精神科医療を担う総合病院が大きく揺らいでいる。【堀智行、奥山智己】

 横浜市戸塚区のベッドタウンにある横浜医療センター。10年ほど前から周辺の市や区に精神科診療所が次々と開業した。地域の診療所が外来を担当し、症状が重い場合は総合病院が診る−−。武川部長は、精神科医療に関する国の検討会がめざす役割分担が進むことを期待していた。

 しかしもくろみは外れた。診療所には患者が押し寄せ、予約は1カ月待ち状態に。センターの外来は開業医からの紹介患者が急増した。入院設備のない診療所にとって、とりわけ自殺未遂を繰り返す患者らの治療は難しく、総合病院を頼るしかない事情はある。

 だが多くの開業医は、総合病院などの勤務医だった40代以上の医師たちだ。一方、センターは武川部長以外のベテラン医師が既に退職し、ほかの3人は30代の若手でキャリアは2〜6年。武川部長は「ライフスタイルの変化もあり、時間外勤務のない開業医志向が強まった。診療所の医師が対処に困り回してきた患者を、経験の浅い若手が治さないといけない状況だ」と嘆く。

 センターは救命救急体制を充実したことで、自殺未遂者の搬送が増加した。「救急の比重が高まる中、外来もではパンクする」。やむなく外来を予約制にして患者数を制限した。それでも食事を取る間もなく外来と病棟を行き来する日が続く。

 総合病院への患者の期待は大きい。「退院しても診療所への紹介を嫌がられることがある。紹介しないと受け入れ能力はすぐいっぱいになる。寄らば大樹という思いが開業医にも患者にもある」

 武川部長が自分が退職した時の後任として思い浮かぶのは、経験が10年に満たない若手ばかり。彼らも長くは勤めてはくれないだろう。「私のように総合病院にいるのは留年しているようなもの。救急から療養までの精神科医療のネットワークに医師が適正に配置されないと総合病院の部長をやる人がいなくなってしまう」

 ×   ×

 日本精神神経学会で発表されたデータは、06年8月の専門医認定試験を申し込んだ精神科医6881人の勤務先について2年7カ月後の09年3月時点と比較したもの。このうち総合病院に勤めていた892人中約4割の354人が離職。一方、単科の精神科病院などから移ってきた医師は211人にとどまり、総合病院の医師は16%減った。学会関係者は「少人数で激務をこなす総合病院が敬遠されている」と指摘する。
http://mainichi.jp/select/science/news/20100916k0000m040078000c.html



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