|
健康不安の藤井財務相、進退は医師判断尊重して
1月5日13時26分配信 読売新聞 藤井裕久財務相(77)(民主、衆院比例南関東ブロック)は5日午前の記者会見で、自らの体調不良による進退問題に関連し、「医師の判断を尊重する」と述べた。 周辺には「健康に自信がない。長丁場の国会で迷惑をかけたくない」と漏らしており、医師の診断結果次第では辞任する可能性が出ている。 藤井氏は5日午前の閣議の後、鳩山首相を首相官邸に訪ね、検査入院の経過などを報告した。その後の記者会見で、藤井氏は「(医師に)結論を出してもらう段階にある」と述べ、早ければ週内にも出る医師の判断を尊重して進退を検討する考えを示した。首相への報告は自身の体調の問題だったとし、「首相は黙って聞いていた」と語った。 藤井氏は昨年12月28日、2010年度予算編成作業による疲労などを訴えて検査入院したが、同月30日の臨時閣議後には記者会見を行った。藤井氏は「血圧が高くなっているため、静養を兼ねた入院だ」と説明していた。 民主党内には「予算案作りが終わったことで、通常国会を前に辞任するのではないか」という声がある。ただ、藤井氏はいったん政界引退を表明しながら、首相の要請で衆院選に出馬し、財務相に迎えられた経緯があり、首相が強く慰留するという見方も出ている。 『診療報酬を大幅にupしてくれ』という、医師たちの『判断』は尊重しないのにね…(爆)ご自身の進退問題は、医師の判断を尊重するのでしょうか?首相が強く慰留するという見方も出ているどうなりますかね…とにかく、お大事にして下さい。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
|
周産期医療の立て直しには女性の労働環境改善が必要だ
http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/pickup/news/20091226org00m020007000c.html2010年1月4日 毎日新聞 ◇いま周産期医療が崩壊しつつある。だが、医療だけを見ていては問題は解決しない ◇小林美希(こばやし・みき=労働経済ジャーナリスト) 脳内出血を起こした東京都内の妊婦の救急搬送が8病院で断られ、最終的に受け入れた都立墨東病院で出産後に死亡した、いわゆる「墨東病院事件」(2008年10月)から1年余り。この事件は、周産期医療(妊娠22週から生後7日未満の母子を対象とした医療)の崩壊を象徴するものだった。 事件を受けて都は周産期医療体制の再構築を表明。09年3月には「母体救命対応総合周産期母子医療センター」(スーパー総合周産期センター)制度を開始した。緊急に母体救命措置を必要とする妊産婦について、昭和大学病院など3病院が、救命救急センターと連携して必ず受け入れるシステムだ。また、厚生労働省は同年11月、「周産期母子医療センターの整備指針」を13年ぶりに全面改定。妊産婦の救急受け入れ医療機関を増やすため、センターの設置要件を緩和した。 だが、周産期医療問題の背景には、こうした措置だけでは解決できない、根深い問題がある。 ◇増加するハイリスク妊婦 少子化のなかで、日本における出生数は、1993年の118万8282人から08年の109万1156人へ約8%減少した。だが、分娩施設数は、同じ期間に4286施設から2567施設へと40%も減少(厚生労働省「医療施設調査」)、各施設の負荷が急増している。 一方で、最近は、出産をめぐって問題の起きやすいハイリスク妊婦が増加している。 ハイリスク妊婦とは、(1)妊娠22週から32週未満の早産、(2)妊娠高血圧症候群、(3)妊娠30週未満の切迫早産(早産の危険性が高い状態)、(4)胎盤が子宮口を覆い帝王切開が必要となる前置胎盤、(5)40歳以上の初産婦、(6)肥満指数BMIが35以上の初産婦、(7)多胎妊娠−−など。また、日本産婦人科学会は、35歳以上の初産婦を「高年初産婦」と定義している。35歳以上の初産では、妊娠高血圧症候群、胎児が出てくる前に胎盤が剥がれる常位胎盤早期剥離、前置胎盤などを起こす確率が高くなる。ダウン症児が生まれる確率も加齢に比例し、30歳までの1000分の1が40歳では100分の1、45歳では30分の1に高まる。 こうしたハイリスク妊婦の増加は、主として初産の高齢化による。人口動態調査によれば、初産の平均年齢は80年の26・4歳から08年には29.5歳に上昇。08年の産婦のうち約58%が30歳以上、約20%が35歳以上となっている。08年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に生む子供の数)は1.37と前年を0.03ポイント上回ったが、出産適齢期である20代〜30代前半の出産は減り、30代後半以降の出産が増えた。高齢初産婦の場合、不妊治療による多胎妊娠のケースが増え、その面でもハイリスクとなる。 実際、人口動態調査によれば、2500グラム未満の低出生体重児の出生総数に対する比率は、90年の6.3%から07年には9.6%に急増。過去最低だった75年の5.1%と比べれば、倍増に近い数字となっている。1500グラム未満の極低出生体重児の比率も、90年の0.5%から07年には0.8%に増加した。 こうしたハイリスク妊婦が増加した結果、新生児集中治療室(NICU)が慢性的に不足するようになったのである。 厚生労働省の「周産期医療に係る実態調査」(08年10月実施)によると、総合周産期母子医療センターの約8割でNICU利用率が90%を超えており、「母体及び新生児搬送受け入れができなかった理由」については約9割が「NICU満床」と答えている。なお、全国のNICU数は08年で2448床。母体と胎児を同時に扱う母体・胎児集中治療室(MFICU)は512床である。 東京女子医科大学母子総合医療センター新生児部門の楠田聡教授の試算によれば、新生児1万人当たり2500グラム未満の低出生体重児は965人で、うちNICU入院児は330人。1年以上の長期入院児が1人となる。08年には全国で約109万人が生まれ、NICU入院児は約3万6000人、1年以上の長期入院児は約220人に上った。 こうしたなかで、例えば埼玉県唯一の総合周産期母子医療センターである埼玉医科大学総合医療センターでは、NICU不足から周産期救急搬送の半分しか受け入れられない状況が続いている。同県は約30%を東京都内の病院に送ってきた。総合周産期母子医療センター長の田村正徳教授(小児科)は、「今までは何とか引き受けてくれた東京の病院も限界。特に墨東病院の件以降は都外からの受け入れが難しくなった。関東圏など広域で搬送を考えないと、ハイリスクに対応できない」と、危機感を募らせる。 厚労省はこれまで、人口100万人、出生1万人を周産期医療圏として、NICUの必要数を1圏当たり20床としてきた。墨東病院事件をきっかけにこれを25〜30床に増やす計画だという。だが、根本にハイリスク妊婦の増加がある限り、問題は解決しない。 ◇生みたい時に生めず、妊娠中も激務 では、ハイリスク妊婦増加の主原因である初産高齢化は、なぜ起きているのか。よくいわれるような個人の価値観の多様化はもちろんある。だが、多くの女性が感じているのは、「生みたい時に安心して生めない」働き方の問題ではないだろうか。 国立社会保障・人口問題研究所の「第13回出生動向基本調査:結婚と出産に関する全国調査」(05年)によれば、結婚前に正規雇用(派遣・嘱託も含む)されていた女性で1歳以上の子を持つ人が正規雇用を継続しているケースは、結婚0〜4年で15.6%、同5〜9年で12.8%にすぎない。「仕事か出産か」の二者択一が現実であるなか、仕事に生きがいを感じる女性は妊娠に二の足を踏み、30代半ばになって「駆け込み出産」を選択せざるを得ない現状がある。 ある地方放送局の女性支局長(40代前半)は、子どもが欲しいと思いつつ、「妊娠したら要職から外れるのが当然」という社内のムードで踏み切れずにきたが、今も諦め切れずに迷っている状態。最近、この女性の周囲では、「いよいよタイムリミット」と、思い切って出産に踏み切る同年代の女性が増えているという。 だが、思い切って妊娠に踏み切っても、現在の日本の労働環境で母体の健康を守るのは難しい。 ある女性正社員(33歳)は、派遣社員だった20代に第1子を妊娠し、「妊娠解雇」を告げられた。交渉して職場にとどまったが、職場に迷惑をかけまいと出産直前まで残業をこなした結果、職場で破水し、救急搬送先で出産。結局、育児休業中に契約を打ち切られた。派遣の不安定さを痛感し、転職して正社員となったが、新しい職場も不況で人員減。長時間労働が続くなか、第2子を妊娠したが、勤務中に切迫流産や切迫早産で入退院を繰り返した。 また、商社で働く女性(39歳)は、妊娠中も大きなプロジェクトを抱え、出産ギリギリまで終電帰りの日が続いた。職場で陣痛が始まり、そのまま入院、出産した。 こうした女性たちについて、名古屋市立大学産婦人科の杉浦真弓教授は警鐘を鳴らす。「年齢とともに不妊や流産などの妊娠異常を起こす確率は高くなる。特にキャリア志向の高い女性に、出産適齢期を過ぎてから不妊治療する女性が多いが、女性の体には限界がある。妊婦死亡は絶対数が少ないが、自分には関係ないと思ってはいけない」。 前述の「第13回出生動向基本調査」では、妊娠・出産にかかわる健康についても調査している。健康に「何らかの問題がある」と答えた女性の割合は、週労働時間30〜40時間未満で21.7%なのに対し、40〜50時間未満では22.6%、50時間以上では26.2%と増加。全体では4人に1人が問題を感じている。また、不妊の原因となる排卵障害、卵巣嚢腫、子宮筋腫、子宮内膜症など婦人科系の障害を訴えた女性の割合は、同30〜40時間未満では6.7%だが、40〜50時間未満では10.1%、50時間以上では10.3%もいた。子供のいない夫婦の4組に1組が不妊についての検査や治療を受けており、「不妊の心配や治療・検査を経験した」場合の「死産・流産」は平均値の2倍だった。 女性労働協会が06年度に行った「事業所における妊産婦の健康管理体制に関する実態調査報告書」によると、「妊娠中または産後に仕事上つらかったこと」で最も多かったのが、「休息する場所がない」(32.0%)。ほかに「超過勤務がある等労働時間が長いこと」「作業の負荷が重い」(各21.9%)、「健診時の休暇が得られない」(10.1%)などがあり、「その他」の具体的内容に「妊娠後期の出張」を挙げた人もいた。労働基準法などでは妊産婦の業務軽減等が認められているが、現実は厳しい。 同協会は「母性健康管理ガイドブック」を作成。妊婦にとって特に注意すべき作業例として、(1)激しい全身運動を伴う作業(スポーツインストラクター)、(2)筋力を多く使う作業(保育士、看護師、介護職)、(3)歩行時間の長い作業(外勤営業)、(4)長時間の立ち作業(調理師、販売レジ、美容師、工場でのライン作業)、(5)精神的負担の大きい作業(納期や締め切りに追われる設計・開発や編集作業など)を挙げている。 看護師や介護職が妊娠異常を起こしやすいことについては、データがある。日本医療労働組合連合会の「看護職員の労働実態調査」(05年)によれば、看護師の切迫流産(流産の危険がある状態)率は31.1%。同会の「介護・福祉労働者の労働実態調査」(08年)によれば、介護職の切迫流産率は24.7%となっている。ちなみに、全国労働組合総連合女性部が行った「妊娠・出産・育児に関する実態調査」(07年)では、全産業平均の切迫流産率は19.2%、切迫早産率は15.7%となっている。 (続く) 妊婦死亡は絶対数が少ないが、自分には関係ないと思ってはいけない『絶対数が少ない』⇒自らに降りかかった際には病院・産科医に怒りの矛先が向かうという悪循環を何とかしたいものです。 LUPO先生の本を一人でも多くの若者に(男にも!)読んでもらいたいものです…労働基準法などでは妊産婦の業務軽減等が認められているが、現実は厳しい。男女問わず労働基準法がまったく守られていないから、妊産婦への風当たりが強くなるのです。つるの剛士さんの育休入りが話題になっていますが、本来は話題になるほうがおかしいのです。 |
|
(その1から続く)
http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/pickup/news/20091226org00m020007000c.html◇「NICU後」の受け皿も不足 こうした妊婦の増加が、周産期医療を危機に追い込んでいる。 都内のある周産期病院では、扱う妊婦の半数から3分の2が高齢出産のハイリスク妊婦で、正常分娩ができずに帝王切開になる例も増えているという。そこで働く助産師が言う。「産婦用のベッドの半分が切迫流産・切迫早産の妊婦で埋まっている。激務に疲れ、精神安定剤を服用して当直をこなしている医師もいる」。この病院では、1000グラム未満の超低出生体重児は大学病院に搬送するが、搬送先のNICUは常に満床で、いつ受け入れ不能となるか分からない状態だという。 問題は高齢の妊婦に限らない。都内有名病院で40年働く助産師によれば、一見問題のない妊婦でも微弱陣痛などでうまく出産できず、途中で帝王切開になる例が増えている。そうした妊婦の共通点は「長時間のデスクワークなどによる運動不足、疲労蓄積、冷え」だという。厚労省の「医療施設調査」によると、一般病院での出産全体に対する帝王切開手術率は、87年の9.9%から08年の23.3%に急増した。 子どもに障害が残った場合に必要となる障害者医療・福祉の不十分さも問題に拍車をかけている。重度の脳障害、人工呼吸器が外せないなどで長期入院が必要な重症心身障害児(者)用の病床は都内に約1300床あるが、常に満床で現在の待機者数は600人。在宅での看護を支える訪問支援も不十分だ。その結果、治療が一通り終わっても退院できず、NICU入院が長期化するケースが増えているのである。 東京都立東部療育センターの岩崎裕治副院長は「本来は、NICUでの治療を終えたら地域で医療や福祉の支援を受けながら家族とともに暮らせる社会であるべき。訪問看護、救急時の受け入れ、短期入所など関連機関が連携をとりながら支援をしていく体制作りが必要だ」と話す。周産期医療の問題は、福祉行政や社会のあり方の根源も問う。 最後に、東邦大学の多田裕名誉教授(新生児学)の訴えを紹介しよう。 「妊娠・出産異常を招く働き方を変えない限り、周産期医療の問題は解決しない。妊娠中や小さな子どものいる社員が定時で帰っても会社は潰れないはず。妊産婦や子どもが幸せになるにはどうしたらいいかという視点に立って、子育て支援など周産期医療の環境を整備することが喫緊の課題だ」 一見問題のない妊婦でも微弱陣痛などでうまく出産できず、途中で帝王切開になる例が増えている。それだけが帝王切開手術率の倍増の原因ではないですが。(ご存知のように訴訟リスクも同じくらい影響は大きいです) 大きな理由の一つなのは間違いありません。 |
全1ページ
[1]




