介護療養病床の廃止期限、17年度末に先送り 厚労省 2011年2月16日 朝日新聞 厚生労働省は15日、介護型の療養病床を廃止する期限を6年間延期して、2017年度末とする方針を固めた。介護施設への移行が想定通りに進んでいないため、先送りが必要と判断した。今国会に提出する介護保険法の改正案に盛り込む方針だ。 療養病床は、長期入院が必要な患者を受け入れている。ただ、行き先がない高齢者が長期間とどまり続ける「社会的入院」が問題化したことから、そのあり方が見直されることになった。医療保険が適用される医療型(09年7月で約22万床)と介護保険が適用される介護型(同約9万床)を再編する必要もある。 再編にあたり、医療と介護の施設を一体的に見直す必要性から、診療報酬と介護報酬が同時に改定される18年4月に合わせて廃止する。その間、介護型の新設は認めず、医療型や介護施設への移行を促す。長期入院患者を受け入れている一般病床は療養病床への転換を勧め、受け入れに必要な数を確保する考えだ。 介護型は、06年に医療費抑制策の一環として11年度末までの廃止が決まった。一方、民主党は09年のマニフェストに「計画の凍結」を明記。政権交代後、当時の長妻昭厚労相が廃止期限を先送りする考えを示した。(中村靖三郎)http://www.asahi.com/health/news/TKY201102150636.html ちなみに、便りの特養はこんな状況です。 特養老人ホーム待機者は42万人 専門家「10年後はもっと酷い」
http://www.news-postseven.com/archives/20110213_12395.html2011.02.13 10:00 NEWSポシトセブン 特別養護老人ホーム(特養)には長蛇の列ができている。厚労省の調査によれば、2009年12月時点の入所希望者は42万人。10年後、特養ホームの行列は解消されているのだろうか? 今はまだ元気な高齢者や、そうした親を持つ家庭では、今よりもむしろ10年後に、施設介護がどういう状況になっているか気になるところだろう。厚労省は2009〜2011年度までの3年間で、全国に特養などの介護保険施設を16万人分整備するという目標を掲げている。だが、2010年度までの2年間で確保されたのは8万7000人分と、目標の半分にとどまっている。社会保障論が専門の結城康博・淑徳大学準教授が指摘する。 「これから団塊の世代が介護される時代を迎え、要介護の高齢者は増え続けるので、抜本的な待機者解決策は難しい。10年後には、現在よりも深刻な状況になる可能性が高い」 厚労省は現在、在宅介護のサービス拡充を検討しているが、そこには「在宅介護が増えれば、施設を増設する必要が少なくなり、その分、公費負担が減る」(厚労省関係者)という狙いがある。 「導入が検討されている24時間訪問介護にしてもヘルパーが四六時中来てくれるというわけではありません。やはり施設と在宅は、同時に整えることが必要です」(前出・結城氏) では、どのような備えをしておけばよいのだろうか。高室成幸・ケアタウン総合研究所所長がいう。 「捻出できる介護費用を計算した上で、在宅介護か施設介護か、施設なら特養か有料老人ホームかなど、どういうスタイルで介護を受けたいか、もしくは自分の親に受けさせたいかを明確にしておきたい。準備は早いに越したことはありません」 費用などを検討し、もし特養を希望するのであれば、新設される施設の情報収集をする。新設であれば短期間に60〜100床の高齢者を受け入れる。また、「最初から要介護度の高い人ばかりだと大変だから、要介護度の低い人も受け入れる」(特養で働くケアマネジャー)という。 沖縄の話ですが、これが現状ですよね… 老健の半数 救急増 急患受け入れ困難で調査 2011年2月14日 琉球新報 搬送されてきた救急患者の治療に当たる医師、看護師ら=浦添総合病院救命救急センター 本島南部の救急病院で病床満床のため、救急搬送受け入れが難しくなったことを受け、県老人保健施設協議会(平良直樹会長)は、救急搬送について緊急調査し、13日までに結果がまとまった。施設からは「高齢化、医療ニーズの高い利用者が増えている」などの指摘があり、回答した24施設中12施設が「救急搬送が増えている」と考えていることが分かった。 背景には「ついのすみか」といわれる特別養護老人ホーム(特養)が満員だったり、療養病床削減の影響で、本来は短期入所で在宅復帰を目指す老人保健施設(老健)が重症化した人を受け入れざるを得ない状況があるとみられる。 1月の1カ月間に救急搬送した回数は93回で、1施設当たり3・9回。救急搬送した理由は血液中の酸素の濃さを示す「酸素飽和度」の低下が25件と最も多く、発熱が19件、誤嚥(ごえん)性肺炎疑い9件、意識レベル低下7件などだった。 救急搬送が増えたと思う理由は高齢化など以外に「急変時の対処で急性期病院での治療を望む家族が増えている」「90歳以上が増え、複数の疾患を抱えていて、重篤になりやすいから」などの意見があった。 そのほかにも「みとりを行っていないため、急変時は救急搬送となるケースが増えつつある」「夜間は1人になる看護師の体制上、施設では対応できず、救急搬送している」などの声もあった。 平良会長は「老健は病院と家の中間施設と位置付けられ、安定期に入った高齢者の在宅復帰が目的だったが、最近では特養ホームに入れないため、利用者の重症化が見られる」と説明している。(玉城江梨子)http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173468-storytopic-1.html |
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2011年02月17日
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