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認知症患者への人工的栄養補給、医師4割「中止の経験」
http://www.asahi.com/health/news/TKY201102270333.html2011年2月28日 朝日新聞 口から食べるのが難しくなった認知症末期の高齢者に導入した人工的な栄養補給法について、4割の医師が中止を経験していることが、会田薫子東京大特任研究員(死生学)の調査で分かった。医学的な理由のほか、「家族の希望」「苦痛を長引かせる」との判断によるものだった。日本老年医学会など7学会は、人工栄養法の導入や中止の基準、手続きの指針作りの検討を始めた。 調査は、同学会の医師会員に郵送でアンケートした。有効回答は1554人。回答者の7割が、自分の意思を明確に伝えられない認知症末期の患者が口から食べたり、飲んだりするのが難しくなった際に、管で水分や栄養を補給する人工栄養法を導入した経験があった。患者のおなかの表面から穴を開け管を通して胃に直接、栄養剤などを入れる「胃ろう」や、高カロリー輸液を点滴する「中心静脈栄養法」などだ。胃ろうでは、年単位で生き続けることもある。 このうち、44%の医師が、いったん胃ろうなどの人工栄養法にした後、中止した経験があると回答した。中止の理由(複数回答)は下痢や肺炎など「医学的理由」が最多で68%。「患者家族の希望」43%、医師として「苦痛を長引かせると判断」23%、「尊厳を侵害する」14%だった。 中止した後は、基本的には、可能な範囲で口から水分補給をしたり、口を湿らせたり、苦痛・苦しみを和らげながら「自然な経過」で看(み)取ることになる。 一方、いったん導入した人工栄養法の中止には3割が「法的に問題」、2割が「倫理的に問題」と答えた。 また、人工栄養法にする際にも、9割の医師が深く悩んだり、困ったりした経験があった。その理由(複数回答)で最も多かったのは「(認知症患者)本人の意思が不明」の73%だった。 日本老年医学会など老年関連の7学会でつくる日本老年学会は現在、認知症末期の高齢者について、人工栄養法の導入にあたって患者・家族らに説明すべき内容や手続き、導入後に中断・中止を判断する手続きなどについて指針作りに向け検討を始めている。 調査結果は、27日に東京で開かれた日本老年医学会のシンポジウムで発表した。(寺崎省子) 「医学的理由」には雑多な条件が含まれていそうですが、 他の理由での人工栄養法の中止は、人工呼吸器中止問題とほぼ同じ話ですからね。 (水分補給などの代替方法はありますが、死の宣告とほぼ同義です) 密告されて逮捕されても知りませんよ(爆) 意思を伝えられないような病気になってしまってからでは、 ご本人もご家族も医療者も悩み苦しむのですから… |
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2011年02月28日
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