同等の医療規模は「最初からは無理」 光が丘病院で練馬区長 産経新聞 6月4日(月)7時55分配信 日大光が丘病院(練馬区)を引き継いだ、地域医療振興協会による同病院の開院式が3日行われ、出席した練馬区の志村豊志郎区長が、報道陣の取材に応じた。同病院問題で区長が、取材に応じるのは初めて。 区によると現在の同病院の常勤医は67人で4月より2人増えたが、日大の常勤医122人より少ないことは変わらない。 後継法人公募要項で、日大病院と同等の規模・機能を求めながら、実際はスタッフが少ないなどの指摘に、区長は「同等とは、数学のように厳密にはいえない」と回答。「最初から(同等にするのは)無理な話」「100%埋めるなんて言えない」と述べ、引き継ぎ前から、日大並みの医療が提供できないとの認識があったことを認めた。しかし、「区政が混乱するので、(同等と)言わざるを得なかった」と反論した。 また、区は日大が平成3年の開院時に提供した50億円の保証金について、日大と協議に入ったことを明らかにした。 練馬光が丘病院運営問題 「日大と同等」無理と言えず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120604/CK2012060402000123.html2012年6月4日 東京新聞 四月に日本大学から地域医療振興協会へ運営が変わった練馬区の練馬光が丘病院について三日、志村豊志郎区長は報道機関と懇談した。区長は、協会がオープン当初から日大と同等の医療を行うのは無理だと予想しながら、混乱を招くとして区民に言わなかったことを明らかにした。 光が丘病院問題では、振興協会がどんな医療を提供できるかが住民の関心事だった。区は「日大と同等」と言い続けたが、四月のオープン時点で医師数は大幅に減り、出産の扱いも秋以降となった。 志村区長は「日大も二十一年かけて成長した」と述べ、「協会もすぐに日大と同じ規模や数でできないことは分かっていたが、区民には言えなかった」と発言。「言えば区民が混乱する。新しい病院が信用されなくなる。医者だって、先行きどうなるか分からない病院には就きたくない」と説明した。 振興協会は後継に選ばれた当初、日大から医師派遣があると見込み、区長も「少しぐらい残ってくれると思っていた」。しかし昨年十一月、派遣がないと分かった。十一月の住民説明会で、区は「(後継は)同等の医療」と繰り返しながら、実際は病院回りをして医師派遣を要請していたという。 日大が運営の保証金として区に差し入れた五十億円の返還については、ことし四月に話し合いが始まったばかりという。 区長が病院問題について公式に語ったのは、一月の新年度予算会見以来。本紙などは今年春に会見を要請したが、区長側が拒否した。今回は撮影のない懇談という形で応じた。 (柏崎智子) 区長などには、『日大と同等の医療』を提供できなかった責任を取って欲しいものですが、 そんな気はさらさら無いでしょうね… ちなみに、先日の区議会では、こういう所信表明をしたそうです。 平成24年第2回練馬区議会定例会にあたりまして、私の所信の一端を申し上げ、皆さまのご理解を賜りたいと存じます。 はじめに、練馬光が丘病院について申し上げます。 本年4月1日に、日本大学医学部付属練馬光が丘病院の後を引き継ぎ、公益社団法人地域医療振興協会練馬光が丘病院が開院いたしました。 開院にあたり、区と地域医療振興協会は、区民の皆さまに安定した医療を提供し、地域医療を充実することを目的とした基本協定書を取り交わしました。この協定書に基づいて、練馬光が丘病院は、地域に医療を提供する中核的な役割を果たす病院として、練馬区内の医療提供体制の向上を図るために、救急医療や小児医療、また、周産期医療や災害時医療を重点医療として実施することとしております。 救急医療については、東京都が指定する「休日・全夜間診療事業」の指定を受け、24時間対応の二次救急医療機関として、内科、外科、小児科の休日・全夜間診療体制を確保し、開院当初から救急車の受入を行っております。 小児医療については、小児科医師による24時間対応の診療体制を確保しており、今後、区および区内の医療機関の実施する小児救急医療事業にも積極的に参加することとしております。また、周産期医療については、体制を充実するとともに、区内の診療所と連携し、周産期セミオープンシステムを実施してまいります。また災害時医療については、東京都の災害拠点病院の指定を受け、災害時における傷病者の受入および医療救護班の派遣等、災害時の拠点病院としての必要な医療救護活動を行っていくこととしております。 練馬光が丘病院では、さらに、開かれた病院として様々な意見を病院運営に取り入れ、区の中核病院としての役割を担うために、区民、区議会議員、医療関係者、学識経験者などで構成する病院運営に関する協議会を設置することといたしております。 また、医療体制につきましても、医師、看護師をはじめとする医療従事者のさらなる確保を図り、充実していくこととしております。 今後、区は、地域医療振興協会と協力して、医師会や地域の病院、診療所などと連携を図りながら、区民の皆さまが安心して医療が受けられるよう、引き続き取り組んでまいります。 次に、地域医療の課題解決に向けた対応について申し上げます。 区民の生命と健康を守るために、誰もが安心して医療を受けられる環境を整えることは区政の最も重要な課題であります。しかし、練馬区の地域医療は、病床数や医療機能が十分とは言えない状況にあります。そこで私は、区内に3箇所しかない200床以上の規模の病院を、区西部地域に新たに2箇所整備し、急性期から回復期、維持期にわたって切れ目のない医療が受けられる環境を整える、5病院構想の実現を目指しております。 新病院の整備を実現するためには、まず東京都保健医療計画に基づき病床の配分を受ける必要があります。しかし、練馬区の属する区西北部二次医療圏においては、現在、既存の病床数が基準病床数と、ほぼ同数となっていることから、一定規模の病床の配分を受けることができない状況にあります。そこで私は、今年度、同計画が改定されることに鑑み、基準病床数の増加や二次保健医療圏内の病床数の偏在是正などを求め、国および東京都に対し、要請を行ってまいります。また、要請内容は各二次保健医療圏に共通するものであることから、練馬区と同様の課題を抱えている区に連携を呼びかけております。今後もあらゆる機会をとらえて、粘り強く働きかけてまいります。 また、地域医療の充実のためには、病床の確保に加えて、地域における医療連携体制の構築や医療と介護、医療と保健の連携も大きな課題であります。現在、これらの課題に取り組むための基本となる、練馬区地域医療計画の策定を進めております。本年4月に開院した練馬光が丘病院の管理者にも計画策定検討委員会に加わっていただいており、同病院の地域医療における役割や将来計画も含め検討を行ってまいります。今後、本年11月には素案としてまとめ区民の皆さまや区議会のご意見をいただいたうえで、平成24年度末までに、計画を策定する予定であります。 今後とも私は、区民の皆さまが安心して暮らせるよう、地域医療の確保と充実に向けて、全力で取り組んでまいります。「小児医療」は詳しく触れている一方、 都合の悪い『産科医療問題』をスルーしているところなどは、 さすがは政治家と言うべきところなのでしょうか… これがもし、「日大光が丘病院を守り、地域医療振興協会には『区西部地域』に新たに来てもらった」
のだったならば、批判はほとんど出なかったはずなのにね… |
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