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無理な移植で夫死亡と提訴
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20121009-1030418.html2012年10月9日23時51分 日刊スポーツ 無理な生体腎移植手術を受けた夫(当時67)が死亡し、臓器を提供した自分も重度の障害が残ったとして、福岡県内に住む女性(63)とその子ども2人が、手術をした病院を運営する医療法人沖縄徳洲会を相手に、約1億円の損害賠償を求めて松山地裁に提訴したことが9日、女性の関係者への取材で分かった。 訴状などによると、夫は2009年8月、沖縄徳洲会が運営する愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院で、女性が提供した腎臓を移植する手術を受けた。 しかし、夫は当時、慢性腎不全やC型肝炎などを患っており、移植手術後に状態が悪化する可能性が高かったと指摘。手術には不適応だったにもかかわらず、実施に踏み切った結果、約1カ月後に急性肝不全で死亡したと主張している。 また、女性も腎臓の提供手術を受けた翌日から計3回の肺血栓を発症し、心肺停止状態にも陥った。その後、意識は回復したが、高次脳機能障害となって、歩いたり、会話したりすることができない状態となった。 女性側は、無理な手術をしたことや、手術中に血栓を予防する措置を取らなかったために、健康だった女性に重い後遺症を残すことになったと訴えている。 移植手術を実施した宇和島徳洲会病院は「詳細はまだ分からない」とコメントしている。(共同) お亡くなりになった男性のご冥福と、腎臓を提供した女性のご回復をお祈りします。m(__)m わざわざ福岡から宇和島まで行って移植をした訳ですから、 (ご本人は?)それだけ移植を熱望されていたのでしょう。 (地元の病院に断られた可能性もありますね) それよりも私が問題視しているのは、ドナーである女性に起きてしまった合併症や後遺症です。 女性も腎臓の提供手術を受けた翌日から計3回の肺血栓を発症し、心肺停止状態にも陥った。今回は、病腎移植ではありませんが、宇和島徳洲会病院での手術における、「ドナーの安全性」はかねてから懸念されていました。 病腎移植 「ドナーの安全性」「移植の公平性」専門家会議で意見噴出 2012.8.23 21:21 MSN産経ニュース 腎臓がんの患者から取り出した腎臓を別の腎臓病患者に移植することは、最先端の医療として認められるのか。病腎移植を推進する徳洲会グループと、反対する学会側が対立する中、下された判断は「医学的、倫理的にも課題がある」というものだった。 専門家会議で特に問題視されたのが臓器提供者(ドナー)の安全性だ。 病腎移植の移植対象臓器は、がんの大きさが直径4センチ以下の「小径腎腫瘍」と診断された腎臓。しかし、学会は「がんと診断されても、実際に手術を行って良性腫瘍と判明するケースが10〜20%ある」と主張する。会議出席者からも「手術前にどう良性腫瘍を除外するのかが不明確」「提供後にドナーの容体がどうなったかのデータが不十分」などの意見が噴出した。 倫理面の課題も大きい。移植医療では、移植患者選定の公平性や透明性が重要視されるが、会議では、徳洲会グループの病院で透析を行う患者に優先的に移植を実施している実態などが問題視された。 宇和島徳洲会病院は平成18年と昨年の2度にわたり、臓器売買事件の舞台にもなっている。ある医療関係者は「こうした問題が次々にでてくれば普通は何らかの倫理上の問題があると考える。この点をクリアしないで移植医療ができるのか」とする。 もっとも、病腎移植が注目される背景には、提供される臓器が極めて少ない深刻な現状がある。 日本臓器移植ネットワークに腎臓移植の希望登録をしている患者は約1万2千人いるが、昨年1年間に移植を受けたのは211人。慢性的に透析を受ける患者は30万人を超える。日本移植学会理事の相川厚東邦大教授は「今後、死体腎移植や脳死移植への理解を深めてもらえるよう、真剣に考えていく」と話している。http://sankei.jp.msn.com/life/news/120823/bdy12082321220004-n1.htm 今回、ドナーである女性に起こってしまった不幸な合併症は、 この報告書にあるように、 腎静脈は下大静脈の壁を切除し、移植時に吻合しやすいように意図している。などの、「ドナーの安全性」を無視した宇和島独特の術式が招いたのではないかと、私は愚考します。 |
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2012年10月12日
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