うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]


EPA介護福祉士のマッチング改善に意欲−合格後帰国受け、小宮山厚労相
医療介護CBニュース 5月8日(火)14時43分配信
 
 厚生労働省によると、経済連携協定(EPA)に基づいて来日し、2012年の介護福祉士国家試験に合格した36人のうち、2人が既に帰国し、4人が帰国の意向を示している。これについて、小宮山洋子厚労相は8日の閣議後の記者会見で、「家族の看病など、入国した時に予期しないことでの帰国は、やむを得ない面もある」と述べた一方で、合格後も就労することを前提に、研修費用などを負担する施設に配慮し、候補者と施設間の、受け入れ時のマッチングの改善に意欲を示した。

 EPAに基づき、インドネシアなどから介護福祉士候補者を受け入れる際は、就労条件などを参考に、まず候補者が就労を希望する受け入れ施設を順位付けする。施設側も、候補者の学歴や職歴などの情報から、受け入れを希望する候補者に順位を付け、両者を基にマッチングが行われている。
 12年度からは、候補者が合格後に帰国を考えているかどうかが前もって分かるよう、施設が順位付けする上での情報に、候補者の合格後の就業意向が追加されている。

 会見で小宮山厚労相は、合格後に帰国の意向を示しているのが「最初に(合格後の就労意向の)確認がなく入った方たちだと思う」と述べ、12年度からの取り組みでは、合格後の帰国を抑制する見通しを示した。その上で、「今後ともマッチングの改善には努めていきたい」と述べた。

こういう記事もありました。
小手先の改革にこだわるのは、利権が絡んでいるのでは?と私でも思います。

根本が間違っている「外国人介護士」問題
フォーサイト 4月13日(金)14時9分配信

 3月28日、36人の外国人「介護福祉士」が誕生した。経済連携協定(EPA)に基づきインドネシアなどから来日している95人が初の国家試験に挑んだ結果である。合格者は今後、日本に永住して仕事を続けることが許される。
 外国人受験者の合格率は38パーセントと、日本人を含む全体の合格率64パーセントと比べて低かった。来日から3年で試験に挑んだ彼らには、日本語が壁となったのは明らかだ。とはいえ、厚生労働省も「予想以上」と認める合格率である。やはり3月に発表された看護師国家試験では、同じくEPAで来日した外国人の合格率は、わずか11パーセントに過ぎなかった。
「予想以上」の合格率には理由がある。今回の介護福祉士の試験では、難しい漢字に平仮名が振られた。そして日本人の合格率も例年より15ポイントほど上がっている。つまり、試験自体の難易度が下がっていたのだ。2009年からEPA枠の外国人が受験している看護師試験では、ほとんど合格者が出ない状況にマスコミなどから批判が相次いだ。介護士までも大半が受験に失敗して強制帰国となれば、送り出し国からも不満が出かねない。そのことを恐れた厚労省が、難易度を操作した可能性が高い。
 
■合格者数十人は「誤差の範囲」
 外国人介護士の受験結果は、マスコミでも大きな注目を集めた。合格発表翌日の29日から4月2日までに、全国紙5紙が揃って社説で取り上げたほどだ。「外国人介護士が活躍する国に」(日経)、「看護師・介護士 意欲ある外国人に門戸は広く」(読売)、「外国人介護士 春、さらに門戸を開け」(毎日)といった見出しからもわかるように、現行スキームでの受け入れ拡大を望むものばかりである。さらに合格者が増えるよう政府を挙げて日本語の学習支援も強化せよ、という論調も目立った。だが、それは全く的外れな主張でしかない。
 EPAでの外国人介護士・看護師の受け入れが始まる前年の07年、筆者はフォーサイト誌で「2010年の開国 外国人労働者の現実と未来」という連載をスタートし、その中で繰り返し外国人介護士の問題をルポしてきた。そして09年には拙著「長寿大国の虚構 外国人介護士の現場を追う」(新潮社)で、受け入れスキームの欠陥について指摘した。本で強調したのは、外国人介護士らの必要性について議論もなく受け入れを始めた結果、税金の無駄遣いと官僚利権の拡大を招いている点だ。現状での受け入れを歓迎している現場の声は皆無に近い。しかし新聞では、スキームの根本的な見直しを求めるような報道は全くなかった。
 数十人の単位で外国人が国家試験に合格しようと、近い将来、数十万人単位の人手不足が見込まれる介護の現場にとっては誤差の範囲の話でしかないのだ。その裏で、外国人介護士・看護師の受け入れには今年度だけで約6億円の税金が投入される。大半が国家試験合格のための「対策費」だが、それでも過半数の介護士たちは試験に落ちて短期間で帰国してしまう。これを「税金の無駄遣い」と感じるのは筆者だけだろうか。

■ホステスの代わり?
 そもそも、なぜ外国人介護士・看護師の受け入れは始まったのか。
 介護士らの受け入れは2006年、当時の小泉純一郎首相とアロヨ・フィリピン大統領がEPAに合意して決まった。さらに翌年には、安倍晋三首相がインドネシアとの間で、同じくEPAを通じての受け入れを決める。ただし、当時から日本政府にビジョンなど全くなかった。介護や看護の現場のニーズとは無関係に、単にEPA交渉を有利に運ぶためだけに相手国が求める「出稼ぎ」を認めただけなのである。
 日比両国がEPAに合意する前年の05年、日本はフィリピン人ホステスに対する興行ビザの発給を事実上停止した。米国などの人権団体から「人身売買の温床」との批判が出たからだ。その結果、ピーク時には10万人近くが来日していたフィリピン人女性が出稼ぎの手段を失った。そこでフィリピン側が交渉中だったEPAを通じ、ホステスの代わりとして介護士らの受け入れを求めたのだ。
 慌てたのが、介護・看護行政を統括する厚労省である。外国人労働者の受け入れに消極的な同省としては、何とかして介護士らの就労長期化を阻止したい。そこで「来日から4年以内で国家試験に合格できなければ強制帰国」という極めて高いハードルを設けるのである。

■受け入れ施設が増えない理由
 当時から厚労省は、外国人介護士らの受け入れは「労働力不足の解消とは無関係」というスタンスだ。しかし、日本人の人手不足が深刻化している介護の分野では、外国人介護士を切り札として期待する声も強い。また、中央省庁の間でも、厚労省とは違い経済産業省や外務省は受け入れに積極的だ。つまり、官民の間のみならず、省庁間でも意思統一がないのである。その結果、極めて中途半端な形で受け入れが始まってしまう。
 計画では、当初の2年間でインドネシアとフィリピンからそれぞれ1000人ずつの介護士・看護師を受け入れるはずだった。だが、受け入れ開始から4年が経っても、その数は達成されていない。厚労省の定める条件が余りに厳しく、受け入れに手を上げる介護施設や病院が集まらないからだ。
 外国人介護士らを受け入れる場合、施設は斡旋手数料や日本語研修費として1人につき60万円程度が必要になる。また、外国人に支払う賃金は、たとえ日本語が不自由でも日本人と同等以上と決まっている。そうした金銭的な負担をしても、国家試験に不合格になれば短期間で人材を失うことになる。これでは受け入れに二の足を踏むのも当然だ。厚労省は何とか受け入れ施設を増やそうと、日本語の学習支援という名目で介護士1人につき年23万5千円をバラまく愚策も始めているが、それでも受け入れ施設は増えていない。

■太るのは官僚ばかり
 唯一、現行スキームに満足しているのが官僚機構だ。厚労省の天下り先である社団法人「国際厚生事業団(JICWELS)」は介護士らの斡旋を独占し、施設から1人につき約16万円の「手数料」を徴収している。経産省や外務省の関連機関は介護士らの日本語研修を担い、厚労省と「受け入れ利権」を分け合っている。
 一方、介護士らの受け入れに費やされた税金は、08年からの合計で約80億円にも上る。その一部は、日本語研修を担う官僚の天下り機関に還元された。ただし、税金を遣って教育しても、国家試験に不合格となれば無駄な投資となる。これまでの合格者は看護師と介護士を合わせて104人。つまり、1人を合格させるために8000万円近くかかった計算だ。
 小宮山洋子厚労相は先日、国家試験で全ての漢字に平仮名を振り、外国人に限って試験時間を延長するように指示した。マスコミや世論を意識しての発言である。だが、外国人介護士・看護師の必要性を真正面から議論することを避け、小手先ばかりの対策を講じても全く無意味なことだ。
 いま必要なのは、10−20年後を見越した議論である。介護や看護の分野に外国人は必要なのか。そうだとすれば、どれだけの数を、どこの国から受け入れ、どんな役割を担ってもらうのか。そこを固めたうえで、どうすれば優秀な人材が確保できるのかという話を始めるべきである。

■スキームの見直しを
 多額の税金を遣わなくても、優秀な人材を集める方法はある。例えば、日本語研修のやり方だ。現在は来日前後に半年間、介護士らに日本語研修を課した後、語学レベルに関係なく一斉に施設や病院で仕事を始めることになる。だが、語学は個人差が大きい。来日前に一定レベルの日本語習得を義務づけ、基準に達した者だけに来日を許可すべきだ。日本語研修は天下り機関が担うのではなく、現地の看護学校や大学と連携して進める。
 その点だけでも改めれば、たとえ税金を遣っても費用は格段に安くすむ。外国人だけ試験時間を延長するといった姑息な措置を講じなくても、国家試験に合格する可能性もずっと高くなるだろう。加えて、JICWELSによる法外な斡旋手数料もなくせば、受け入れを希望する施設も増えることは間違いない。
 インドネシアとフィリピンに加え、日本はベトナムからの介護士・看護師の受け入れにも合意している。今後も外国人の受け入れは拡大することが見込まれる。手遅れになる前にスキームの見直しが必要である。
 民主党は「税金の無駄遣い」や「官僚支配」の見直しを掲げ、政権交代を果たしたはずだ。外国人介護士らの受け入れ問題でも、原点に戻って抜本的な改革を望みたい。

ジャーナリスト・出井康博 Idei Yasuhiro

Foresight(フォーサイト)|国際情報サイト
http://www.fsight.jp/

いま必要なのは、10−20年後を見越した議論である。介護や看護の分野に外国人は必要なのか。そうだとすれば、どれだけの数を、どこの国から受け入れ、どんな役割を担ってもらうのか。そこを固めたうえで、どうすれば優秀な人材が確保できるのかという話を始めるべきである。

確かにそういう議論は聞いたことがありませんね…

個人的には、昨日の記事のような「パラサイト中年」を活用し、
終末期医療を見直せば外国人介護士・看護師は不要だと思っていますが、
さらなる議論が必要だと思います。

インドネシアやフィリピンやベトナムでも、いずれは高齢化は進む訳ですし、
特に介護の分野では、生まれ育った言語や風習の違いを乗り越えるのは非常に大変だと、
私は思うのですが…

全1ページ

[1]


.
さすらい泌尿器科医
さすらい泌尿器科医
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

ブログバナー

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

検索 検索

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事