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病腎移植「先進医療なら将来に禍根」−移植学会などがけん制
医療介護CBニュース 8月16日(木)20時30分配信 日本移植学会(高原史郎理事長)など5学会は16日に記者会見し、小径腎がん患者をドナーとする病腎移植の先進医療適応について、「先進医療として国が認めるならば、取り返しがつかない失態を演じることになる」などと、あらためて反対を表明した。厚生労働省の先進医療専門家会議が23日に開催されるのを前に、5学会としてのメッセージを発信し、けん制する狙いもある。 5学会は、日本移植学会のほか、日本泌尿器科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本臨床腎移植学会。小径腎がん患者をドナーとする病腎移植の先進医療適応をめぐっては、早期適応を求める医療法人沖縄徳洲会などと、5学会の間で、意見の応酬が続いている。5学会は8日、小宮山洋子厚労相に対し、医療法人沖縄徳洲会の見解には「重大な問題点がある」として、声明文を提出している。 記者会見で日本移植学会の高原理事長は、「先進医療は一度申請されると、比較的短期間で決まってしまう。わたしたちはドナーサイドの危険性を非常に重く考えている。厚労省が先進医療に認めたら、腎臓を摘出された患者や、その家族が訴えた場合も想定しておくべき」と述べ、慎重な対応を求めた。 この日の反対表明では、患者であるドナーが不利益を被る可能性が高いと指摘、腎がんと診断しても、10人に1人から2人の割合で良性腫瘍であり、腎臓が不必要に全摘される医療の正当性はありえないとしている。 病気腎移植「適切な医療ではない」…5学会声明 読売新聞 8月16日(木)20時51分配信 がんで摘出した腎臓から病巣を除き別の腎臓病患者に移植する「病気腎移植」について、日本泌尿器科学会や日本移植学会など関連する5学会は16日、「先進医療に認めるべきではない」とする声明を発表した。 学会側は、〈1〉日本泌尿器科学会の指針が守られずに腎臓が摘出される恐れが高い〈2〉患者の精神状態を考えると、医師の十分な説明や患者の理解が難しい――などを理由に、「適切な医療とは言えない」としている。 病気腎移植については、宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)が昨年10月、費用の一部に健康保険が適用される先進医療を国に申請したが、書類不備で差し戻され、今年6月に再申請した。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120816-00001163-yom-sci 「少しでも提供臓器数を増やす為に、病気腎移植の推進を」という意見も一理ありますが、 私もあまり賛成できません。 わたしたちはドナー(提供者)サイドの危険性を非常に重く考えている。以前の記事にもありますが、やはり私にも、万波先生のやり方は、 レシピエント(受容者)のことしか考えていない、「病腎移植」ありきの腎臓提供手術に思えるのですよね…大きい腎臓がんなら、再発のリスクが高くレシピエント(受容者)が危険ですし、 (「それでもいいから腎臓が欲しい」(透析から逃れたい)と言われると、返答に困りますが…) 小さい腎臓がんや良性腫瘍なら、腎臓部分切除もしくは経過観察をするのが普通です。 高齢者で手術時間を短縮する為に、腎臓を全部取ることがないとは言えませんが、 そういう腎臓は移植には適さないはずです。 また、私の10数年の泌尿器科医としての経験上、 「この摘出した腎臓、移植に使えたのになあ」と思ったことは、ただの一度もありません。 今後の可能性がないとは思いませんが、 聞き及ぶ手術方法などを含めた万波先生のやり方には、私も賛同できませんね。 |
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2012年08月17日
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