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家庭医増に各科の医師数制限必要か議論−プライマリ・ケア連合学会夏セミでシンポ
医療介護CBニュース 8月6日(月)21時54分配信

 日本プライマリ・ケア連合学会の学生・研修医部会の夏期セミナーは最終日の6日、日本や英国で活躍している現役の「家庭医」4人がパネリストとなり、「これからの日本の家庭医療」と題したシンポジウムを開催した。この中で、「家庭医療」に従事する医師を増やすため、診療科目ごとの医師数に制限を設けることの是非について研修医から質問があり、パネリストがそれぞれの見解を示した。

 英国で家庭医療専門医になった澤憲明氏は、医療に掛かる費用の多くを公費で負担しているにもかかわらず、診療科目ごとの医師数などが公的に管理されていないことが日本の特徴と指摘。その上で、後期研修で家庭医療の道に進む医師数に制限を設けている英国では、「だいたい2人が1つの枠を争っている」と述べ、海外での家庭医療の人気ぶりをアピールした。
 また、北海道家庭医療学センター理事の松井善典氏は、「どれくらいの(家庭医療に従事する)医師が必要かを出すための医療政策のデータは、この国にない」として、家庭医療に従事する医師の必要数を割り出すための調査から入るべきだと訴えた。

 東大医学教育国際協力研究センター講師の孫大輔氏は、「制限という形でのコントロールはあまり好きではない。『かっこいいから、なりたい』というポジティブなインセンティブがいいと思う」と述べた。
 三重県立一志病院の家庭医療科に勤める矢部千鶴氏も、「国民の理解が実現した上で、(医師の診療科目の)コントロールは初めて効くと思う」と述べ、国民全体への働き掛けの重要性を強調した。

 今年で24回目を迎える「学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー」には、200人を超える医療系学生や研修医が参加。4日から6日までの日程で、家庭医療の意義や、家庭医療に必要な診断能力について、全国で活躍している家庭医らから講義を受けた。【佐藤貴彦】

後期研修で家庭医療の道に進む医師数に制限を設けている英国では、「だいたい2人が1つの枠を争っている」

英国の医療の現状をちゃんと説明して欲しいものですね。

最大の理由は家庭医の方が収入が多いことだとか…
家庭医の平均年収2600万円、という記事もありました)

これは2002年の記事ですが、今も大差ないはずです。
イギリスでは病気になった場合にはまず登録している家庭医General Practitioner(GP)にかかり、GPが必要と判断した段階で公立病院へ紹介される形になります。

まず、GPに予約をとるだけで時間がかかるのが現実です。また登録していないGPにはかかれません。
こんな絶大な権限を持つGPと、
他の専門医の顔色をうかがっている日本の総合医を比較しても意味はないでしょう…

国民の理解が実現した上で、(医師の診療科目の)コントロールは初めて効くと思う

上記のイギリスのようなアクセス制限が、
国民や「たらい回し」を連呼するマスコミに受け入れられるとは、私には思えませんがね…

ちなみに、三重県立一志病院とは内科(家庭医療)のみに特化した病院のようです。

公立病院とは思えない割り切りっぷりに、私はちょっと驚きました。
(県庁所在地の津市だから許されるのでしょうかね?)


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