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生体腎移植ドナー死亡 浦添の病院「原因分からず」
お亡くなりになった女性のご冥福をお祈りします。m(__)m沖縄タイムス 4月19日(金)9時28分配信 浦添市の八重瀬会同仁病院は18日、生体腎移植で提供者(ドナー)の女性(65)が、13日の摘出手術中に大量出血し、死亡したと明らかにした。下腹部を切開して執刀医が手を差し込み、腎臓を取り出すための準備作業中に出血したといい、専門家は血管を傷つけた可能性を指摘する。日本移植学会によると、生体腎移植は国内で約2万件実施されたが、提供者の死亡は初めてという。 記者会見した山内英樹院長によると、女性は腎不全を患って透析中の長男(43)に左の腎臓を提供するため、腹腔(ふくくう)鏡手術を受けた。執刀した主治医(56)らが腎臓から血管や尿管をはがした後、腎臓を取り出す「トンネル」を作るために切開部から手を入れ、抜いた際に出血した。止血のため、医師の視野を広げようと腎臓を摘出したが、心臓が停止するなど容体は悪化。手術開始から約11時間後に死亡した。取り出した腎臓は長男に移植した。 日本移植学会にはメールで提供者の死亡を一報した。14日に病院内で事故調査委員会を設け、浦添署に医療事故届を出した。山内院長は会見の冒頭で「このような結果を来し、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。一方、手術前に女性の健康状態に異常はなく、死因や大量出血の原因は「特定できていない」として、日本移植学会が設ける第三者調査委員会に究明を委ねる考えを示した。当面、生体腎移植は自粛する。 主治医は生体腎移植の手術経験が長く、同仁病院では、生体腎移植が始まった2003年から、今回を含め全28例を担当した。今回の事故を受け、対外的な役職を辞退する。 生体間の臓器移植では、02年に京都大学病院で実施した生体肝移植で、提供者の女性が03年に死亡した例がある。 [ことば] 生体腎移植 腎機能が低下し透析をしているなど重い腎臓病患者の治療法として、親族らから二つある腎臓のうち一つの提供を受けて移植する手術。日本では1960年代以降、徐々に広まった。日本移植学会のデータによると、2010年は生体腎移植が1276件、死んだ人から提供を受けた腎移植が208件。 主治医は生体腎移植の手術経験が長く、同仁病院では、生体腎移植が始まった2003年から、今回を含め全28例を担当した。ベテランが起こした、避けようがなかった事故かもしれませんが、微妙に下の記事と矛盾してますし、調査委員会の報告を待ちたいと思います。 調査委設置を提案 移植学会が病院側に 沖縄タイムス 4月19日(金)9時47分配信 【東京】日本移植学会は18日、生体腎移植で提供者(ドナー)の女性が手術中に死亡したことを受け、厚生労働省で記者会見し、第三者による調査委員会の設置と速やかな情報公開をすべきだとする提案文書を同仁病院側に17日付で送付したことを示した上で「提案について学会に、調査委員会設置の要請があればすぐ対応する。早く事実関係をはっきりさせて、二度と起きないように最善の努力をすべきだ」と病院側に求めた。 会見には学会の湯沢賢治理事、江川裕人東京女子医科大教授、吉田克法奈良県立医科大教授が出席した。 同学会の提案に対し、病院側から「回答がない」と説明。病院側から同学会への報告は、手術から2日後の15日夜8時に、学会のアドレス宛てにメールで「ドナーが死亡された」という報告のみだったといい、「手術の経過やどのような態勢で手術に臨んだかの報告も受けていない。報告手順が十分、不十分というコメントはできないが、報告が『直ち』ではないのは確かだ」と病院側の姿勢に疑問を示した。 摘出ルート作る際 血管損傷か 琉大付属病院泌尿器科大城吉則准教授談話 生体腎移植手術の際には腎提供者(ドナー)の安全を最優先で行う。今回のような腹腔鏡(ふくくうきょう)下ドナー腎摘出術は泌尿器科の腹腔鏡下手術の中でも、難易度の高い手術の一つである。 腹腔鏡下で摘出する腎は下腹部を小さく切開し、そこから摘出ルートを作成して腎を体外に取り出すが、今回のケースは摘出ルートを作る際に、骨盤内の比較的大きな血管を損傷した可能性が高い。このような事例は、知る範囲では聞いたことがない。 腎移植は、心肺停止後または脳死からの臓器提供が少ない現在の状況下では生体腎移植は今後も必要である。ただ、今回の事故によって今後、生体腎移植を予定している患者さんや、ドナーを予定している方に不安を与えることになる可能性があると考える。学会や第三者委員会が事故原因を究明し、その上での対応が待たれる。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130419-00000011-okinawat-oki |
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2013年04月22日
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