「急患たらい回し」削減へ 断らない病院100カ所整備
2013年8月28日6時54分 朝日新聞
【辻外記子】厚生労働省は、急病や事故による救急患者の受け入れを断らない病院を全国に約100カ所、整備する方針を決めた。救急患者の「たらい回し」を防ぐのがねらいで、条件を満たせば、どんな状態でもいったん受け入れて対応することを目指す。来年度予算の概算要求に約20億円を盛り込み、スタッフやベッドの確保に必要な経費を補助する。
対象となるのは、入院や手術を必要とする患者を受け入れる二次救急の施設。地域ごとに受け入れ条件として「30分以上待った」や「5カ所から断られた」などのルールを決め、対象の救急患者を受け入れ、入院させたり、手当てをした後に他の施設に転院させたりする。
救急車を呼んでも、受け入れ病院が見つからず車内で待たされたり、救急隊がいくつもの病院に電話をしても断られたりするケースの減少につなげる。
人件費などを国と都道府県が3分の1ずつ補助する。希望を募り、複数の市町村を単位として、全国に344ある二次医療圏の3分の1程度、約100の医療圏に1カ所ずつ決める。
さらに、患者の受け入れ先を探す司令塔となる専任の医師を地域の消防本部に置く補助事業も展開する。
総務省によると、救急搬送数は高齢化などの影響から増加傾向にあり、2011年は前年比20万人増の518万人と過去最高を記録した。病院に到着するまでの平均時間も38・1分と、この10年で10分近く延びている。
来年度予算の概算要求に約20億円を盛り込み、スタッフやベッドの確保に必要な経費を補助する。
「対象の救急患者を受け入れ、入院させたり、手当てをした」病院や医師に、
相応の時間外手当を払うのは当然ですが、
『対象の救急患者』を待っているだけの待機時間に対しても、十分な補助をするのでしょうね?
現実問題として、この「断らない病院」に手をあげるのは、地域の公立病院が多いと思われますが、
各地で頻発している救急崩壊を更に引き起こすだけかもしれませんね…
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