うろうろドクター

日本の医療現場は、訴訟リスクにおびえ、過重労働で疲弊しています。少しでも良くなることを願ってブログを書いています。

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 東京地裁は14日、禁錮1年、執行猶予3年(求刑・禁錮1年)の判決を言い渡した。

 大野勝則裁判長は、「初歩的な過失で責任は重いが、被害者や遺族に謝罪している」と述べた。

 判決では、飯高被告は同病院の研修医だった昨年4月16日、足の痛みで検査入院した女性(当時78歳)の脊髄の造影検査を行った際、重い副作用の恐れから脊髄への投与が禁止されている造影剤「ウログラフイン」を誤って注射し、女性を急性呼吸不全で死亡させた。

 判決後の記者会見で女性の長男(52)は「本当に反省しているのか疑問。病院は事故の責任をとって安全管理体制を構築してほしい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150714-00050122-yom-soci

予想通りではありますが、残念な判決です…


m3の記事が詳しいですが、相変わらず、ご遺族は
「本当に反省しているなら、医師としての仕事は一切やらない、医療に従事しないでもらいたいと訴えた。ただ、今でも大学病院で研究職をしている。反省しているなら、医師免許を返上して、医療の現場からは離れてもらいたい」(次男)
http://www.m3.com/news/iryoishin/339845

などと言ってるそうです…


このように、単純過失で個人への責任追及をしても、
システムエラーの改善にはつながらず、同じような事故は続いています。

怒りに燃えるご遺族が、そのことを理解できないのは仕方がありませんが、
裁判官がそれに迎合し、厳しい判決を出すようでは困りますけどね…

私は、こういう辛い経験をした医師は、より慎重に勉強熱心になって戻ってくると思いますので、
(医業停止が明けてからの)彼女の今後の医師としての未来を、応援させていただきます。


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ちなみに、首ひねり事件求刑は同じく禁錮1年だそうです…
嘆息が出ます…

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