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1週間後の再診察。医師は組織検査の結果を告げると、すぐに手術の手続きを進めようとした。日取りもすでに決まっている。拙速な対応に不安を感じた玲子さんは、いったん退室。廊下で夫(68)に相談のメールを送ると、「手術はするな」と返信が届いた。夫と1時間ほどやり取りを続けたが結論は出ず、その日は手術の仮予約だけして帰宅した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150210-00000014-mai-soci玲子さんの手術をめぐり、夫や長女(42)、長男(38)、兄弟らが集まり家族会議を開いたが、夫だけが猛反対した。がんの告知後、夫は抗がん剤など従来のがん治療を否定する本を読んでいた。迷った玲子さんは、旧知の乳腺外科の開業医を訪ねた。セカンドオピニオンを受けるつもりではなく、ただ相談しようと思った。開業医はエコー検査後、すぐに手術はせず、経口剤によるホルモン治療で経過観察することを勧めた。 年齢を考えれば手術は避けたいし、夫の気持ちにも添いたい。開業医の言葉が背中を押した。 「手術を受けるのはやめようと思います」 数日後、診察室で玲子さんは主治医に伝えた。夫の反対や、ほかの医師の診察を受けたことも話した。主治医は一瞬、驚いた様子だったが、パソコンに向き直ったまま「廊下で待つように」と言った。 看護師から同意書を渡されたのは、その直後だった。玲子さんは戸惑いながらもサインに応じるしかなかった。「看護師からは何の説明もなかった。同意書を取られる理由も理解できないまま、気がつけばサインをしていました」 自らが行なえる『標準治療』の方が、明らかに良いと信じるならば、 なるべく多くのご家族を巻き込んで(この場合は、長女・長男など)、必死に説得すべきです。 その結果、「手術を拒否」というご家族の結論が出たら、それは尊重すべきです。 (説明した方の脱力感は、半端ないですが…) 説得の努力を怠り、まだ2回目の診察時にもかかわらず、「治療拒否」の同意書を患者さんに渡してしまうのは、同業者としていかがなものかと思われます。そして、患者さんやご家族が翻意したり、『転移・病状の悪化時および緩和治療』が必要になったら、 (苦々しく思いながらも)受け入れる度量を持ちたいものです… 一番悪いのは、辛い治療を止めて放置しろと囁く近藤誠なのですから… |
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2015年02月10日
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